2022年も間もなく終わる中、

私はドス黒いほどの孤独感の中で生きている。

 

まず、間もなく母が亡くなる。

母は田舎の病院で独りで最期の時間を戦っている。

幸い、兄が面倒を見てくれているが・・。

 

何時その時が来てもおかしくない中、

来年早々、病院での面会が叶う事になり、

会社に有給申請をした。

上司はメール返信の中で、

シフト決定後の有給取得を控えてくれと言われた。

メールにはあえて理由を書かなかったが、

これは

数日前のWEB会議上で母の事を共有してあり、

予断を許さないので、ご迷惑をお掛けするかもしれないが、

よろしく頼みます、ということを伝えていたからだ。

 

当初、返信を読んで上司には想像力や理解力が無いのか?と思った。

私が急な有給申請をするとしたら、

母の事以外にないくらいは自然と判るだろうと思ったが、

どうやら上司にはその回路が無かったらしい。

私がスキーにでも出かけると思ったのだろうか・・・。

 

まあ、人間だからそういう事もあるだろう。

 

CCも入っているメールに何度も自分事の説明を入れるのは

流石にクドイと思ったので、敢えて書かなかった。

まあ、コミュニケーションとは面倒で難しい。

 

相当丁寧な言い方と説明で返信内容への「違和感」を伝えた。

その後、上司はその点について謝罪をしてきた。

 

正直、自分の辛さを誰とも共有出来ないのは、

ドス黒いほどの孤独感だなあ・・と思っている。

 

大都会のど真ん中で独りぼっちだ。

 

それでも生きて行かねばならない。

 

そう思っている。