ノーベル賞を受賞した真鍋淑郎の研究「二酸化炭素温暖化説」に疑問を抱いた方は極少数かもしれませんね。

 

(前回記事)

温暖化詐欺(3) BBC放映:地球温暖化詐欺
2021-10-06 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12702078009.html

 

続編

(地球温暖化問題と政治化の始まり)
・1970年代の地球寒冷化の恐怖の中で、スウェーデンの科学者バート・ボリンが「人類の二酸化炭素(CO2)生産活動が気温を上げるのに役立つかもしれない」と仮説を唱え、BBCが紹介。当時は「馬鹿げている」と批判された。


しかし、その後気温があがりはじめた。更にイギリスの炭坑ストライキが大きな政治問題となったとき炭坑夫の影響を排除するために原子力への移行の正当化が必要になった

 

 

サッチャー首相は英国王立協会の科学者たちに「金を出すから二酸化炭素(CO2)の排出量と気温上昇の関連性を証明しろ」と指示した。(註)

 

(註)英国政府を動かしているのは、原発を推進するロスチャイルドである。原発を増やすには、火力発電所を減らさなければならない炭鉱ストライキは、火力発電所を減らす絶好の機会である

 

科学者たちはその通りにした。(註)

 

(註)過去、気温の上昇と二酸化炭素の上昇が連動してきたのは事実。

しかし、先行しているのは気温の上昇であり、あとから(約数百年後に)二酸化炭素が増えるというパターンが繰り返されてきた

 

科学者たちは、この事実を隠しサッチャー首相(註)の指示通り、炭酸ガス(CO2)の排出量が増加すると気温が上昇すると捏造した

 

(註)サッチャー首相

サッチャー元首相は、世界の指導者の中で最初に気候変動の脅威を説き、これを防ぐための行動を呼びかけた人物であった。

 

1989年には国連総会で「(気候変動の)証拠はある。損害が発生している。国際社会はこれにどう対応すべきか。誰のせいか、誰がコストを払うかを延々と議論すべきではない。後ろを振り返るのではなく、前を見なければならない。

 

大規模な国際協力のみがこの問題に成功裏に対処する道である」と述べ、1992年までに条約を批准すべきであると主張した。当時のニューヨークタイムズの一面には、”Thatcher Urges Pact on Climate” という見出しが躍った。
https://ieei.or.jp/2013/05/special201212018/

・王立協会はそのために気象モデル部門を設立し、それが国連IPCC(註)の基礎となった。

 

(註)IPCC
国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略。人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988 年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された組織。

https://www.jccca.org/ipcc/about/index.html

・この動きを、工業化社会や経済成長を否定したい環境保護主義者が利用した。


・さらに1980年代にベルリンの壁が崩壊するなど世界中で共産主義が失敗し、平和活動家や政治活動家が、環境保護活動に移行し、環境保護過激派となった。


・こうして環境保護は反資本主義、反米主義と結びつき、科学ではなく政治活動となった。(註)

 

(註)しかし、サッチャーは後年、その立場を大きく変えたことは余り知られていない。

2003年の彼女の著書「Statecraft」では気候変動防止運動を「超国家的社会主義のためのすばらしい口実(marvellous excuse for supra-national socialism)」 と評し、-

 

- かってのサッチャーの主張「地球温暖化の原因は炭酸ガス」を支持し主張した「不都合な真実」に代表されるアル・ゴア元米副大統領の活動を、2003年の彼女の著書「Statecraft」でサッチャーは「終末論的誇張(apocalyptic hyperbole)」と批判した。


彼女は京都議定書を拒絶したブッシュ米大統領を賞賛する一方、「中道左派の支配層において気候変動の新たなドグマが吹き荒れている(a new dogma about climate change has swept through the left-of-centre governing class)」として、-

- 欧州で次々に導入される「高コストで経済的ダメージの大きなCO2抑制策(costly and economically damaging schemes to limit)」 を嘆いた。

彼女は地球寒冷化の方が温暖化よりもはるかに害が大きく、科学が歪曲され、反資本主義、左翼政治アジェンダに使われることは人類の進歩と反映にとって深刻な脅威であると考えていた。

https://ieei.or.jp/2013/05/special201212018/

(エンターテイメント化する気候予測と報道)
・右派のサッチャーから左派の反資本主義者までが賛同し、地球温暖化問題は本格的な政治キャンペーンとなり、-

 

- 気候関係の助成金はブッシュ・シニア時代の176億円から2,000億円に跳ね上がり、それまでの気候科学とは関係のない人々が続々と参入してきた。


・莫大な予算がコンピュータによる気象予測モデル作成につぎ込まれた。

 

しかし、太陽や雲ではなく人為的CO2が主原因と仮定しての気候予測は、クルマの調子が悪いときにエンジン(=太陽)やトランスミッション(=水蒸気)を無視して、右後ろのタイヤのナット(=人類の排出するCO2)を調べるようなものである。そんな予測になんの価値もない。

・しかも予測に使われる値も恣意的に操作されている。過去30年間のCO2の増加量は0.4%台なのに、数値予測は1%で入力されたりしている。実際の倍以上である。


・気候の長期予測は50年後、100年後を予測するので、責任を問われることがない。だから予測者はドラマティックな結果が出るように数値を操作する傾向がある。


・これらのネタを派手に報道する環境ジャーナリストが現れた。彼らは基本的なジャーナリズムの原則も守らない。彼らは自分たちの仕事を増やすために、どんどんヒステリックになっている。(註)

 

(註)彼らはロスチャイルド系企業から金を貰い、バカ騒ぎを演じたのである。この現象は、コロナバカ騒ぎと全く同じシナリオである。

(異常気象は温暖化で減るはず)
・暴風雨やハリケーンが来る度にメディアは地球温暖化のせいにする。しかし、科学的な根拠はない。


・しかし、気象攪乱の主原因は熱帯と極地の気温差である。

 

温暖化すると気温差は縮小すると言われているので、荒天は減るはずである。  つづく

http://www.zubapita.jp/2008/07/13/bbc%E3%80%8C%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E8%A9%90%E6%AC%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/