今日はDVDにてお芝居を観ました。

先日購入した「狐笛のかなた」でした。

以前UPした「カミクイ」と共にDVDを購入したんですよね。

風ノ環さんの2009年の第1回公演作品とのこと。

彼の「精霊の守り人」の上橋菜穂子さん原作作品です。

 

物語は、ある能力をもつ少女と妖狐との出会いから始まります。

少女の能力は亡き母親から受け継いだもので、妖狐はある術者の使い魔にされてしまっています。

二人は対立する集団にそれぞれ属しており、妖狐は少女を守ることはできるのか?

物語は不穏な雰囲気を孕んで展開していきます。

和風ファンタジーとして充分な面白さを有している物語です。

 

術者が妖狐を操るために使用するのが「狐笛」という訳です。

操るための道具というだけでなく、この狐笛は妖狐の命さえも奪えるものとなっています。

そして妖狐はその狐笛によって無理やり術者に従わされており、術者は妖狐たちから隠された存在になるような術によって守られています。

妖狐は術者が見えれば反撃のチャンスを得、狐笛を奪うことができれば、術者の呪縛から脱することができます。

少女は妖狐を術者の呪縛から解放することができるのでしょうか?

重層的に絡み合った人々の関係、人と妖狐の関係など、さすが上橋ワールドといった感じですね。

 

ということで、「狐笛のかなた」、「カミクイ」をDVDで、「羅生ノ鬼」を劇場で観劇した風ノ環さんの舞台です。

私的には、感覚的には一番合う気がするんですよね。

また風ノ環さんのお芝居観たいですね!

可能であれば「羅生ノ鬼」の再演が観たいですねぇ!!

まぁ、、、再演がなければDVDとかでもいいんだけどね。

あ、DVD、、「羅生ノ鬼」のね、、あるのかな?