(前回記事)
雪の京都(1) 嵐山
2023-02-22
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12790436097.html
(今回記事)
常寂光寺 (じょうじゃっこうじ)
藤原定家の「時雨庵」のある小倉山・常寂光寺に雪が降る。定家が百人一首を編纂した時も雪が降っただろうか。
落柿舎 (らくししゃ)
松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として使用されていた場所であり、その名の由来は、庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちたことによる。芭蕉も3度訪れ滞在をし、『嵯峨日記』を著した場所としても知られている。 ウィキペディア
常寂光寺の山門の前に広がる田んぼに落柿舎がある。
その田んぼでは、小雀達が夕の食を求めて飛び交う。
その時、帰巣の時を告げる梵鐘が、日が落ちた雪降る小倉山一帯に響き渡る。
「小倉山 ゆきに小雀 ときのかね」
(みなせ より)
「ゆき」→「雪」・去来の名前の去るに対して「行き」
「ときのかね」→去来の本名は「兼時(かねとき)」・「斎(とき・食事)の鐘」
つづく
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