雑踏事故 | 個人的倉庫by源ガク

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イテウォンにハロウィーンに出かける。
仮装はしない。
2階の飲食店で群衆を眺めている。
みな坂を下りひしめき合っている。
ふと空白ができた。人が1人消えて居なくなってしまったのだ。
そこに雪崩れ込みけつまずいて大惨事になった。
悲しい出来事だ。
僕は消えてしまった子に見覚えがあった。しかしはっきりとは確信できない。
なぜならその子は、最初からこの世にはいないはずだから。
彼女は、3年前に亡くなった、賑やかな子でみな好きだった。
なんでいってしまったのか、その時みなが分からなかった。
僕は知っている、なぜなら僕は彼女と同じだから。

パーティは止まらない

だれか止めてくれ

パーティは止まらない

だれか止めてくれ

ジョン・マクレーンの曲が店内に流れる。
だれもパーティを止められやしない、だから僕らは消えるしかない。

パーティが止まらなかったら

少し疲れちゃう

パーティが止まらなかったら

少し疲れちゃう

ジョン・マクレーンの曲はまだなりやまない。
だれもパーティを止められやしない、だから僕らは消えるしかない。