昨日今日と二日に分けて「異説 東都電波塔 陰陽奇譚(初日公演無料配信)」を配信版で観劇しました。

何故今この時期にこの配信を観たのか?というと、、、来月の末になりますが、続編の「異説 東都電波塔 弐 ~永遠なれ、星の樹~」を観る予定になっており、、、よく見ると『弐』という文字がありますよね。

ってことは『壱(*)』があるのか?? と気になり、、

考えてみれば、以前日程が合わず観られなかったことを思い出した!っていう状況になりました。

で、確認してみると、劇団GAIA_crewさんのサイトに配信版があることに気が付きました。

それでは取り敢えず、配信版は観ておこう!ってことになりますよね。

配信なので、種々外乱が入り、二日間かけて通して観たという訳です。

(*;タイトルに『壱』はついていませんが『弐』と区別するために便宜上今回配信で観た作品を『壱』と称します。以下同様です)

 

配信版でも、事前に解説のような部分は全く目にもとめず、▶釦を「ぽちっ!とな」しました。

そんな訳ですからフライヤも見てないし全くどんな話なのか想像もつかない状態で見始めました。

あ、、、「弐」の方には千歳まちちゃんが出演しているので観に行く予定ですので、壱の方も出てるかもなぁ。。というぐらいは思いつきますけどね、、、

物語は、タイトルからも想像はできると思いますが、「『壱』の方は東京タワー(正式名称は『日本電波塔』)」、「『弐』の方はスカイツリー」に相当するものに関する物語であろうと。

そして現代日本と似て非なる「もう一つの日本、東京」が舞台になっているであろうことも、何となく想像できますよね。

そしてこの「壱」の方は、東京タワーに関する物語の方です。

では、改めて、、、物語は東都電波塔の建設に係わる物語です。

建設用地の一部は増上寺の敷地であったこともあり、この物語の肝となる江戸の鎮守のための寺院の一部を建築に使用するために工事を行うことで鎮守の機能を弱めるという設定に繋がっていったであろうと想像され、そのために魍魎たちが出てくるという物語になったのだろうと想像されますよね。

そして、その魍魎たちと陰陽師、そして建築側の人々の抗争をへて電波塔が完成し結界の復活・強化と鎮守機能の再建という話になっていったのだろう。

そして、東京タワーからスカイツリーへとその役目が引き継がれることと相関し、物語は「壱」から「弐」へ繋がっていくんですよね。

 

観て思ったのは、やっぱり配信は集中して観られないなぁ。。。。ということ。

その点は考慮したとして、なかなかに面白い話だったな。と感じましたね。

あの時代、非科学的なことは否定したくなるもので、未来は明るいと信じる人々が毎日を精一杯生きていた。

一方で、怨霊や幽霊、祟り神などが潜める暗闇もまだまだ残っていた時代だった。

その二つの存在をつなぐ陰陽師たちもまた活動している。

そういう世界が、上手く物語として魅力的に組み上げられているよね!

こういう物語はすきだな(^^)

 

千歳まちちゃんが出てたはずだよなぁ、、、と思いつつ観ていたものの、定点カメラでの配信だと、なかなかまちちゃんを見付けるのが大変だろうなぁ。。。。って思っていました。。。

でも、登場して、一瞬でわかったよね!

「あ、これだ!!!!」

ある程度想像はできたんだけど、怨霊たち側の頭目といっていいポジション。

表情までは読み取れないとしても、スッゲーまちちゃんらしい!って感じましたね。

えっと~「少尉」、、「少佐」?  多分「少尉」だったはず。

帝国軍人っぽい設定だけど、、、「実は名のある怨霊」の仮の姿なのではないか?とも思ったりもする。

違うとは思うけど、、例えば「平将門」、、、、とか、、、

どうだろうね???

 

8月末の「異説 東都電波塔 弐 ~永遠なれ、星の樹~」がとても楽しみになりました!!!

 

余談ですが。。。。。

これもパンフあったら欲しいな!