いつもの朝は
普段の朝といえば
起き抜けの
アーリーモーニングティー
から始まる
毎朝決まった時間に
白侶が煎れる紅茶を飲んで
その間に容赦なく
開かれるカーテンに目を細め
欠伸しながら背伸びする
その時に
白侶がその日一日の
スケジュールを読み上げ
私はその間に二度寝して
怒られるのが
ルーティンだった
末っ子が生まれてからは
そんな一寸の余裕もない
子供2人の面倒を見ている妻に
負担をかけないよう
夜泣きで
起こしたくないので
寝室を別にした
今は末っ子だけが
私と同じ部屋で寝ているのだが
もう二度寝もしなくなった
幸い
私が起きる時間に末っ子は
起きないので
紅茶を味わう
時間くらいはある