今日もお芝居を観て来ました。
まず１本目が「きき手の不器用（Ｂチーム）」＠シアター７１１ でした。
「こわっぱちゃん家」という団体のお芝居。
今日観てみて、以前観たことあるんだけど、何かピンとこないなぁ。。。。。
ってことで、過去ブログを見返してみました。
すると「誰かの味方」というお芝居を観てました。。。。
が、配信での観劇でした。
こうやってみると、やっぱり配信と生での観劇の差は大きいですよね。
配信だと、、やっぱり外乱が入りますからねぇ。。。。
今日観たのはもちろん生での観劇でした。
やっぱり生だよね！！！！
・・・でも、今日は後ろの席の方が頻繁に咳払いするので少し、、、というかかなり気になりましたが。。。。
まず「きき手」って最初は「利き手」だと思ってたんですよ。
なんせ「不器用」ですから、普通手先の器用さを思い浮かべますよね。
実際には「きき手」は「聞き手」もしくは「聴き手」でしたね。
どちらかが正解なんでしょうけど、、、明らかにはされていませんね。
私的には「傾聴」という言葉も出てきていたので「聴き手」が正解なんじゃないかと思いますが。。。。
本当に聴くことって難しいですよね。
私は若いころ職場の教育係を長年担当して来たので、若手社員の悩み事を聴くことも私の仕事の内でした。
公園で聴いてみたり、会議室で聴いてみたり、食事をしながら聴いてみたり、もちろん酒を飲みながらが一番多かったかも。。。
職場での悩み事解決は、「聴く」というより「聞いて」対策・対応を一緒に考えるというものでした。
仕事のラインを変えるとか、職場の席順を変えるとか、、、、仕事のやり方についても話したことありますね。
それはそれで効果があったと自負していますが、、、自己満足だったのかもしれません。
今日のお芝居のテーマとは少し違うかもしれませんね。。
物語は「聴く」ことを中心にして、二つの団体の活動、そしてそのメンバーの生き方を描いたものでした。
私の経験も含めてすっごく思うところの多い内容でした。
が、そんなことは私だけの感覚ですよね。
そうは言っても、話を聴いてもらえることは、心を落ち着け、整理するうえで一番重要なことなのかもしれません。
対策とかは、心が定まったあと、具体的に歩き出す一歩の手助けにしかならないことは、私は良く知ってますから。
大切なことは「心を落ち着けて気持ちの整理ができること」ですよね。
このお芝居には田中愛実ちゃんちゃんが出演しています。
一方の団体のメンバーでこの物語の主役ですね。
いつも思いますが、あみちゃんホントにステキな役者ですよね。
気持ちの動かし方が何とも言えず自然でしかも力強く、観ていて引き込まれます！！！
こういう役は完全にあみちゃんのはまり役だよね！！
そしてもう一人、特別気になったのはもう一方の団体の「テレサさん」＝尾ノ上彩花さん、、、かな？？
声がねすごいの！！！
この声で「どうしました？」ってきかれたら、何でも話せそうな気がする！
ある意味「女神様」のような、、、そんな声。
演じている雰囲気もすごく良くて、穏やかで温かくて、、、、ちょっとヤバい！！
正直なとこ、全員気になったんだけど。。。二人だけね。
公演は今日(6/18)が千穐楽、この後Ａチーム公演が千穐楽公演。
もし悩みがあるなら、このお芝居は観るべきだね！！
ちょっといけない！！！という方には、今後配信もあるとか！？
余談ですが。。。。。
照明とか舞台装置とか音響についてアンケートにあったんだけど。。。。
音響とか舞台装置については詳しくないので、、、
まぁ普通には良かったと思う。
照明については、、、私も少し齧ったことがあるので、いくつか書いてみますね。
（１）二つの団体が同じ舞台上同時に存在していて、照明の色と当てる範囲で、メインの方とサブの方を表現している。
これは分かるけど、コントラストの差が小さくて、最初はどっちを観ていいか若干戸惑う。
（２）ということもあるので、観客が表現方法に慣れるまでは、もう少し明暗の差をつけた方が分かりやすいと思った。
（３）しかしながら、物語が進んでいくうちに、サブの方も台詞は(あったとしても)観客には聞こえない感じで演技は続けてお
り、それを観せる目的でも、サブの方にも照明が当たってることが分かってくる。
（４）以上のことを考慮すれば、、開演初期はメインとサブのコントラストを大きめにつけており、観客の感覚が付いてきたころ
からサブの方の明るさを徐々に上げていき、サブの方の演技も観てもらえるようにする。
（５）色は暖色系の方と寒色系の使い方は分かりやすいが、もう少し差があっても良かったかも？
・・・・私が照明齧ったのは40年以上も前なので、今風でないかもしれませんけどね(＾＾；)
