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２泊3日の仙台旅行つづってます
アホなこともしてます
よかったら見てね
2日目秋保に行って
磊々挟でハートを見つけ
可愛いカフェであんみつに感動してコーヒーをサービスしていただきまたまた感動
万華鏡美術館でキラキラの美しさに見惚れ
と
と
と
バス乗らなきゃ汗
これ逃したらどうやって仙台まで帰るんだ？
タクシーなんて通ってないし
万が一乗ったらあまりに遠くて破産しちゃう
16時に帰り路の確保でこんなにドキドキするなんてね
先にバス停にいたお嬢さんたちと一緒に乗り込み車中で
Googleマップを見ながらずーっとずーっと
迷ってた
何をっていうと
この旅行に出発する前に家でいろーんなとこを検索してた時に
とても惹かれる居酒屋さんがあってハートをつけて保存してたんだ
行けたらいいなぁってくらいだったの
娘たちから何軒か牛タンのお店とか教えてもらってたし
仙台の駅に近いお店をYouTubeでたくさんみてたからその中で行けそうなところって
ところがね
なんだかこのバスこのまま乗ってるとその居酒屋さんの最寄り駅のあたりを通るみたいな気がしてきて‥
お店の開店は16時
でも
・予約した方がいい って書いてあって
・バスの中で電話するわけいかない
・一度仙台に戻って電話をしてもう一度電車に乗っても1時間くらいで来られる
・とはいえ、予約した方がいいお店なら遅くなる方が混んじゃうはず
・お酒飲んだら知らない街で電車で帰るの大丈夫かな？
いつまでもいつまでも こんなことぐるぐる
バスが進んでくると
あ
この道絶対お店の経路にぶつかってくる
ダメで元々 行って来いってことだよね
えいっ
てボタン押して飛び降りました
Googleマップ手にしながら歩いたら なんか停留所3つ分くらい早く降りてた汗
そしてついに発見
私が憧れてたご飯やさん
『めしと酒 あおい食堂』さんです
インスタで見てたやつ〜 嬉し
思い切って扉を開けて
「一人なんですけどいいですか？」と聞いたら
ちょっと間があって
「お料理出すのに時間かかっちゃうかもしれませんけどそれでも良いですか？」と
入れていただくことができました〜
やった〜
8席ほどのカウンターに座らせてもらう
お店の中には
私のひとつ開けた左側に御婦人
が一人
背中側のテーブル席にお二人 って感じ
早かったからなんとか座らせてもらえたんだな
あ〜降りてほんとによかった
私よくやった
おめでとうで
「お疲れ生です
」
そうなの こちらはおばんざいとトンテキが有名でって
私はおひとり様のおばんざい3種を選んで
トンテキもご飯なしでおつまみ仕様でお願いしました
左側の御婦人は相当な常連さんのようで
お店の方とずっとおしゃべりをされてて
ちょっといいなって思ってた
話しかけるチャンスあったらいいんだけどなって
鰹のたたき
つるむらさきのおひたし
空芯菜の炒め物をチョイス
ピーマンとししとうのおばんざいサービスしてもらっちゃった
こういうのいいでしょ
ちょっとっていう量がホントに嬉しいんだ
ひとつ一つがねおうちの味
なのにホントに美味しい
じわじわとこの二日の喜びの数々を写メの中に味わって
トンテキもきました
ほくほく柔らかくて
美味しかった〜
その頃
御婦人はバッグから本を出し読み始め
お店は次々とお客様が 断られてしまう方もいて
御婦人と私の間に 一人のおじいちゃまが座られて
あ
この瓶はおじいちゃまのボトルだったのね
お店の中の有線がね すごいのよ
松山千春 原田真二 ヒデとロザンナ いしだあゆみ 森山良子
もうさ
耳に入ったら口から出るわけよ
そりゃ無意識にw
隣のおじいちゃま
我慢できずに口ずさんでてw
楽しいんだな〜 いいね と思って
私もつい
「いいお声ですね」なんて言ってしまって
「え？ 歌ってましたか？」ちょっと照れ臭そうに
その時はそれで終わってしまって
私も焼酎「魔王」のおかわりをして とりめしのおにぎりで締めましょと
「そろそろおあいそお願いします」ってお店の方に言ったら
おじいちゃま
「え？ もう帰るんですか？一杯飲んでくださいよ」ってボトルとお水を差し出してくださって
って
こんなこと
初体験なんですけど〜
テレビではよく見てたし 話には聞いてたけど
私一人でお酒飲みに行くってほんとしたことないからびっくり
ん〜これは断っちゃいけないなと思い お言葉に甘えていっぱいご馳走に預かりました
そしたらおじいちゃま 突然話し始めて
私のことも地元の人でお酒飲みに来たんだと思ってたんだって
初めてここにも来て、予約なしで入れてもらったって言ったら憤慨するほど驚いてた
「ありえない」って
私 「ジャズフェスで初めて仙台に来たんです」って言ったら
おじ「俺ジャズフェスの1回目の時に参加者集めるのやってたんだよ〜」と
え〜 発起人のお一人？
おじ「今は何にもやってないけどさ 大きいイベントになったよな〜」だって
すごすぎない？ この出会い？
音楽の話色々しながら 身の上話に広がってて
おじ「今仕事してるんだけど（何してるかは教えてくれなかったけど）これ終わったら資格取ってやりたいことがあるんだ」
掘り下げると
おじ「介護の資格取ろうと思ってて」
私 「初任者研修ですね？私取って一年施設でバイトしましたよ」というと質問攻め
おじ「もうすぐ俺自身が見てもらう側になるんだけど」っていうから
私 「だからいいんです。この先自分にどんなことが起きてくるのか知ってたら感謝の気持ちが変わってくると思います」
そんな話で盛り上がってたらおじいちゃん
おじ「明日帰るんならうまい刺身食わせる」って電話を始める
行きつけのお店に席あるか確認してる
2軒目でOKが出て
おじ「広瀬通り近いから帰りは大丈夫だよ」
ここで十分うまいんですけど 私ここに来られたの本望なんだからw
おひとりだったからきっと話し相手にちょうどよかったんだろうね
まあいいかと思って お会計をして
おじいちゃましっかりと来月のお席の予約を入れてました
初見の新参者で本当に光栄です
ついていく
一駅向こうって言ってたのにさっとタクシー捕まえて
スマートだな じいちゃん やるじゃん
タクシーで10分ほどでお店に到着
カウンターに通してもらって
板さんとも中居さんとも顔馴染みみたいで
「旅行で来ててジャズフェス見にきて 明日帰るそうだ」と私の紹介も
「刺身見繕って出して」と
失礼なので写メは撮ってません
大好きなホタテも入れてもらって
イサキとかタイとかマグロとか
ごめんなさい あんまり覚えられてない
生落花生もお通しに出してもらっておしゃべり
おじ「日本の子どもたちがご飯食べられないってどういうことかわからないんだ。しばらく寄付もしてたんだけど実情が見えてこなくて今はやめてる」
私 「前職が日本財団が支援してるそういう子たちのために動くNPOにいたんです」
おじいちゃまから出てくる話題がなんだかドンピシャで驚きながらも私も饒舌になってくる
こんな話できる人そんなに出会えないもん
奥様亡くされて、お子様も自立なさってて15年くらいお一人みたい
いろんな話してくれた
行きづりだからだよね 後腐れないもんね
こういうのもいいね
楽しかったな〜
私 「自民党の総裁誰がいいです？」答えてもらえなかったけどねw
そんなこんな話をしながら明日帰らなきゃいけなくて
本当は松島行く予定にしてたんだけど
でも仙台の青葉城とか瑞鳳殿とか朝市とか足元抜いちゃってるからそういうとこ回って帰ろうと思ってるって言ったら
「そんな城なんていいから松島行きな」って
お店の板さんも
「本塩釜から遊覧船に乗って松島行ってちょっと観光したら新幹線にちょうどいいですよ」って
よし せっかく教えていただいたんだもん
そうしましょ
おじ時計見て慌てる
おじ「あ そろそろ始まっちゃう。録画予約してるけど」って
9時からのテレビ何か楽しみにしてるのあったみたい
私 「ごちそうさまです。それじゃ間に合うように帰りましょ」と
おじいちゃまお会計をしてくださって、板さんと中居さんにご挨拶をしてお店を出る
通りに出て
おじ「ここ行くと広瀬通だからね」と早々に歩き出して
お元気でありがとうございましたと後ろ姿にお礼をして私もホテルへ
途中スタバ見つけてケーキ買っちゃった
すんごい長い1日だったけどまだ9時だよw
ホテルに帰ってお風呂入って
今夜はアイスも夜鳴きそばもいいや
テレビつけてお湯沸かして
スタバのチーズケーキとルームサービスのお茶
なんて1日だったんだ〜
一人だったからいろんな人に話しかけることもできるし
話しかけられることも気軽にできるんだな〜
愛をた〜っぷりいただいた2日目
明日帰るんだよな〜
新幹線スマホ決済したけどちゃんと改札通れるかな？心配虫がもぞもぞ
いやいや
せっかくだもん
午前中に松島満喫して充分に仙台吸収させてもらうぞ
明日は今日より早く起きよっと
朝お風呂入れたらいいな
そんなこと思いめぐらせながらベッドに入りました
おやすみなさ〜い
3日目に続くよ
おじいちゃまに連れてっていただいたお店
帰ってからGoogleマップで調べたよ
とっても素敵なお店だったよ
チャンスあったら行ってみてね