今日二本目のお芝居は「シャーク・アタック・トルネード・アフタートゥモロー」@ステージカフェ下北沢亭 でした。

何といっても、タイトルが長くて、スラっと読めない(^^;)

話に出るときには「シャークなんちゃら!」って言ってました。

まぁ、、、想像したイメージですが、、、映画の「ジョーズ」みたいな感じ。。。。のコメディなのかな?

フライヤが可愛いのでパニックものではないよね!??

てか、私の知り合いの女優さん・モデルさんたちに「サメ好き」って子が結構いるので、時折「サメ」=「可愛い」のイメージが私の中で固定化しつつあって、、、、

微妙に状況が入って来ない。。。。。時があるんですよね。

サメを調べてみれば、意外と「人食いザメ」のような種類は多くないようで、「サメ」=「怖い」より、「サメ」=「可愛い」イメージの方が、どちらかと言えば合ってるのかもしれないんですよね。

 

さて、この物語、もう一点思いっきり気になった点があって、、、、

サメって軟骨魚類で、海洋に住む生物なので、、、川に出てくる時には、海水ではなく淡水に適用してないと生きていけない。。。

軟骨魚類は、、私に認識では、、腎臓などの発達が不充分で、淡水下では浸透圧の関係で体内塩分濃度の調整が上手くできないのではないかと思います。(間違ってたらご指摘ください!!)

ということは多摩川でサメに遭遇することはあるんだろうか?ってことになりますよね。

まぁ、、、このサメについては特殊な形で作られているのかもしれませんけどね。

おっと!!!サメについて考察しても仕方ないですよね。

 

この舞台は、舞台上の劇空間と客席を含めた劇場空間とを、、、

演劇上演中の劇時間と客席を含めた劇場時間とを、、、

これらを混合しちゃおうというもの。

サメのパニックストーリーはその試みの手段でしかありません。

ですから、舞台上で演じられる物語じゃなく、舞台上、、に、客席も含めた劇場内で起こっている事象を楽しむというコンセプトなんだと思います。

極端な言い方が許されるなら、ストーリーなどある意味どうでもいいんです。

劇場内で起きていることについて、どこまでが演出の範囲内で、どこからが範囲外なのか、、、、

分かる必要もないんです。

あの空間で起きている、観せられている事象そのものが今回劇を演じる、、、創る側から見る側への伝えるべきもの。であって、それはつまり劇場内にいる人すべてが受け取るべきものとイコールのものなんです。

何が起きてもShow must go on!なのです。

それが演劇なんでしょう!!

はっきり言って、最初は何が起きているのか全く分かりませんでしたが、、、、

それも含めて、今回提示されたものだ!ということが途中から分かってきます。

 

でも、現実の舞台は、そんな難しいことを考える必要は全くありません。

観せてもらったものを素直に楽しめばいいんです。

それこそが『Show!』ですから(^^)

今日の1本目の「ネーチャンズ」もかなりのレベルでこの領域に達してましたが、それを軽く超えるレベルで『Show!』でしたね。

そしてこれこそまさに『MUST GO ON!』始まったショーは幕が下りるまで続けなければならない!ですよね。

物語自体は書いちゃうと「文字通り」くだらねぇ。。。。。ものですが。

されど、だからこそ楽しめる世界がそこにある!んですよね。

最高に涙出るほど笑いこけたお芝居でした。

演劇は(特に小劇場演劇は)最高だな!!!!

 

この舞台には田中愛実ちゃんが出演しています。

あみちゃんの演技の幅が広いのは知ってますが、、、

今回もなかなかな役でしたねぇ。。。。

フットサルのエースストライカーならも少し体重増やさないと当たり負けしちゃうよね! って、これもどうでもいい話。

あみちゃんの出る舞台には、時々こういう「特殊」なものがありますよね。

女の子は死なない ~実録演劇犬鳴村/男尊演劇死滅譚~」とかもかなり「特殊」だったなぁ、と思っていましたが、今回のこの舞台と比べれば「普通」のお芝居だったように感じるね。

あみちゃん、次は殺人鬼役とか、、、やって観たくない???

 

物語自体は、先にも書いたけど、ホントどうでもいいような物語。。。。

の割には意外と感動的なシーンもあったりする。

毛嫌いししていたあの子が「おかぁさん!!!」のシーンには感動を禁じ得ないですよね。

「私は演劇が。。。」のシーンは私も一緒に叫びたい気持ちになったね。

私も学生演劇からスタートして46~7年も演劇界隈で過ごしてきたからなぁ。。。。。

ホントお芝居が好きなんだよね。

まぁ、今では私は観る方専門だけどね。

 

今回は愛実ちゃんだけでなく、声を掛けるタイミングがあった子にサインをもらってきました。

青木絵璃ちゃん、佐野剛君、原あゆみちゃん、宮内萌々花ちゃんの4人。

こういう舞台ってきっともう参加することはないんじゃないかと思うんだよね。

明日の1公演、それを噛みしめて思う存分この舞台に浸りきって欲しいね。。。溺れるほどに、、、溺れちゃいかんけど!

そして何より楽しんで、最後のステージ、本気で楽しんできて!!!

きっとこれから先、役者として活動していく最高の肥やしになるはず(^^)v

 

公演は明日(6/23(日))まで、下北沢のステージカフェ下北沢亭にて上演中です。

当日券あるか分からんけど、お芝居好きな人は絶対観に行った方がいい!!!!

 

余談ですが。。。。。

爆笑・爆笑・爆笑でした。

おかあさんの腸にはわらった!!!

腸詰めか!?!!!

涙出るほど笑ったけど、感動もしたよ。

 

もひとつ余談ですが。。。。。

昨今ストーンヘンジへの塗料塗布の話しもあったけど、環境保護団体の行動には賛同できないことも多い。

言ってることは共感できても、あんな行動をとられたら、賛同できないだけでなく、その行動を非難するしかない。

そしてそれは環境保護行動への疑問符に繋がっていく。

自らの行動が世界中の人からどう見られるのか想像できないなら、環境保護活動は誰からも支持されなくなっちゃう。

それが分からないのだろうか?

・・・サメの保護の人にも聞いて欲しいな!