今日はお芝居を観に来ました。

今日のお芝居には知人・友人は誰も出ていません。

このお芝居のストリーに興味をひかれたので、かなり早い時期に見ることを決めたお芝居です。
タイトルは「山茶花」

お芝居のストーリーの紹介は次のようなものでした。。。

 

〈 飛騨の山奥に生息する妖怪「やまこ」
この妖怪雄しか生まれないため人間の女をさらい子を産ませる… 〉
やまこの青年「サンサカ」は嫁さん探しのため妖怪の里から人間界に降り立った
都への道中山賊に囚われた少女「つばき」に出会う
生まれて初めてみた女に話しかけるつもりが山賊に捕まり二人が連れて行かれたのは人里離れた森の奥深くそびえ立つ大屋敷
そこは大商人・藤屋源兵衛のハーレムだった
山茶花(さざんか)の花言葉は「理想の恋」
つばきと出会いやまこにとっては禁断の「ヒトの愛」を知ってしまった
サンサカは彼女を自由にするために人間達に立ち向かう…
― 時は江戸、人と交わらねば子を残せぬ「やまこ」と少女の恋物語 ―
このような紹介で始まる物語でした。

民話や神話・伝説などが大好きな私です。
この妖怪のお話に心が惹かれました。
妖怪たちの生き方、そしてそれに対する人たちの生き方。
人間らしい生き方って、、、いったい何なのだろう。。。
人間よりも人間らしい妖怪たちの生き方に心が震えました。
それとも私の思っている「人間らしい」生き方って、実は全然違っていたのかもしれません。
人の心の闇こそが妖怪なのかも・・・

観て良かった。。。。
私の心の中のにも妖怪が潜んでいるのではないか。。。。
そして、その本性を現す時を待っているのかもしれない。。。。
でも、、、私の心の中に潜む妖怪は一体どんな妖怪なのだろう・・・・・・・・
そんなことを考えながら帰りの道を歩いている自分に気が付きました。
・・・・私の命の尽きるまで、その妖怪が目を覚ましませんように・・・・