(4) ウコンが糖尿病を予防? クルクミンが有効の可能性
schedule 2012年11月21日 公開

https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/121121524843/
 ウコンに含まれるポリフェノールのクルクミンが、糖尿病前症(境界型糖尿病)からの2型糖尿病の発症抑制に有効であることを示すデータが、タイ・シーナカリンウィロート大学のSomlak Chuengsamarn氏らにより、米医学誌「Diabetes Care」(2012; 35: 2121-2127)に発表された。

 

なお、クルクミンには舌や喉などの頭頸(けい)部にできるがんの増殖を抑える効果がある可能性も報告されている

 



膵β細胞機能も改善か
 Chuengsamarn氏らは、糖尿病前症の240人を9カ月間クルクミンを飲むグループとプラセボ(偽薬)を飲むグループに、ランダムに分類。登録時3カ月ごとに膵(すい)β(ベータ)細胞機能(HOMA-β、C-ペプチド値、プロインスリン/インスリン比)、インスリン抵抗性(HOMA-IR)、抗炎症性サイトカイン(アディポネクチン)といった糖尿病に関わる測定も行った。

 その結果、治療9カ月後にプラセボ群では16.4%が糖尿病と診断されたが、クルクミン群では糖尿病と診断された人は皆無だった。

 クルクミン群はプラセボ群と比べてβ細胞の機能が良好で、HOMA-β高値、C-ペプチド低値を示した。また、クルクミン群におけるHOMA-IR低値とアディポネクチン高値も確認された。

 この結果を踏まえ、Chuengsamarn氏らは「糖尿病前症へのクルクミン投与は、2型糖尿病の発症抑制と膵β細胞の機能改善に有益な可能性がある」と結論している。(編集部)

 


インスリン濃度 高める物質分泌 

ウコン色素の効果解明 

2013.05.24  中日新聞
https://edu.chunichi.co.jp/news/detail/3262
■中部大准教授「糖尿病予防の可能性」

 カレーの香辛料に使われる「ウコン」の黄色色素クルクミンにインスリン濃度を高めるホルモンの分泌を促す作用があることを、愛知県春日井市の中部大応用生物学部の津田孝範准教授(49)=食品機能学=のグループがマウスによる細胞実験で突き止めた。

 津田准教授は「今後、実験を進めれば、糖尿病を防ぐ栄養補助食品の開発などに応用できる可能性がある」と話している。

 実験では、マウスの大腸から取り出した消化管内分泌細胞にクルクミンを投与したところ、インスリンの分泌を促進させるホルモンGLP−1が、クルクミンを投与しなかった場合と比べて、2倍多く分泌された。

 インスリンは、膵臓(すいぞう)のベータ細胞から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがある。GLP−1は血中を通じてベータ細胞に働きかけ、分泌を促す。

 研究結果はオランダの科学誌(電子版)に掲載された。24日から名古屋大で開かれる日本栄養・食糧学会大会でも発表する。
(2013年5月24日 中日新聞朝刊県内総合版より)

 

 

ウコン(1)癌をブロック
2020-01-29 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12570844473.html


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2020-01-30 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12571150312.html

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https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12706176433.html

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2019-12-04

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12552758343.html
ジム博士"は、終末がんと診断された200人以上の患者に重曹とメープルシロップの混合物を分け与えました。

驚いたことに、その内185人が少なくとも15年以上生きており、ほぼ半数が病気から完全に解放されて楽しんでいたとジム博士は主張しています。

 

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2020-01-19 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12568076974.html