今回の新型コロナワクチンについては疑問も言いたいことも山ほどあるが、そもそも「どうしてそこまで日本のマスコミはワクチンを目のかたきにするのか?」私にはさっぱり意味が分からない。そもそもは子どものワクチンに対する裁判沙汰があって、ワクチンを打つと「大腿四頭筋短縮症」(すみません正確ではないかもしれません)なる病気になる、として国は裁判で負けたのだった。なので、では国はワクチンはお勧めしませんから親が自分の子どもの健康を守るのでしたら自己責任で自分で打ってくださいね、となった。当然のごとくそんな親がいるわけないから子供のワクチンについては後進国になった。その後その裁判を全く忘れたようにマスコミが「日本は子供のワクチン後進国だ」と騒ぎだして、今では公費負担で打てる。何本もワクチンを一度に売っている姿をみて、「あの裁判は何だったんだろう」と私は思う。子宮頸がんワクチン騒ぎも同じでワクチンを打つと若い女性に非可逆的な副反応が出る、ということで7年前にマスコミが大騒ぎをしてそれに小児科、神経内科医が便乗して騒ぎ頸癌ワクチン(HPVワクチン)はほとんど0になった。しかるにこの7年間で世界中で頸癌になる女性は激減し前癌病変である異形上皮すらほとんど無くなった。だが日本では若い女性の頸癌も前癌病変も増え続けている。しかもワクチンを推奨する他国の学者へ日本から多くの嫌がらせメールがあったということだ。これほど恥ずかしい事は無いだろう。どうして学会はそういう動きを封じるために力を出さなかったのか。見て見ぬふりをした。それで今回のコロナワクチンだ。国内で開発生産することは全く考えが及ばず他の国から買う事ばかり考えている。恥ずかしくないのだろうか。やっと分けてもらったワクチンを素早く多くの人に接種する事も出来ず、出来ないことを医療関係者の責任にしているがそんなことはない。医者でなくても打てるし私だって接種に協力すると言ったのだ。日本のマスコミはワクチンへの態度を変えるべきで副反応ばかり強調するな、と言いたい。コロナにかかって死ぬのとアレルギー反応で一時具合が悪くなるのとどちらが問題か。他の国では副反応などで騒いでいない。科学的な記事をきちんと書くべきだ。副反応のみ強調することで誰が得をするのか。頭を冷やして考えたらいい。