何かしら勝ちたい‥ | 比翼連理 ~執事の愛が重い件~

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

前記事にまつわる話し。


長男がまだ5歳の時。
肩車していると「パパたかぁい♪」と喜んでくれた。

長男はその後、
さらに高身長な白侶によじ登り───
「パパよりたかぁい!!」


大興奮していた……(´-ι_-`)




次男くん3歳の時。
白侶が抱っこしたら「いやーー!」と泣かれた。

高所が苦手な次男である。
パパが抱っこしたら泣かなかった。


……子供って、時に残酷ね(´-ι_-`)




白侶と私の身長差は、
ほぼ10㌢

子供の時分こそ首が折れるほど見上げていたが、年々追い付いてきて──

高校の頃には10㌢にまで追い付いた。


そして止まった。


体格差でも勝てていない。
が、これに関しては勝てる気がそもそもしない。

免許取り立ての頃。
坂道を下る私のインプレッサを素手で止めた白侶さん。
ブレーキを踏んでいたとはいえ、前方の車にぶつからせまいと躍り出た白侶に──

目撃者全員が騒然……


その後、何事もなかったように涼しい顔をしている我が家の小姓に──兄、騒然。

【この話は、今でも伝説として語り継がれている】






あの男は……本当にネタが尽きない。