過去ログをリメイクしています。
ゴミ部屋片付けで何が一番気が重いかと言いますとやはりペット(犬猫)が絡むものです。
犬屋敷、猫屋敷片付けではいろいろドラマが生まれます、とは言ってもハッピーエンドなドラマではなくザラリと後味が悪い物ばかりです、でもこれが現実です。
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今日が終わればいよいよ年越しモード私たちも残すところ数日となりました、しかし毎年のことだけど昨日一昨日と電話の数が普段の1/3に減りますwwこんなことからも現実逃避癖が垣間見えます、今日あたりからちょっと慌てるんでしょうけど1週間でお正月が控えてるからそっちを優先するんでしょうねえ・・・
昨夜フライドチキンや丸焼きなんかが並んだ食卓を見てある現場を思い出しました
もう3~4年になるかしら?いわゆる放置物件でゴミ部屋にして住めないからすでに違うところに引越てる状態、全部いらないし貴重品もないから完全に空にしてくれというもので本人も遠方なんで立合わないという。
部屋は1DKでゴミの量はそんなに大量というわけではないけど全体的な傷みが激しいのと獣臭というか糞尿臭がすごい現場でした、残ってる餌から犬と猫両方飼ってたみたい。
作業開始からすぐに異変は起こった、ある一角に骨のようなものが見えたwwフライドチキン?つまみ上げよく見ると毛がある!依頼者もいないしギャーっと叫びながら放り投げましたよ。
他のスタッフも別の場所で発見、くまなく捜索すると犬猫合わせて6頭の白骨化遺体を発見、こんなの聞いてないし・・・だんだん怒りが込み上げてきて速攻依頼者に電話、落ち着いて話そうかと思ったけど抑えきれなくてかなりキツク言いました、そしてとにかく早急に来るように、それまで作業はしない、鍵も返さないとまくしたて後日作業日を再設定したのです。
再設定した日の朝現場マンションの駐車場にその人はいた、私の顔を見るなりワンワン泣き「ごめんなさい」を繰り返す、あんたが謝るのは私じゃないよ、発見した遺体の場所を示し自分の手でダンボールに入れさせました、さあもう一度この子たちに謝って。
事の経緯はどうやらたった1日遊びに出るつもりがどんな事情からか3日1週間と延びてしまいさらに数日経った頃に中の惨状を想像したらもう帰れなくなったということでした、無類の犬好きのワタクシ・・・これ聞いて顔面パンチしてやろうと思いましたがグッと堪えました。
ここまでヒドイのはあまりないけどよく似たのはいくつかあっていずれも長期の休暇付近で起こることが多いのです、ペットを飼うにはちゃんと腹くくんないとダメ、自分の楽しみを優先するようじゃその資格はない!