催芽、播種、無事終了~ | とらくたーといっしょ! 第四章 

とらくたーといっしょ! 第四章 

米・食味分析鑑定コンクールで金賞狙う、秋田の中規模の兼業農家です

機械の事、日々の農作業、農家が思う事を素直に綴ります

リアルタイムの農作業は @minapapatorakuta1でツイート中!

季節外れの雪あられが降った昨日の天気とは一転して、

あおぞら青空が広がる秋田です

ほんと、昨日は桜も開花し始めたと言うのに、恐ろしい天気でした (;゜゜)


そんな日に、播種をしたminapapaです (;^ω^A

天気を選べるほど、兼業農家には余裕はありません


しかし、よりによって一番気温の低い、あられの降る日に播種とは…

まぁ、あられの降る日に播種したのは、これで2回目なんだけどねヾ(☆▽☆) アハアハ


まずは先週の土曜日9日に、朝から催芽をしました

まずは、籾全体を内部まで暖める為に、湯通し↓ ホースからはボイラーから出たお湯


そのまま種籾を催芽温度の32℃のお湯に入れても、温度が下がりますからね

最初から32℃以上のお湯に通して、全体を温めておきました



次に、微生物農薬のタフブロックを投入↓ 値段高いです(/_;)




そのまま口を開けてドボンだと、中に大きな乾燥剤が入ってるので注意!



乾燥剤を忘れずに取り出して、こちらも水道水から温度を上げるのではなく、

ボイラーから出したお湯に投入して、時間を短縮します


お湯を貯めながら、混ぜ混ぜ~



タフブロックのお湯に、湯通しした種籾をドボン↓


温度は下がりませんし、いきなり催芽スタートです!

湯通しした種籾を入れて、偶然適温状態でした↓



午前9時半頃から催芽スタート↓設定は32度、開始は機械表示で35.5度 (^^;;)



循環してるうちに、すぐに設定温度になりました


気温の高い日中の方が、催芽機のプール内の水温が全体的に同じになりますね

夜になると、温度計を設置した端っこの方が、温度が若干低くなるようです


催芽開始4時間後↓



コシヒカリの種籾↓ 悪くないけど、もう一息!でも、出方は8割くらいminapapaの理想通り




さらに2時間後の、催芽開始から10時間↓



微妙な違いではあるんだけど、これで良しとしよう!催芽、約10時間で終了



タフブロックには24時間浸漬しなきゃいけないんだけど、色々と経験と技があるのでこれでOK!


息子とおしゃべりしながら、午後8時頃に脱水作業↓


子供とはいえ、話し相手が居るって、良いですねぇ (^^)

幸せを感じるひとときです

タフブロックの菌が落ちるから丁寧にと書いてますが、洗濯機で手荒に扱ってますね (;^ω^A



吊して干す↓まだ熱を持ってるから、適度に乾きますし、芽も根も、微妙に伸びて揃う


洗濯ハンガーがお恥ずかしい (/ \)


日曜日は天気が良いのに、町内の祭があり播種できず、育苗ハウス内の準備を

ちょこちょことやったり、ベタ張りに使う農ポリを買ったりして終わり


播種は雪雪が降るという予報の月曜日

1日延期したかったけど、そんな事も言ってられないので強行!


朝からうっすらと屋根に雪が積もる天気 ( ̄Д ̄;) ガーン


播種には最悪の日、でもそこそこ考えはある


デジタルレベルを使い、播種機を水平に設置↓



縦・横徹底的に、水平に設置します↓育苗には正確な播種も大事



傾斜のある小屋の入口に、水平に設置完了↓



空箱から施肥→床土入れ→潅水→播種→覆土の流れで開始↓



もちろん潅水も、家の脱衣所の蛇口からホースで引っ張って、

ボイラーで温めたお湯を播種機に繋げ、ぶち込みます↓


天気が良いと効果も高いんだけど、雪やあられの降る気温の低い日は、

効果は少ないかも ( ̄~ ̄;) ウーン


化学合成農薬を一切使わない、それも育苗器を使わない無加温出芽の育苗、

カビが発生しやすい有機肥料のみを使った育苗なので、立枯病となる

カビが発生よりも早くタフブロックの菌を増殖させ、芽や根を短時間で

伸ばせるか、最初が特に重要!


時折、雪やあられも降りますが、時折日差しも差す天気↓



今年は断熱材で、縁を冷気からガード↓


以前、子供達に手伝ってカットしてたのは、これだったんです (°∀°)b


夕方になると、寒い上に強風なので、冷気が入る大きな入口を完全封鎖↓


ちょうどいい大きさの薄手のブルーシートがあったので、蓋しちゃいました


ここで帰ろうと思って軽トラに乗ったら、エンジンが掛からない!故障 (°◇°;) ゲッ


全ての作業が終わった後だったので、いつも車検をお願いしてる近くの整備工場に

歩いて行って、修理をお願いしてこのまま放置

誰の邪魔にもならないし、minapapaの敷地だし、変なところ止めなくて良かった
(^_^;)


この後、いつも使ってる肥料屋さんが、わざわざ自宅まで挨拶に来たりと、

こんな小さな兼業農家のminapapaに、遠くから足を運んで会いに来てくれるなんて、

嬉しい事です♪

短い時間でしたが、色々な事を話して、教えて貰って、発見もありました

またゆっくり、話して見たいです (o^-^o)

機会があったら、肥料工場も見学に行こうと思います!



そして、今朝火曜日、晴れ晴れ↓ 実は遮光ネットは外して出勤してる


思いのほか風が冷たくて、遮光ネットを掛けたらハウス内の温度が上がらず、

育苗箱の土中温度も上がらず、外して会社へ出勤しました


サイド換気の風下側を片側だけ開けて適温なんだけど、日差しが強い!

土中温度は、約40度 (°◇°;) ゲッ


家族も突然病院へ呼ばれて不在で、帰って来る気配無し (*0*;)☆ウキャーッ


まだ芽が出てないので、大丈夫だとは思うけど、温度下げたい、でも下げれないという

悔しい思いをして、スマホで送られてくる温度計の動画を見ている状況です (T∇T)


ハウス内温度は35.6度と少し高い気もしますが適温なんだけど、

育苗箱の土中温度が43.5度と高め↓



センサーの形状と刺さってる状態で、高めの表示ではあるんだろうけどね

土中温度は目安

ハウス内の温度が、超高くならない限り大丈夫なのは分かっている


何も分からないと気にもしないけど、常時温度が分かるようになっちゃうと、

少しの変化でも気になるわぁ (>_<) えーん




以上、内容の濃い催芽から播種までの記事でした _((φ(-ω-)カキカキ


自分で言うな ( ・_・)┌θ( >_<) ドカッ




【追記】

結局、播種作業を手伝って貰った親戚にお願いして、サイド換気を開けてもらった

一気にハウス内の温度は20度くらいまで下がったけど、土中温度(地温)は、

2~3度はすぐに下がるも、なかなか冷めにくいんだよね


結局2時間ほど20度から10度台後半の涼しいくらいに調整したら、

土中温度は35度台の適温域まで下がってきました (´Д`)フゥ


一度上げたら、地温は冷めにくいので怖いんだよね


3時を過ぎて、天気は良いけど気温は下がってくるので、

後は閉めきって、適温を維持させます (^^)v

播種後に、なかなかパンチのある目覚めが出来た感じです

まずは、計画通り!



高齢な祖母が入院しちゃったのを除いて… (ー_ー;)フウ