今日二本目のお芝居は「僕らの星(Earth)」@千本桜ホール でした。

当初の計画とは違う形での上演ということになったようですが、、大丈夫だろうか?

という心配はもちろんありましたが、それでも公演してくれるということで、予定通りの観劇になりました。

今回は「灰女の輪郭」と「いつか流星雨の下で」の二本の短編を上演するということになったようです。

そして、「いつか流星雨の下で」の方に一本鎗希華ちゃんが出演しします。

直前での講演内容の変更に悩んだようではありますが、出てくれてホントにありがとう!!

 

物語は

「灰女の輪郭」は

一人の女性の葬儀場の喫煙室が舞台。

彼女が以前バイトしていたところの後輩の男と、彼女が就職した後の職場の同僚の女性三人の会話劇。

動きの少ない、だからこそ言葉の力がポイントになるお芝居。

女性二人と男のやり取りが、「大人の会話」を演出していて、女性、男性共にぎこちなく無理のある雰囲気に創り上げている。

二人の女性が去った後、残った女性一人と男性の会話とのコントラストが見所かな。

 

「いつか流星雨の下で」は

多分天文部のOB五人が10年(?)ぶりに集まるお話。

四人と一人の会話がなかなか噛み合わないところがポイント。

この話は何を書いてもネタバレになりそうなので、あまり詳しくは書かないけど、、、

急に纏めた話としてはなかなかのでき。

まだ充分熟成できてないためか、間の取り方をもっと詰ればかなりいいお話になるだろうと思えたかな。

のあちゃんの熱演がすごい。

感情の盛り上がりが、カーテンコールになっても収まらす、涙を拭きながらの姿に更に感動!!

というか胸が苦しいような感覚になる。

それだけ四人に対する思い、想いが重いんだろうな、、、と、分かる!

そうさせた四人の気持ちもめちゃめちゃ伝わってくる。。。

のに、、、始まって直ぐにのあちゃんのポジションが分かっちゃうのが残念!

終盤まで気が付かれないような会話の間のとり方とか、、、時間をかけて詰めたかったよね。

それでも、そういう点があっても、あの部屋の中へ心が引き込まれるようなそんなお芝居でした。

 

今更の話しではあるけれど。

もし計画通りのお芝居が上演されていたらどんな物語になったのだろう。。。。。

気になってしまうよね。

急遽変更した演目で、これだけのものが出せるキャスト・スタッフたちの力量は充分だろうからね。

もったいない! と言えばいいのか、、、

残念!!!!! と言えばいいのか、、、

素直に言葉は出て気はしないんだけど、、、、、ね。。。

だってこういう状況だったから、これだけの作品になったのかもしれないしね。

過ぎ去ってしまったときに起きたことに「もし」は無いのかもしれないけど、、、

観てみたかったな。。。。「真正「僕らの星」」がね。

 

公演は明日(1/21(日))まで、千本桜ホールにて上演中です。

残るはEarthチーム、Starチーム各一公演づつ。

私はEarthチームのみの観劇ですが、きっとStarチームも素晴らしい舞台に仕上がってると思います。

是非ご観劇ください!!

 

余談ですが。。。。。

のあちゃんが「長台詞!!」と参ってましたが、観て良く分かりました。

のあちゃんにとっては、ある意味一人芝居のようなそんな舞台でしたよね。

本当によく頑張りましたね!!

思いっきり褒めてあげたいです。

 

もひとつ余談ですが。。。。。

今日の一本目の「OZ前日譚」もめちゃめちゃスゴイお芝居だったし、この「僕らの星」もホントに素晴らしい舞台だった。

日に二本観てどちらもすっげー!!と思える日は、年にそう何日もある訳じゃない。

そういう意味で、今日は思いっきり「当たりの日」だったな(^^)

私の推してる女優さんたちが、こんなにすごいお芝居を観せてくれるんだから、私は幸せだよ!!