北朝鮮は、今月11日と12日両日の巡航ミサイルに続き、昨日15日には、一般的な放物線軌道ではなく、変則軌道で飛行するミサイルを石川県沖に打ち込んだ。

 

(画像)NHK

 

つまり、日本の現在の巨額を投入したミサイル防衛網では、北朝鮮のこのたった一発のミサイルさえ、防ぐことが出来ない。

 

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北ミサイル超低空で日米の防衛網突破 鉄道から発射し「正確打撃」との報道
2021/09/16 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294832

 朝鮮中央通信は16日、北朝鮮が15日に発射した短距離弾道ミサイルは、鉄道を利用した発射台から発射されたもので、800キロ先の日本海海域の標的を正確に打撃したと伝えた。

 



 この実験に金正恩朝鮮労働党総書記は立ち会わず(註)、朴正天党政治局常務委員兼書記が発射を指導したという。

 

(註)最近登場した金正恩氏は本物か???

 

衝撃…激ヤセ姿の北朝鮮・金正恩総書記 やっぱり別人か「はっきり違う」あそこの形
2021年09月10日 東スポ
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3617878/

影武者は12人!金正恩の“服装”に重大シグナル 

専門家「クーデター起きた可能性」
2021年09月11日 東スポ
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3621379/


 今回発射されたミサイルは、超低空飛行するロシアの弾道ミサイル「イスカンデル」の改良型とみられ、最高高度約50キロの変則軌道で飛行し、石川県沖の日本の排他的経済水域内に落下した。

 


(画像)NHK

 日本のミサイル防衛は、弾道ミサイルの軌道を計算、予測して迎撃ミサイル「SM3」を発射するイージス艦と、地上で迎撃する地対空誘導弾パトリオットの2段構え。

 しかし、変則軌道の場合、飛行の最終段階で浮上する「プルアップ」タイプもあり、迎撃ポイントの計算が難しい。

 

おまけに、今回の弾道ミサイルは最高高度約50キロと、SM3が想定する迎撃高度よりかなり低いため迎撃するのは困難。

 

防衛省は「日米のミサイル防衛網突破を意図しているのは明らか」と警戒する。

 

北朝鮮“列車からミサイル発射” 専門家「発射地点が広がる」
2021年9月16日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210916/k10013261931000.html?utm_int=detail_contents_news-related_007

 

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この9月11日と12日には、北朝鮮は新型長距離巡航ミサイルの発射に成功したと伝えている。

 

高市氏「敵基地の早期無力化を」 北ミサイルに懸念
2021/9/13 

https://www.sankei.com/article/20210913-2NQRRTZYHRKTRB6CLPJYYEQXEM/

自民党総裁選に立候補を表明している高市早苗前総務相は13日、北朝鮮の朝鮮中央通信が新型長距離巡航ミサイルの試験発射に成功したと報じたことについて「仮に1500キロ飛ぶというミサイルが的確に標的を捉えて成功したとなれば、東京まで射程に入り、日本にとって非常に大きな脅威だ」と懸念を示した。

高市氏はまた、「波状的に攻撃された場合、日本には全て迎撃する能力がない」と指摘した上で「敵基地をいかに早く無力化するかの競争になってくる」と強調。

 

電磁波や衛星を利用した「敵基地の無力化」を可能とする法整備を急ぐべきだとの考えを示した。国会内で記者団に答えた。

 

金正恩氏肝いり巡航ミサイル「最長距離」飛行――日米韓当局は探知しながら沈黙?それとも捕捉できず?
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20210913-00258085
西岡省二ジャーナリスト
9/13(月) 

日本に向けられた? 北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル

https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20210913-00258082
辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
9/13(月)

北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル、3つの疑問点

https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20210914-00258208
高橋浩祐ジャーナリスト
9/14(火) 

アメリカのトマホーク(ブロック IV)(写真:米海軍)と北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル(写真:労働新聞)

 

(私見)米国が北朝鮮にトマホークの技術とパーツの一部を渡した可能性を否定できず。

 

(拙稿)シナリオ通りの北朝鮮の核とミサイル
2017/09/04
https://minaseyori.blog.fc2.com/blog-entry-3736.html

現在、日本をターゲットにした北朝鮮の核ミサイルの開発を行っているのは、イスラエルのアイゼンベルグ社である。

その経営者はチェイニー元副大統領(米国)である。北朝鮮の核兵器ミサイルは、チェイニーが製造している。 

北朝鮮のミサイルを迎撃するために日本が多額の費用を出し、購入しているパトリオット・ミサイルは、米国の軍事産業レイ・セオン社が製造している。

レイ・セオン社は、チェイニー元副大統領が経営している。 北朝鮮のミサイルも、日本のミサイルも、チェイニーが製造・販売している。

日本と北朝鮮は、チェイニーが金儲けするために戦争を行う。日本と北朝鮮が争えば争う程、チェイニーの貯金が増加する。チェイニーのボスは、イスラエルの核兵器原料業者マーク・リッチである。

 

(これまでの記事の一部抜粋)

日本危機(28) サイバー攻撃から守れるのか:高市早苗氏
2021-09-15 
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12698032624.html

 

日本危機(17)米国:イスラエル経由で中国軍事技術育成
2021-03-30 
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12665522911.html

 

日本危機(18)中国軍事技術一気に育成:仏国
2021-03-31 
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12665598262.html