岸田政権は支持率を下げる事が目標なのだろうか?
ここ最近、政権は発したメッセージは以下だ。
1.防衛費拡大に伴う増税方針
2.韓国政府に対して、過去の政府談話を継承する立場を改めて説明して「痛切な反省」と「おわびの気持ち」を示す方向で検討。
3.韓国のホワイト国の再認定方針へ舵を切る可能性を示唆。
4.息子秘書官のフジテレビ側への情報漏洩疑惑。
5.ウクライナへの訪問の可能性を事前漏洩。
6.首相の地位でありつつ派閥会長に留まっている。
増税については2022年の参議院選挙前には全く言及しておらず、完全に政権側の
独裁的な方針決定だ。
まだ経済が冷え切っている段階で増税を示唆するだけでもマイナスなのに、岸田政権や補佐官たちはマクロ経済を全く理解出来ていないのだろう。
韓国側に関する件は、現状において全くあり得ない方針で、ホワイト国の再認定方針や「痛切な反省」と「おわびの気持ち」を示す方向なんてこれまでの経緯を見ても検討することすらあり得ない。
今までの経緯を知らないのか?と思うほどだ。
ウクライナへの訪問の可能性を読売新聞に事前漏洩している点は、安全保障的な観点からも先進国ではあり得ない。
情報管理が全くなされていないと言える。
首相の地位でありつつ派閥会長に留まっている点は、菅元首相のラジオでの発言だが、自民党内でこうしたマグマが溜まり始めている兆候と見ていい。
岸田政権の寿命はそろそろ着きかけているかもしれないが、次の総理候補が見えない中、菅さんならという空気はあるのかもしれない。