(前回記事)

韓国(61) 

ソウル出生率は何と0.53;終る韓国
2024-01-27

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12837904816.html

 

(今回記事)

米有名作家、韓国旅行後「世界で最も憂うつな国ですね」(1)
1/29(月) 中央日報日本語版

https://news.yahoo.co.jp/articles/795d0ed1421dd817c164eb5373244a98a8d65483


マーク・マンソンさんが韓国を訪問した後、「世界で最も憂鬱な国を旅行した」という映像を投稿した。[ユーチューブ  キャプチャー]

米国の著名な作家であり、インフルエンサーのマーク・マンソンさんが韓国を訪問した後、「世界で最も憂うつな国を旅行した」という映像を投稿して話題になった。


【写真】ソウル江南区大峙洞の塾街の様子

マンソンさんは『Everything Is F*cked』(原題)など有名な自己啓発書を執筆したベストセラー作家であり、登録者140万人を保有したユーチューブクリエイターでもある。

マンソンさんは約24分間の映像で、韓国が経済・文化的に全世界の注目を集めているが、韓国人は深いうつ病や寂しさを病んでおり、これは韓国が儒教文化の悪い点と資本主義の短所を極大化した結果だと言った。

韓国を訪問したマンソンさんは、高まりつつある韓国人の不安・うつ病と自殺率の傾向に言及し、「何が最悪の精神健康危機状況を主導するのか。どれほど強力な社会的圧力が韓国人を不安とうつ病に追い込むのかを調べに来た」と話した。

マンソンさんはK-POP、スポーツ、大企業の寮文化など韓国の各種産業に1990年代末に流行したゲーム『スタークラフト』が始めた「育成文化」が根強く位置し、競争の日常化になったと分析した。

マンソンさんは韓国で15年間暮らし、『スタークラフト』の解説者として活動しているニコラス・プロットさんに会った。 

 

プロットさんは「私がここに初めて来た時に驚いた一つが職業倫理だった。彼らはほとんど過労していたが、何も言わなかった」として「ソウル郊外のあるアパートで15~16人のゲームプレーヤーが二段ベッドを使いながらインターネットカフェと似たような環境で訓練した」と話した。

プロットさんは「すべての人が互いに押し付けてますます進化していく小さなエコシステムがあれば、韓国人が(その環境を)完全に支配する」として「自分が得意なことに専念するよう強要した後、できるだけ多くの成果を絞り出すために社会的圧力、競争を適用する公式は効果的なものと立証された」と説明した。しかし「同時に、私はそれが作り出した心理的な不振も考えざるを得なかった」と付け加えた。

『スタークラフト』の成功公式は、K-POPやスポーツなど、さまざまな分野でも続いたと、マンソンさんは指摘した。マンソンさんは「K-POPスターたちは幼いころ、オーディションを経て募集され、寮のある学校に送られる。韓国の(スポーツ)選手たちも同じだ」とし、「サムスンも会社近くの寮、食堂、病院などを用意し、職員が職場を離れる必要はない」と話した。

 

また「自分がやっていることだけに集中できる環境を作った後、彼らからできるだけ多くのことを得るために強烈な社会的圧力と競争を適用する」として「この公式は効果的なものと立証されたが、同時に心理的な挫折を招いた」と指摘した。

マンソンさんは原因を探すために、韓国の心理学者であり作家であるイ・ソヒョンさんに会った。イさんは「教育だけでなく韓国社会のすべての分野で競争が激しい。韓国には完璧主義者が多い。もし100点を取れなければ失敗したと見なされるため」とし「これはうつ病と深い関係がある。いつも失敗したと感じる」と話した。

 

イさんは「韓国戦争(朝鮮戦争)後、韓国の経済成長は本当に速かった。最も強い者だけが生き残った」とし、韓国が競争を重要視するようになった原因を指摘した。

これを受け、マンソンさんは「20世紀の韓国の経済的奇跡を見れば、野望や選択の問題ではなく生存の問題だった」とし「国を経済的に建設するために政府は残忍な教育システムを作り、それは結果的に韓国の若者たちに途方もない負担と期待を抱かせた」と整理した。

 

イさんは「6~7歳から成就に対する圧迫感が生まれる。例えば『英語幼稚園』から始まる。それが現実だ」と話し、マンソンさんは「小学校の時から大学の準備を? ぞっとする」と空しい笑みを浮かべた。

つづく

 

米有名作家、韓国旅行後「世界で最も憂うつな国ですね」(2)
https://news.yahoo.co.jp/articles/90717083195bf118def3478627547b7eb421ad71

マンソンさんは「認知歪曲」という概念について「世の中と私たちの人生を見る誤った方式」とし、「これはより大きな不安とうつ病につながる」と説明した。

また「最も一般的な認知歪曲は『全部でなければ皆無(allor nothing)』という思考だが、『Aが賢くなければ、Aは愚かなことに違いない』と考えること」とし「韓国の若者は『全部でなければ皆無』という評価を受けているようだ。メンタルヘルスの観点から良いことではない」と懸念を示した。

特に、韓国が儒教文化の悪い点と資本主義のデメリットを極大化した点が残念だとも強調した。

マンソンさんは、「儒教文化では個人がいない。すべてが家族中心だ。家族のために犠牲になればなるほど、より良い人になる。あなたが犠牲になる意志や能力が少ないほど、より多くの恥をかかされ、審判を受ける」と指摘した。

また「儒教文化ではうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような精神健康問題を共感しようとせず、むしろ人格の失敗だと判断する」と指摘した。また「これは健全な態度ではない」と強調した。

マンソンさんは「韓国は悲しいことに、儒教の最も悪い部分である羞恥心と判断力を維持しながら、最も良い部分である家族および社会との親密感は手放したと思う」とし「資本主義最悪の面である華やかな物質主義と金儲けに対する努力は採択し、自己表現能力と個人主義は無視した」と分析した。

また「このような相反する価値観の組み合わせがおそらく途方もないストレスと絶望につながるようだ」と診断した。

マンソンさんは「精神的なウェルビーイングの最も大きな部分が自分の人生の自律性と統制性、すなわち私が何かを選択できる能力だが、韓国の職場文化ではそのようにすることは難しい」として個人がいないために自律性が落ちることもまたストレスを誘発すると分析した。

その一方で、マンソンさんは「(韓国には)世界で珍しい回復弾力性(resilience)がある」とし「韓国を強くした原動力は目覚ましい経済成長や大衆文化の支配力ではない」と話した。

「韓国文化を学べば戦争と絶望の中でも常に突破口を見出してきたということが分かる」と語った。さらに、「今日の韓国の課題は変わっている。韓国人は危険な地平線から抜け出し、内面の深いところを見なければならない。それは新しい問題であり、彼らが直面した新しい実存的な挑戦」として「彼らが道を探すと信じている」と語った。

 

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