今日二本目のお芝居は「メアリーの怪物」@ザ・ポケット でした。

このお芝居、夢麻呂氏が出演しているということで、観ることにしました。

夢氏の舞台、全部観られている訳ではありませんが、少なくとも「はずれ」の舞台はないよね!っていう認識がありますから。

で、フライヤをざっと眺めて(普通、読むのは観終わった後なので)いると、もう一人目に留まった子がいました。

鈴木優愛ちゃん、、、2022年の4月に一度少しだけ撮ったことある子、、、だと思うんだよなぁ。(確か掲載NGだった)

友人のアキバちゃんの推しだってのは今回まで認識はしてなかったけどね(^^;)

撮ったときとは、全然印象が違ってて、、、

まぁ、突然知らないおっさんがカメラ持って目の前に現れたら、そうにこやかな表情にはならないよね。

撮ったのは一度だけだったし、、、、撮った枚数も20枚ほどだったからね。

 

物語は、人の「幸せ」の物語、、、だよね。たぶん、、、

まぁ、、「正義」とか「罪」とか「倫理観」とか、立場が変われば変化しちゃうものだけど、、、

「正義」のための「正義」ほど始末に負えないものはないよね、、

今のイスラエルのガザ侵攻をみると痛いほど実感する。

彼らは彼らの正義のためにガザの人々を虐殺してるからね。。。。。

話は逸れたけど、、、、、

人の「幸せ」っては、ある程度、最低限の共通認識はあるのかもね。

このお芝居もそんな感じのお芝居なのかな。。。。と思いながら劇場へ。。。。。

 

このお芝居には、夢麻呂氏が出演しています。

夢氏が「ヒールです!」と言ってたので、悪役です。

しかも、いつも私が言ってる「悪役がいいと舞台が締まる!」に見合う悪役ぽい感じであることを言ってましたね(Xなどで)

これは期待できるね!!!と期待感UP↑↑

で、実際は、、、、、思ったほど「極悪人」ではなかったかも、、でも、物語の流れの上では確かに「悪役」で間違いない。

でも、厳密には「悪役」というよりは「敵役(かたきやく)」の方が合うのかも。

気になったのは、「黒幕」という感じの「敵役」ではなかった点かな。

彼は真剣に、本気で博士の手助けをしたかった、、、んだよね?

裏で研究成果で懐を肥やそうとしていた感じではなかったんだよなぁ。。。。。

むしろ、その方が「悪役」ぽかったのにね。

ああいう感じの退場の仕方だとは想像つかなかったね。

もっと派手に撃ち殺されたりした方が「劇的」だったのにね。

 

もう一人の鈴木優愛ちゃん。

撮った時は、私の中では「女優さん枠」ではなかったんだけど、、、

今日観てみて「おぉぉぉぉぉ。。。。。 女優さんだぁ!」ってなりましたね。

今回は「ドール」という役名だったので「お人形さん」のような役なのかな?って思いましたが。。。

実際に観て、、、当に「お人形さん」滅茶苦茶可愛いし、その行動もオートマタのようなぎこちなさが更にいい!

いやぁ、、本当に「ドール」じゃん!!!!

我家にも一体欲しいぐらいのお人形さんだったね。

終演後チョットだけお話しできたんだけど、微かに私のことも認識してくれてたような、、、、感じで、、、嬉しかったね(^^)/

 

全体を通しての印象は、、、、

半分、鉄腕アトムっぽい、、、天馬博士が亡くした息子に似せて「飛雄(=のちのアトム)」を作った、、けど、「これは飛雄じゃない!」といって廃棄したところとか。。。。

半分、「奇跡の人(ヘレン・ケラーの物語)」っぽい、、、、ヘレンが「水」を認識したときの「うぉー!!!」が、あの叫び声とダブったね。

どちらも個人的に大好きなので、この「メアリーの怪物」も印象的にはかなりいいんだよね!

でも、引っかかった点も、、、、

ロボット三原則からすると、あそこで自爆はできないはず!

こういうところは思いっきり引っかかるよね。

そしてもう一点、、、

これは確認した訳じゃないけど、死者の細胞からクローンは作れないはず。。。。。と思う。

例えば事故死しちゃった人の細胞では無理ってことだよね。

死ぬ直前に細胞を取り出したってこと!?!?!?????

その辺は本気で気になるんだよなぁ。。。。

でも、テーマも、ストーリーも、キャストもバランス取れていて、かなりのレベルのお芝居だったんじゃないかと思う。

上記の気になる点も、、、ほとんどの人は気にならないよね(^^;)

いい緊張感もあり、感動もあり、いい舞台だったと思います。

 

公演は明日(6/9(日))まで、中野のザ・ポケット にて上演中です。

見応えのある、すっごいお芝居だったので、興味のある方は、明日劇場にてご覧になってください!!!

 

余談ですが。。。。。

やっぱ夢氏、さすがだ!!!!

ホントは裏があったんだよ。。。とかいうところがありそうに見えるところなんて、ホント流石ですよ。

最後はあのまま消えちゃうのは、、、、もったいないよね。

 

もひとつ余談ですが。。。。。

・・・ここは業務連絡ですが。。。。

アキバちゃん、優愛ちゃんとお話ししたよ。

アキバちゃんの友人だからって言っておいたので、後で「違う!」とか言わないように!!!

 

更に余談ですが。。。。。

ロボット三原則は

第一原則「ロボットは人間に危害を加えてはならない」

第二原則「第一原則に反しない限り、人間の命令に従わなくてはならない」

第三原則「第一、第二原則に反しない限り、自身を守らなければならない」

第一原則が最も優先される。

だから、あのシーンで人に影響があると認識したうえで自爆はできないはず。

あのシーンだったら、抱き着いてから自身の活動を停止するっていうぐらいしかできないはず。

そして、そういう行動でも物語は成立するはず。

3体のロボットに抱き着かれたら抱き着かれた方は身動きができなくなり、ロボットがその状態で活動を止めれば、その状態を脱するのは不可能なので、やがて、抱き着かれたものは。。。。って感じで、結果的に自爆と同等の事象が起きるというもの。

・・・ってことでどうでしょう?

 

最後に余談ですが。。。。。

タイトル「メアリーの怪物」ですよね。

・・・え?

「メアリー」っていたっけ??????

 

おまけの余談ですが。。。。。

博士って、一般的にいうところも「マッドサイエンティスト」だったのかね?

それとも「ただの哀しい親父」だったのかな?

人間のクローン製造は禁止されてるはずだよね?