先日、ある会社のマニキュアから、有害物質が検出された、との報道がありました。
有害物質とは「ホルムアルデヒド」。
検出が微量だったので、公表をせず、出荷を中止した、そうです。
ホルムアルデヒドは防腐剤や合成樹脂などに使われ、吸い込むとのどに炎症を起こしたり、触れると皮膚炎を起こしたりする可能性があります。
「シックハウス症候群」を覚えていらっしゃいますでしょうか?
新築の家に住んだ時に起こった、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの体調不良を呼んだ症状です。
その、原因物質の1つが「ホルムアルデヒド」です。
ホルムアルデヒドは、建物や家具を作るときに使う接着剤や塗料などに含まれていたのです。
日本では、化粧品に「配合してはならない」と定められています。
違反した場合は製造販売業者に回収などの責任があります。
ちなみに、配合していないのに検出された場合の基準はないので、自主的な判断、ということになります。
化粧品に配合禁止成分なので、日本で配合している製造会社なんて、ありません。
なので、もし入っている場合は、なんらかの原因で入った、としかいいようがないと思います。
じゃあ、なんらかの原因て何?
っていうことになるのですけど、明らかに配合しているわけではないので、特定は難しいです。
原料、製造装置、容器等全部を調べて、原因がわかるかどうか、というところなのです。
成分によっては、ホルムアルデヒドが発生する可能性があるものもありますので。
その場合は、注意表示を書かなくてはならないことになっています。
配合はしていなくても入っているのは、配合禁止成分なだけに、心配になりますので、注意をしたいですね。
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今年も秋が深まってきました。
昼間は、まだまだ暖かいですけど、朝晩はすごく寒くなりました。
暖房が欠かせない季節です。
外気も乾燥するようになりますので、1日中、乾燥した場所へいるようになりますね。
空気が乾燥していると、お肌も乾燥しやすくなります。
なにも対策ををしないでいると、お肌のうるおいはどんどん奪われてしまいます。
乾燥した肌は、刺激に弱くなり肌トラブルを起こしやすい敏感な肌になります。
すこやかでうるおっている肌は、表皮内に10~20%程度の水分が保たれていると言われています。
それは、表皮のいちばん外側に「角層」という細胞が積み重なった層があるから。
角質細胞がレンガのようにきっちりと積み重なった角層は、うるおいを内部に閉じ込めるだけでなく、ほこりや乾燥など外からの刺激をバリアする働きもあります。
でも、寒くなってくると、肌の皮脂分泌量が減少しますので、外からの刺激にたいする防御力や、水分の蒸発を防ぐ機能が弱まります。
そうなると、お肌のバリア機能が弱まって、お肌は乾燥しやすくなります。
この時期は、どんな肌タイプの人でも乾燥対策が必要です。
今から、冬に向けて、肌がカサカサにならないように、肌の保湿をきちんとしておきましょう。
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今年は、夏が長かったですね。
それに、暦の上では秋なのに、
全然涼しくならないくて
秋が待ち遠しかったです。
やっと、最近、涼しさを感じるようになりました。
朝晩も涼しくなって、
昼間は過ごすのによい季節です。
夏が終わって、夏バテが解消、と思ったのに、なんとなく疲れが抜けない感じがしませんか?
そんな症状を、「秋バテ」と呼びます。
秋バテとは、
夏の疲れがたまって体力を消耗し、
それが原因で自律神経が乱れて起こるもの。
食欲不振や倦怠感、めまい、立ちくらみ、
頭がすっきりしない、微熱が続くというような症状が続くのだそうです。
原因は、猛暑のなかで
クーラーにあたったり、冷たい食べ物を食べたりした夏の生活をそのまま続けていたり、
朝晩が寒くて日中が暑いことによる疲労等です。
せっかく涼しくなったのに、
秋バテは辛いですよね。
では、どのように秋バテを解消していけばよいのでしょう。
なんとなく続けている夏習慣をやめることが必要です。
食事は、冷たいものから暖かい食事に変えるようにしていきましょう。
体調不良になると食欲不振になってしまいますが、1日3食をできるだけ決まった時間に摂るようにしましょう。
栄養バランスを考えて摂ることも大切です。
そして、ゆっくる入浴して、体をあたためるとともに、気分をリラックスさせて、ぐっすり眠ることも大切です。
涼しくなってきたので、夏は控えていた散歩等、適度な運動をして、体を動かすこともいいですね。
体調を整えるには、よい季節です。
秋バテを解消して、気持ちのよい毎日をおくりましょう!
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