韓国の方々と仕事をした日本人が共通して抱く韓国人の印象には共通項がある。

それは、自分の方が立場が上だと思い始めると手のひら返しをし始める、というものだ。

つまり自分と相手を上下で測るという訳だ。

(彼らの名誉のために云っておくが全員そういう人達ではない。但し、程度の差はあるが結構な割合でこういう人達出会う)

 

こうした態度は、地位や金を得ると特に顕著になる。

いわゆる学歴でエリートの地位を得た以外の韓国人にとって、金持ちになる事は、社会的地位を得る唯一の手段なのだ。

 

韓国人のサラリーマンの多くは、40代になると殆どが早期退職者となって自営業者となる。

韓国に行くと分かるが、チキン屋(鳥のから揚げと酒を提供する店)や屋台が多いのは、そういった理由だし、自営業者の人間も、常に投資や案件を求めて駆けずり廻っている。

もちろん多くは目覚ましい成功を得られない。

それでも、成功を得られれば、金持ちとなり、エリートの一角を得る事が出来る。

 

儒教思想が染みついている韓国人にとって、人間関係を上下で測るのは普通の感覚なのだ。

エリートの一角を占めた人間は、自分より下の人間を見下す。

日本人から見てキョトンとする一面だろう。

逆を言えば、弱くなると擦り寄ってくることも忘れてはならない。


また、過去の罪を一切清算しないという考え方が根強い。

特に日韓併合にしても、条約を締結しているにも関わらず、度々難癖をつけてくるのは、日本が韓国を併合した事は罪であり、その罪は永遠に許される事がなく、永遠の謝罪が必要だと、本当に考えているからに他ならない。

 

従って、一旦罪を認め、謝罪をした者は、永遠に謝罪相手に責め続けられ、許される事はない。
極端な言い方になるが、韓国人への謝罪は、罪人であることを自ら認めると同時に、
永遠に続く謝罪の始まりなのだ。
罪を犯した者は永遠にその罪を背負い、死んだ後もその罪が消える事もない。
儒教の親玉である中国も同様。

これまで日本人は、韓国人の「謝罪」の意味を正確に理解しておらず、それはすなわち韓国人を理解出来ない根幹的なものだ。

日本の謝罪は「過去を水に流す」と考える。これは神道的発想であり、我々日本人にはそれが定着している。
しかし韓国は謝罪は罪人と認めた事であり、罪人は永遠に罪人として扱われ、水に流す事がない。

韓国側が決めた事を何度も蒸し返すのは、こういう思想背景があるからだ。

雑学的な話だが、韓国の法律には、過去の歴史上の人物を評価や評論する際、その内容を歴史上の人物の遺族が不適切と考えた場合、評価や評論した人間を裁判に訴える事が可能だ。

こんな法律は全くのナンセンスだが、これだけを見ても、韓国が歴史を客観的に評価出来ない国だと分かるだろう。

 

また、韓国併合時、韓国人の識字率は10%程度だった。また使っている言葉は、中国語(漢文)で、主に両班たちだけで通用していただけだった。

従って当時の明治政府は、現在のハングル語があることを知り、それを国民の共通言語として採用し学校を作って普及させたのが歴史的事実だ。

 

今の韓国人にとっては不都合な信じるだろうが、歴史経緯は変えられない。

別段、日本人が今の韓国人のハングル言語の普及の元を作ったから偉いだろう、などという幼稚な事を言いたい訳じゃない。

 

要するにどの国にも、自分たちに不都合な事実はあり、その上に今日があることを忘れてはならない、という事なのだ。

 

 韓国が日本に対して抱いている迷惑なライバル意識は、1905年の韓国併合以降、恐ろしいほど細胞に染みついている。
また現在の韓国の独立は、大東和戦争の日本敗北によってなし崩し的に起こったため、自力で勝ち取っていないという負い目がある。

近年、GDPで日本に迫り、やがて追い抜く事が視野に見えてきた今日、遂に、日本を下に見下げるチャンスが来たと感じているに違いない。

 

かたや日本人は、長期的視野で人間関係を見る傾向があるため、一喜一憂しない。
生きていれば良い時もあれば悪い時もある。

悪い時から復活することだってある。

だから出来るだけフラットに付き合おうとするし、上下や短期的な利害だけでみようとはしない。

 

日本人が韓国人や韓国に抱く違和感は、民族性の違いと言えば、それまでなのだが、そもそも全く別の宗教に属している民族と言った方がいいだろう。

 

今後、韓国は、経済を拡大させながらも、様々な爆弾の処理を迫られる。直近では、不動産バブルが崩壊過程に入っており、このインパクトは、必ず韓国経済を疲弊させ、その政治的余波を日本が受ける事は必須だろう。

 

 

(参照:デイリー新潮/鈴置高史)

 

韓国ドラマやK-POPの普及は、隣国を知るための良い機会で、日本人の多くがそれを楽しんでいるだろう。

しかし、実は日本のドラマコンテンツは、韓国の地上波で一切放送出来ない。こういう不都合な事実を殆どの人は知らない。

相互主義的に言えば、日本は韓国ドラマを輸入しすぎだし、放送で使い過ぎなのだ。

また反日教育は学校で日常的だし、政治家は親日を語ればキャリアが終わる。

 

それでも何故韓国人が日本に観光に来るのかと言えば、単に彼らの実利的な目的に合っているからだ。

実利的メリットがあれば、彼らは躊躇しない。

 

このダブスタのメンタルは理解しにくいが、これが韓国人の特性とも言える。

 

実に分かり憎い人たちだ。