9日ぶりの大阪、思ったより朝は冷えていますね。

でも、流石、8時を過ぎたら蒸し暑くなりました。

 

(前回記事)
心の履歴(73) 

屈辱と絶望の日
2023-06-28
2008/05/09 著


https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12808440244.html

(今回記事)
2008/05/14 著


《二度目の春》
居酒屋横居ののれんをくぐると、いつもの手ぬぐい鉢巻の板前スタイルの横居さん。

「どうじゃった?」
「アカン! もう、試験、受けへん」
「もう一つあったんじゃ?」
「うん、でも行かひん」
「そんじゃ、高い受験料、もったいないさかい、受けなはれ!」

横居の奥さんは私の飲みかけのビールビンを取り上げました。「酒は飲みなさんな。そやそや、煙草も止めなはれ!」

煙草はパカパカ吸っていました。
何せ、両切りピースを日に4箱40本以上は吸っていましたから。この煙草は、実はタダ。(この話は後日)

 

ショートピース 両切りたばこ
1本あたり、タール28mg、ニコチン2.3mg

ショートピース1本で1mgのタバコ一箱超える。
https://minkara.carview.co.jp/userid/237711/blog/22070885/


当時、私の左手の人差し指と中指の付け根はこげ茶色。

ヤニとニコチンで。
街のワン公がどんなに吠えていても、私の左の指を差し出すと「クウ~ン、クウ~ン」。

私自身が自分の指を嗅いでさえも心地よいものでした。
それもそうですね。徹夜麻雀の朝は、顔が緑色でした。

10箱は吸いましたから。

その翌日の一日間だけ煙草と酒は止めてみました。
翌々日に煙草を吸いますと、頭がクラクラ。

こりゃ遺憾!
4日間、禁酒に禁煙。

仕事を休んで二つ目の受験をしました。

不思議でした。
三科目共、スラスラでした。

数学は恐らく満点だったでしょう。
脳ではタバコのヤニが神経伝達を妨げるのかも。

《再度の新入生》
D大入学式とその後の一週間程のオリエンテーションには出席しませんでした。
前の大学の時で概要は知っていますから。
受講科目の届け日の最終日に大学に行き書類を提出。

さて、いよいよ授業が始まりました。
語学の教室に入ってびっくり。

女性が多い事と、それになんとまあ、若いこと!

団塊の世代!! 

皆、背が低いし中学生のように見えました。
たった三つしか違わないのに、皆、初々しい!

それに、以前の大学では男ばっかりでしたから、眼のやり場に困りました。
原色の半袖にミニスカート。

学園の中は行楽地でした。

Gパンが流行る前の時代です。

わたしゃ、おっさん!!
アナ!照れくさや!恥ずかしや!

拠って、前の大学1年の時と違って、クラスの飲み会や行事等、一切出た事が無いのです。
無論、同じクラスの学友と称する人は一人もいませんでした。在学中。

それもそうです。

第一外国語の英語の授業出席は最初の何回かだけ。
この単位を取ったのがそれから二年後。

その時の同級生とは五歳違い。

つまり、私の高校時代でしたら、彼女等は小学5年生~中学1年生!

《独語の試験》
第二外国語は、最初の大学と同様、ドイツ語をとりました。
二回目ですから楽でした。尚、教え方は、前の大学の教授の方が上手でした。

話しは飛びますが、後期試験の前のドイツ語の最後の授業の時でした。
私は、途中睡魔に襲われ、眠ってしまい、授業が終わってから起されたのです。

そして、幾日後かにドイツ語の試験。
ナニナニ!!辞書持参だって???

何故かその日だけ、辞書を持つのが面倒になり、辞書は持ってこなかったのです。
参りました。ドイツ語での長文を読んで、設問に答えなきゃならないのです。

教授が私の席の横に立ち「君は、前回、授業に出席していたはずだね」と。
私「はい!出ていました」
教授「その時に、テストは辞書持参と言ったはずだが」

私、後ろの席で眠っていたとは言えませんでした。
こうなったら、ヤケのヤンパチ!

分からない単語は勝手に解釈し、全問、スラスラよどみなく書きました。
それが確か68点でクリアーしたはずです。
こんな事も、あるのです。

追記)2008.11.03
先月中旬秋田の田舎の空き家を整理していましたら、私の当時の成績表が出て来ました。
1971年(S46)大学四回生を終了した時点での私の単位取得状況は、合計 62単位(卒業不足単位数は80単位前後)。

尚、法学部ですから卒論は無いのです。

この時点で、第二外国語(独)が4単位(1年間)と体育実技ニ単位(二年間)残っていましたから、五回生と六回生の二年間、六歳から七歳下の女の子達(19~20歳)と一緒に授業を受けていたのです。

特に、女の子達と偶に一緒の体育の実技の時があり、その時は親父と子供の雰囲気でした。

 

ヤフブロ・コメント抜粋
2008/05/15(06:33) 。o.゚。*・★ruru★・女性
5歳年下の同級生。。同姓はともかく、異性は年下でよかったんじゃないでしょうか(笑)
テストの出来具合なんて、案外そういうものかもしれませんね^^

2008/05/15(08:43) er  女性
5歳年下のしかも女性ばかりの同級生(ウフフ)。

毎日の通学がバラ色になりましたね♪

2008/05/15(17:02) ねこじ 女性
みなせさん、ドイツ語もスラスラ…尊敬。
イッヒ リーベ…なんだっけ?(笑
ダンケ!なんのこっちゃ(^_^;)

2008/05/15(21:41) ter* 女性
大人になってからの5歳違いはそんなに違わないのに・・・
学生時代の5歳は大きいいですよね(笑)
私も中学1年生のとき、高校1年生の先輩が ものすごく大人に見えて別世界の住人のように思えました。あ~懐かしや~

 

心の履歴(75) 
バーベキューは牛の頭一つで
2023-06-30 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12809984963.html

心の履歴:20代編 目次
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