これからボッシュのトリマーPMR500の購入を検討している方や、とりあえずトリマーをという方も検索したりお店に行くと見かけることがあると思います、ボッシュのトリマービットセットPR-RB6の紹介です(^^♪
このセットは6種類のビットが入って4000円から5000円程で売られています。
最近では10000円前後のボッシュのトリマーPMR500とセットで12000円程で売られていることもあるので、その場合2、3000円お得になります(^^)
そこで気になるのがセット内容ですが、下のように書かれています。
ストレートビット 2個
コロ付き丸面ビット 1個
U溝ビット 1個
コロ付きひょうたん面ビット 1個
アリ錘ビット 1個
この情報まではネット検索すれば出てくるのですが…
肝心のサイズがどれだけ調べても出てこない…(ーー;)
セットのPR-RB6を買うか、単品でそろえるか参考にして頂ければ、ということでトリマー初心者さんにも分かりやすくサイズを紹介したいと思います。
ケースは黒の楕円に変わっているみたいですが中身は変わってないみたいですね(^^)
「ストレートビット2個」というのは、8mmと12mmです。
8mmは8mm幅の溝が彫れます。
12mmは12mm幅の溝が彫れます。
そのまんまです(^^)
次は「コロ付き丸面ビット」
こちらのサイズがR6.3です。 半径6.3mmの丸面ビットです(^^)
このように角を面取りできます(^^)
コロ(ベアリング)が付いているので角だけを取っていけます。
次は「コロ付きひょうたん面ビット」
出っ張ったカーブと引っ込んだカーブが合わさっていて、1つのカーブがR4.5(半径4.5mm)になっています。
コロ付き丸面ビットもそうですが、軸とコロ以外の部分が全部「刃」になっています。
ベースからどれくらいビットを出すかによって、2パターンの形が彫れます(^^)
ベースからカーブの部分のみ出すと、
こんな感じ(^^)
ストレートになった部分を少しだけ出すと
モールディングのような飾り切りができます(^_^)v
R4.5のカーブが2つなので木の端から9mm彫れます。
次は「U溝ビット」です。
サイズ表記はR6.3となっていて、それが左右に付いているので刃の直径(幅)は12.6mmです。
木の端を彫れば、「丸面ビット」の逆に彫れます。
端でなければ底が丸くなった12.6mm幅の溝が彫れます(^^)
最後は「アリ錘ビット」
幅は12.6mmです。
アリ継ぎ加工用ですね(^^)
と、このようなセット内容で、ストレートビットはミリ基準でその他はインチ基準となっています(^^♪
どうですか?
必要なサイズ、入ってますか??
今回、写真を撮るにあたりパイン集成材を使いましたが、トリマーで彫った後ペーパー掛けはしていません。
ボッシュの刃物は品質が良いと言われるだけあって、結構キレイに彫れると思います(^_^)v
ちなみに、ボッシュのトリマーPMR500を買えば6mmのストレートビットがもれなく付いてきます。
6mmのストレートビットは、板から円を取り出す時や、5.5mmのベニヤ板を家具の背板に使う時の溝彫りにちょうど良いのでよく使いますが、背板に使用するベニヤ板が2.5mmなら3mmのビット、9mmの板なら10mmのビットが必要です。
僕の場合、今回のセットに入った8mm、12mmのストレートビットはなかなか出番がありません(^-^;
また、丸面ビットもR6.3というのはカーブが大きすぎるので作成する家具の場所によってめりはりを出すためR2、R3、R4なども別でそろえています(*^^*)
丸スツールの座面の側面をキレイにする際は、逆目になると木口が荒れるのでコロが上に付いたビット、下に付いたビットも(^^♪
ビットの数だけ作風も広がり、木工が楽しくなるトリマーですよね(*^^*)
ぜひ今回のセット内容を見て必要か否か検討してみて下さい(´▽`*)