アルツハイマー病を引き起こすとされる「アミロイドベータ(Aβ)」の研究論文は沢山あるが、今回は、こんにゃくが初めて登場したので掲載する。

 

将来のボケ防止なら、今から週一回の『こんにゃく曜日』を決めたらいいかも。


こんにゃくでアルツハイマー病を予防?

2020年01月21日 公開
https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/200121529699/chedule


(前段省略)
今回、北海道大学などの研究グループは、こんにゃくに多く含まれる脂質成分の「植物セラミド」をマウスに与える実験を実施。その結果、植物セラミドを与えたマウスでは、脳内にたまっていたアルツハイマー病を引き起こすとされる「アミロイドベータ(Aβ)」の量が減り、認知機能が改善することが明らかになった。詳細は、Sci Rep(2019; 9: 16827)に掲載されている。(註)

(註)Sci Rep
Plant sphingolipids promote extracellular vesicle release and alleviate amyloid-β pathologies in a mouse model of Alzheimer's disease
植物スフィンゴ脂質は、アルツハイマー病のマウスモデルにおいて細胞外小胞の放出を促進し、アミロイドβの病理を緩和する

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31727994/

植物セラミドに着目
 Aβが脳内に過剰にたまることが、アルツハイマー病を発症する原因の1つといわれている。

 

また、これまでの研究から、Aβの蓄積はアルツハイマー病を発症する15年以上前に始まっていることが明らかにされている

 

そのため、いかにAβの蓄積を抑えるかが、アルツハイマー病予防のポイントになる。

 研究グループは過去に、Aβがエクソソームという細胞から分泌される物質と結合して分解、除去されることを明らかにしている。そして今回、エクソソームの分泌を促す物質を探ったところ、植物セラミドがその作用を持つことを突き止めた。

 そこで、脳内にAβが過剰にたまっているアルツハイマー病のマウスに、こんにゃく芋からつくったセラミドを1日1mgずつ、2週間与え続け、Aβの状態とエクソソームの量を調べた。この植物セラミドは、機能性食品素材として、美肌目的のサプリメントや飲料にも配合されている成分だ。

植物セラミド投与マウスではAβの沈着が減少、

短期記憶が改善


 解析の結果、植物セラミドを投与したマウスの脳内では、Aβの濃度が低下するとともに、アミロイド斑と呼ばれるAβの沈着が減少していた。さらに、脳の神経細胞をつなぐシナプス(註)の異常が軽減され、行動実験を行ったところ、短期記憶が改善していた。

 

(註)シナプス


認知症(5) 煙草がアルツハイマー等の治療薬
2021-01-25 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12652316877.html

 研究グループは「今回の結果が、アルツハイマー病の治療薬の開発などに生かせるかもしれない」と期待を寄せるとともに、今後については「植物セラミドの人への投与でも認知機能の改善効果を検証したい」と展望している。
(あなたの健康百科編集部)

 

(7) 口紅はアルツハイマーの元か?
2022-10-24 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12770746594.html

 

(こんにゃく画像 tenki.jp)

北海道の雪の妖精「シマエナガ」がかわいすぎる!!
2020年03月07日


https://tenki.jp/suppl/rsakai/2017/05/22/22821.html