米中外交トップ会談始まる。
ブリンケン国務国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は18日、中国の外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員、王毅国務委員兼外相と米アラスカ州アンカレジで初の直接会談に入った。
この会談を、反社会勢力風に変えてみよう。
ブリンケン: あんた達はここ最近、ワシらの縄張りやワシらの盃を受けている組に随分とチョッカイを出してるようじゃないか?
また、弱い者いじめして、人間としてやっちゃいけないような商売も手広くやってるようだな。
色々と話を聞いているが、節度を無くしてくれると、こっちも考えなきゃならんがどうなんだ。
楊: アンタらは、長年太平洋やアジア地域を自分たちのシマだと思って、アンタらに都合の良いルールで商売してきたようだが、これからもそういうわけにはいかねえんだよ。
俺たちの組も随分とデカくなって、それなりに力もついてきてるんだよ。今までとは訳が違うんだ。
王: アンタらは、俺たちをアラスカくんだりまで呼び付けておいて、まともな挨拶もできないのか?
大体俺たちがここ来る前に、また組の商売を邪魔したそうじゃねーか?
随分と礼を逸しているのはあんた達じゃねーのか?
口の聞き方を気をつけないと、そろそろ痛い目にあうぜ。
もう以前の俺たちじゃないんねーんだよ。
ブリンケン: お前たちには随分といろんなことを教えて来てやって、マズイなと思うようなことにもある程度目をつぶってきたんだ。
それをいいことにして、南沙諸島あたりに新しい島作って、そこに色々と面白いもの作ってるじゃないか。ありゃ一体何なんだ。
お前らから聞いてる話は、前の組長や舎弟達から聞いてる話と全く違うんだよ。
全部嘘っぱちじゃねーか。
楊: もし、あなた達が俺たちの核心的利益に少しでも触ろうとしたら大怪我するぜ。
香港、台湾、ウイグルの事は、全部内輪の問題なんだ。
部外者のあんたたちが口を出すことじゃねーよ。
あと、長い間自分たちの国の黒人達を散々差別しておいて、今更俺たちのことを言える柄か?
どうなんだよ?
ブリンケン: おもしれぇこと言うなぁ、あんた。
お前たちが俺たちが作ったルールを面白くないと言うのは分かったよ。
だけどなぁ、このルールを作る迄に、俺たちは、相当な犠牲を払ってんだよ。
死人もたくさん出たよ。
お前らは、ただ単に俺たちの犠牲で作ったルールに乗っかっておいしい思いしてるだけなんだよ。
その辺の身の程をよく理解して俺たちと話したほうがいいんじゃねーのか?
俺たちをないがしろにして、おいしい思いをしようと思ったら、俺たちにも覚悟があるってもんだよ。
分かってんだろなぁ?
外交って本音ではこんな感じなんじゃないでしょうか?