催芽開始! | とらくたーといっしょ! 第四章 

とらくたーといっしょ! 第四章 

米・食味分析鑑定コンクールで金賞狙う、秋田の中規模の兼業農家です

機械の事、日々の農作業、農家が思う事を素直に綴ります

リアルタイムの農作業は @minapapatorakuta1でツイート中!

時々、吹雪いてる秋田です。

 

積雪はありませんが、田んぼには雪が残り、雪の結晶冬みたいです (^_^;)

 

 

調整浸種も終わり、積算温度113時間で今朝から催芽を開始しました。

 

 

どんどん忙しくなってきました (^0^;)

 

日中はビル会社での仕事があるから、農作業をするには寝る時間を減らすしかありません。

 

早起きは得意なので全然平気ですが、今年から走る人早朝ランニングをしてるので、

 

ランニングの時間も入れると、今日は午前4時半から活動してました。

 

まだまだ遅い方ですがね (^_^;)

 

 

忙しいですが、充実しててこの生活、楽しいです音譜

 

これでいて、学校や農協関係、それ以外でも色々な役を引き受けてるんだから、

 

多分、農業だけしかする事がないのなら、暇すぎて暇すぎて退屈かも!

 

泳ぎ続ける魚しっぽ魚あたまマグロのようなminapapaです f(^^;) ポリポリ

 

苦痛にならない、楽しめる忙しさなんだろうなぁ~

 

 

と言う訳で前置きがいつも長いminapapaですが _((φ(-ω-)カキカキ

 

走る人早朝ランニングを終えた後、ツナギに着替えて催芽の準備開始!

 

 

いくら温度を上げる事の出来る催芽機と言えど、

 

水温10度前後の水道水を水温31度前後まで上げるとなる、相当な時間がかかります。

 

なので、ボイラーにホースをつなぎ、いきなり40度のお湯を投入しスタート!

 

 

お湯を混ぜ混ぜ↓外は寒いですが、お湯は温かいです (o^-^o

 

何を混ぜてるかというと…

 

酢です↓催芽時食酢浸漬を行います

 

農薬は極力使いません。

 

移植(田植え)までは、温湯消毒種子、催芽時食酢浸漬、プール育苗と、

 

農薬を一切使わず苗作りをしてます (^^)v

 

今年からは農薬成分数ゼロの微生物農薬も使いません。

 

 

農薬より、この食酢の方が値段が高いかも。

 

そこらの酢とは違う、有名な醸造元のお酢ですから!

無名のminapapaがこのお酢を手に入れられるのも、ご縁があっての事。

 

本当にありがたい事、感謝!感謝です! (-人-)

 

ちなみに、余ったら料理に使います。

 

無駄がありません (^^)v

 

 

ちなみに、2年前は勘違いから食酢の濃度を間違えてしまい、

 

全種籾をやっつけてしまった苦い経験があります (* v v)。ハズカシイ

 

 

 

あの時は大変だった。

 

24時間以上催芽しても、芽は動かず。

 

近所の農家の方や農協の方にも相談し、失敗と判断。

 

廃棄して、再度種籾を調達し、再び浸種から始めたっけ (-∇-)y-~゜゜゜゜

 

その時の記事→ 『催芽失敗、その後のご報告

 

 

ただ、その失敗が作付品種を大きくチェンジする事になり、

 

新品種を初めて作付し、米品評会に新品種を初めて出品し、初受賞となり、

 

そこから色々な繋がりが出来た! \(*^^*)/

 

失敗こそ、成功の元かもね!

 

 

真似しようとする方は、良~く勉強して行って下さいね。

 

失敗しても、責任はminapapa負いません  <(_ _)>

 

 

芽揃いを良くするために、種籾の入った網袋の内部温度をあらかじめ上げる為、

 

40度のお湯で湯通し、軽く揉みほぐします。

 

 

皆さん、やってますよね (^_^;)

 

催芽機は大体35度のお湯にしておいて、湯通しした種籾を投入↓

 

 

あとは催芽モードに切り替え、スイッチオン↓

 

設定温度は31度でスタート!

 

 

大サービス(笑)

 

pHはこのくらいです↓

 

でも、このペーハー計、イマイチ数値が安定しません。

 

数値は参考にしない方が良いかも。

 

写真として楽しんで頂ければ幸いです (^_^;)

 

 

まだ浸種を行ってない方に塩を送る形で、minapapaが得た事を一つご紹介 

 

種籾を薬剤消毒されてる方は毎日の水の交換は無理かも知れませんが、

 

浸種中に毎日水交換を行うと、発芽抑制物質が除去されるからか、

 

催芽時間が短く、芽揃いも良くなりました。

 

 

毎日水交換をしていない時は、催芽に24時間かかっていましたが、

 

毎日水交換を行ったところ、12時間程度で催芽が終了するようになりました。

 

ちなみに浸種時の水温は12~13度、催芽時の水温は31~32度です。

 

 

浸種時もシャワー潅水と水交換で、水分中の酸素欠乏に気をつけています。

 

毎日水を交換する事で、水分中の細菌の増殖も抑える事が出来ます。

 

特にシャワー潅水だと、空気中の細菌を取り込んでしまいます。

 

 

浸種の半ばから後半は、水の香りで分かりますので、

 

その期間だけでも交換した方が良いと思います (o^-')b

 

 

以上、minapapaの浸種・催芽講座でした!

 

 

誰も聞いてね~よ  ( ・_・)_θ( >_<) ゲシッ

 

 

 

帰宅したら、催芽を終え脱水後、陰干し。

 

その後、再び次の品種の種籾を浸種開始予定です (^^)/

 

忙しい~あせる

 

でも、楽しい~音譜

 

 

 

【追記】

 

お日柄も良いので(大安吉日)、超久しぶりに検査用米袋を注文した会社の担当者へ

 

米袋注文のメールをしました。

 

 

秋田からは遠い、富山県の会社。

 

まずはお返事が来でしょうか?

 

その前に、担当者まだ居るのかな?(^^;;

 

先の注文から4年も経ってます汗

 

 

だって、最低ロットが3,000枚なんで、minapapa使い切れませんからあせる

 

元号改正で今年はとても忙しい年だと思いますが、注文受けてくれるかな?

 

 

お米屋さんへ直接販売するにあたり、自分で検査用米袋を作成し注文したり、

 

相当コストがかかってます f(^^;) ポリポリ

 

自分でも、とっても馬鹿だとは思いますが、馬鹿みたいにとことんお米で応援したいです!

 

 

検査用米袋のお金は、何とか工面するしかないかぁ (*^ー`) フ~