【人生の前進を阻むもの】ガラクタ的人間関係 | 【ゴミ屋敷片付け、特殊清掃の専門会社まごのて】みなみ会長の雑感

【ゴミ屋敷片付け、特殊清掃の専門会社まごのて】みなみ会長の雑感

ゴミ部屋やゴミ屋敷片付けや孤独死のあった部屋の消臭や清掃(特殊清掃)の専門業者。
東京都江戸川区北葛西3-5-6 Tel:03-4405-5420
他社とは違う圧倒的なクオリティの高さが自慢です。

2016年4月投稿のリメイク版です。

2日間に渡っていわゆるガラクタについて書きました。

 

ガラクタは何も物だけに限らず人間関係にもガラクタ的関係がありむしろそちらの方が人生にとって害悪であると書きました。

 

記事投稿から6年が経過するのですがガラクタ的人間関係に縛られて前に進めない、ガラクタ的人間関係のせいでゴミ部屋になった方などたくさん見てきました。

 

以下当時の投稿。

カレン・キングストンのガラクタ捨てれば人生が見える。

 

このblog読者なら一回ぐらいはこの表見たことあると思います、断捨離が流行る前にすでに世に出ていたカレン・キングストンのガラクタ捨てれば人生が見える、です。

 

風水的な意味合いが強いのですがなかなか理にかなった考え方です、この表を家とか部屋に当てはめてみるだけ、別にガチガチに考える必要なくて6畳の部屋なら9マスに区切るぐらいアバウトでOK。

1Kの部屋なら奥の窓に沿ってベッドが置いてあることが多い、そのエリアはもし右が頭なら恋愛・結婚、体付近が社会的なもの、足元は財運ですね。

 

ベッド回りって一番カオスゾーン、そこがグチャグチャなんだからみんなが一番求めてることが達成できない、ということになる。

 

ま、私たちが扱うのはこれ以前の問題ではあるのですが・・・

 

お片付けとは人生にカタをつけること

部屋は自分を映す鏡とよく言いますが家の中にガラクタをため込んでる人は往々にして人間関係もガラクタを抱えてる人が多いことは以前も書きました。

 

ある40代の女性のお客様のこと、仕事はいわゆる大手商社でキャリアと呼ばれる方でした、部屋の状態は基本倉庫系に有機系が少し混じるというもの、明らかなゴミは簡単に捨てるんだけどいわゆるガラクタはなかなか捨てない、でも理想とする形にしたいというジレンマにもだえていました。

 

服を選別してるときにこんなやり取りになった 「この服もう時代遅れだしいいよね?」「あ・・・それは××の時買ってもらったから」全部がこの調子、あるダンボールを開けたとき男物の下着類や普段着があった、当然「いらないよね?」しばし考えたあと「帰ってくるかもしれないから」

 

この方どうやら十年近くの不倫の末手痛い別れをしたようだ、しかも本人はまだ吹っ切れていない。

 

それを知ったワタクシは一言、それらを全部捨てないと前に進めないよ!みんな捨ててしまおう、ついでにあんたの心の中の○○も捨てちゃいな!

過去の男なんてガラクタみたいなもんなんだから捨てるしかないでしょ、どっちが先かなんて考えなくていいから部屋のガラクタを捨てたらガラクタ的人間関係も放り出せる切っ掛けになります。

 

人それぞれ掴んでおけるキャパは決まってるんです、10しか持てない能力の人が15は掴めない、だから5は完全に手放す!

もし11個目が欲しくなったら今ある10から1出てもらうしかないの。

 

それを維持しながら20掴める訓練を日々やればもっと豊かな人生になると思うよ。

 

倉庫系ゴミ屋敷の片付け中。

今のあなたに必要ですか?

お片付けとは人生にカタを付けること、生きていく過程で捨てていかなければいけないものはたくさんありますモノのことだけじゃありませんよ。

 

今までの人生の中で何かを捨てたときは次の何かを掴むためだったはず 例えば本命Aと結婚するためになんとなく惰性で付き合っていたBを捨てる、みたいな人生は捨てる、新たに得る、というのを繰り返しているんです。

 

部屋の中は人生の縮図、長く住んでればモノが多くなるのは当たり前です、だからといって使命の終わったモノを後生大事に持っていても何も生まれない、私たちも毎日現場で要不要選別を行います、判断基準は使えるor使えない、要るor要らない、困るor困らない、場面に応じていろんなモノサシを使うのですが今の自分のステージで必要かどうかはあまり皆さん考えない。

 

今の自分、そして将来の自分に必要ないモノは持たないほうがいいんです、例えば以前はギャンブルが大好きだった今はバリバリの仕事人、その時の雑誌や研究ノートがあったとします、当然今の自分には必要ないしむしろマイナスとなるものです、これはわかりやすく極端な例として書いてますが今のステージに似つかわしくないモノを大事に取ってる方多いです・・・いつも書いてますが想い出に生きる高齢者は別ですよ。

 

かなり前だけど新品のウエディングドレスを箱のまま持ってる女の子がいました、結婚を直近に控えてるのかと聞けばそうではなく何年か前に破談になった時のモノらしい、じゃ捨てちゃおうねって言っても頑として捨てない、次に機会があったとしても着るはずもありませんしそれを持ってることでこの子は前に進めないと判断したから2時間かけて説得し捨てさせました、そしたらなんと1年しないうちに結婚が決まり今は幸せに暮らしてると連絡がきました。

 

あの時お母さんがあのウエディングドレスを捨てさせてくれたおかげで今の幸せがあると思ってます、このように締めくくってありました。

 

天井にまで達したゴミ部屋を片付ける。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

ガラクタのような人間関係を捨てるのはなかなか大変ですし場合によっては根回しが必要だったりしますので物を捨てるほど単純ではありません。

どっちも後先の問題ではないのですがまずは家(部屋)にある物理的ガラクタを徹底的に捨てましょう。

あなたのステージに必要でないものはバンバン捨てましょう!

 

この場面で◯◯になったときに必要だから取り置くという行動をしてしまう人もいますが(例えば女優になったときに着る服とか)そんなのはそのステージに達した時に買い直せばいいんです。

 

捨てることは怖くありません。

物でも人でも必要な時に必要なだけ得られるようになってるのが法則ですから。

 

全国的にマンボウも明けコロナ自体は収束してないけどなんとなく動きが活性化しつつあります。

いくつか前のブログでも書きましたがゴミ部屋や汚部屋の方にとっては今回長きに渡ったコロナ渦はちょっと一息つける時期だったとも言えます(引越はない室内点検もスルー出来た、実家の親は襲撃してこない)

 

ワタシのとこの場合ゴミ部屋片付け以外の業務もあるので全体としては大きく何かが減ったという状態ではないのですが体感的には単身者のゴミ部屋系でなおかつ引越前、消防点検前など、いわゆる『ケツに火が着いた』組は少なかったように思います。

 

ということは1年もしくは2年繰り延べになり量はもちろんゴミ質も悪化した現場が増えるのかしらね?(゚o゚;

 

ゴミ部屋や部屋の片付け相談はこちら

 

過去ログ格納庫はこちら