今日はまず能「葵上」@観世能楽堂 を観てきました。
以前『朗読劇「葵上」』を観たことがあります。
「能」ということであれば、今年は「安宅」をDVDで、「船弁慶」を劇場で観ています。
以前は能というとなかなか何をやってるか分からず、見難さを感じましたが、やっと慣れてきて、少しは観られるようになった気もします。
そして演目は「葵上」ですからねぇ。。。。
源氏物語の中でも、何かと目にすることも多い部分ですよね。
「葵上」は光源氏の正妻の葵上へ六条御息所の生霊が迫るシーンで、他の源氏物語のシーンとは少々雰囲気が違うかもしれませんね。
私としては他にもっと好きな段もありますが、なにかと一番接する機会が多いのは「葵上」でしょうか。
六条御息所の源氏への気持ちや、源氏の行動、葵上の気持ちなど、物語を少しでも知っている人には取っ付きやすい部分でもあるんでしょう。
「能」で観ることは、やはり敷居が高いという感覚もありましたが、、、やっぱり観てみたいという気持ちが勝り、今年の4月にはチケットの申し込みをしちゃったんですよね。
上演までの期間が長かったですが、本日やっとその日が来た!というところでした。
プログラムは、フライヤを見てもらった方がいいと思います。
「紫の女たち」、狂言「因幡堂」、「葵上」、、、と進んでいきます。
まず「紫の女たち」
これは解説と、謡と舞い。
解説はすっごくわかり易かった!
能の公演はこういう構成が一般的なのかな?
「船弁慶」の時にも解説があったなぁ、、、と今更ながらに思い出しました。
そして「浮舟」と「野宮」でどちらも源氏物語からの演目。
毎回のことですが、はっきり言って何を謡ってるのか、さっぱり。。。。
何謳ってる?と思ってるうちにあっという間に終了!
次が狂言で「因幡堂」
野村萬斎氏による演目で、分かりやすく、そして面白い!
客席からも笑い声があがってました。
字幕とかなくても面白いものは面白い!
特に相手が誰か分かった時の様子は滑稽でみんな笑ってました。
こういう伝統芸能は世界に誇れるよなぁ!としみじみ感じますよね。
そして「葵上」
何を言ってるのか分からない箇所も字幕があってわかりやすい!
そして、面白かった!
迫力も迫ってくるものがあったね。
解説を聞いてないと理解しにくいところもあるけど、事前の解説のおかげで、どう見たらいいかよくわかった。
でも、今日初めてわかったんだけど、葵上も源氏も出てきてないんだね!!
六条御息所は個人的に好きなキャラなので、やっぱりあの面は衝撃的だよね。
知識として知ってはいても、実際見るとドキッとする。
原作(現代語訳)で読んだ時とは、印象が違うなぁ、、という点も、事前の解説で理解したうえで観られたので、ホント分かりやすかったね!
その後質疑応答などの時間が確保されてますが、、
あと予定の関係で、ここは苦渋の決断で、劇場を後にしました。゚(゚꜆. ̫.꜀)゚。
あと15分ほども余裕があれば、最後まで観られたのなぁ。。。。
公演は一公演のみなので、、気になったってかた、、別の機会を待って下さいね!
余談ですが。。。。。
やっぱり広くみんなに観てもらうためには、字幕とかあった方がいいよね!
今日は字幕の効果実感しました!
もひとつ余談ですが。。。。。
次は「黒塚」観たいかな!
DVDは、買おうかと思ったけど、、
「道成寺」を買いました!
更に余談ですが。。。。。
あの衣装は「ミツウロコ」でしょうか?
鬼や大蛇を演じるときに良く着られるののですよね?
面は生成と般若の間くらいの感じでしたが、、、般若なんでしょうかね?
まだまだ能はさわり程度しか知らなくて。。。。
おまけの余談ですが。。。。。
そういう訳でアンケート出せてないので、添付しときます。
上記とあわせてご覧になってください。
参考になれば幸いです。