今日二本目のお芝居は「ハムレットQ1」@PARCO劇場 でした。
この演目を観ようと思ったのは、、、、
シェークスピアって、、正直あまりちゃんと観たことないんだよねぇ。。。
この辺で一度何か観てみようかなぁ。。。
あ、PARCO劇場でハムレットやるじゃん!!
PARCO劇場も久しぶりだしちょっと行ってみようかなぁ。。。
って感じでした。
そして、「フォーティンブラス」を観に行ったとき、フライヤを手に取って、、あ、これ観に行くやつだ!
よく観ると吉田羊さん他錚々たる出演者の面々。。。。
えぇぇ、、、、私が観に行っていいようなレベルなのか????ってちょっとビビったことは内緒にしときます。
シェークスピアの舞台のバリエーションの作品は今までも、、上記「フォーティンブラス」をはじめとしていろいろ観てるのは事実です。
でも「ロミジュリ」と「夏の夜の夢」以外では「ハムレット」も「リア王」も「オセロ」も「マクベス」も、、、、観たことないんだよね。
ほぼ初(「ロミジュリ」と「夏夢」以外では)の本格的シェークルピア、、、
物語は、、、、あえて書くまでもないだろうなぁ、、、、ってことで省略。
あえて知りたいという方は検索してみてくださいね!
途中20分の休憩を挟んでほぼ3時間の大作ですが、Q1は本来の尺よりは短いそうです。
でも、この間、圧倒的な迫力で一瞬も目が離せない状態でした。
作品のポテンシャルもあるんでしょうが、やはり出演者の存在感の分厚さに押された感が強いですね。
どの一人をとっても、台詞一言一言、一挙手一投足が私の目を引っ張っり、吸い付けているかのように目を離すことを許しません。
観終わったあとのなんとも言えない疲労感のようなものが、頭と身体を痺れされているかのようでした。
何より吉田羊という役者の、存在感という言葉では表しきれないような圧、、パワー、、波動が半端なく凄かった!
瞬間瞬間の切り替えがシャープで、そして重い!
という表現さえ陳腐に思えるほどに、、、、重い!!!
もう賞賛しかない。。。。
だけど気になった点もある。
シェークスピアの時代に銃はあったのかな!???
あの銃を使ってたところだけが物語を軽くしてしまっていたような気がしないでもない。
私の思い違いかもしれないが、あったとしてもハムレット世界に銃は似つかわしくないような気がする。
この物語には剣が似合うように思う。
決闘も剣で行われたように、銃での決闘だったら、、、、まるで西部劇じゃないか。。。
考証はどうであっても、銃は出してほしくなかった、、、、かな。
個人的意見だけどね。
公演は6/2(日)まで、渋谷のPARCO劇場にて上演中です。
短縮版ではあるかもしれませんが、、、充分以上に見応えのある舞台でした。
シェークスピアの舞台をまだ観たことないけど、一度観てみたい、、、と思ってる方、どうせ観るならここから始めましょう!
余談ですが。。。。。
日本だと「源氏物語」がいろいろな文化の源流になってることが多かったり、中国では「三国志」だったりするように、西洋では「ギリシャ・ローマ神話」「キリスト教説話」に並んでシェークスピアの作品がベースになることが多いと思うんだよね。
私の中では、もちろん充分に知ってる!と言えるほど知ってるわけじゃないけど、「源氏物語」も「三国志」も「ギリシャ・ローマ神話」も「聖書」も読んできたけど、シェークスピアの作品は読んだことないんだよねぇ。。。
この年になって言うのもなんだけど、、、全部とは言わないまでも、読んどきゃ良かったなぁ。。。。
ホントそう思えるよ。
更に余談ですが。。。。。
読もうと思ったことはないこともないんですよ。
ちょっと読んでみると、あの何とも言えない独特の表現がね、、、、、
お芝居だと観られるんだけど、、、、何か読めなかったんだよなぁ。。。。。