堺市の予算審査の重要な議会。
この議会で僕たちは議員報酬削減を提案しています。
議員報酬2割カットを提案。
これから益々人口減少と少子高齢化、生産年齢人口も
減少していく中で税収も縮小傾向。
増税を行い、現状の行政サービスを続けるか
更なる改革を進めて選択と集中を行っていくか。
僕らは後者を推進していく立場として
身を切る改革を行い、まずは議会経費削減という改革を
進めていくことを提案しています。
大阪府市と比べて財政は健全と言っていますが
堺市の普通会計の市債残高は増加しています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160309/16/minamiku-ishin/a8/27/j/t02200097_0724032013588022193.jpg?caw=800)
議員報酬削減についての議会判断が最終日にあります。
また、個人情報漏洩事件について今回は
100条委員会設置を提案しています。
今議会の伊豆丸議員大綱質疑で明らかになった点。
1.事件をおこした元職員がデータの持ち出しについて
上司の許可を得ていたかどうかの証言が変遷している。
(組織的に容認していたのかどうか。)
2.元職員が命じられた選挙事務のコンピューター補助
システムの保守が通常勤務で出来ないものであったかの
最終的な検証はできていない。
(元職員は通常業務のこともあり、もって帰って作業する
必要があったと証言しているとも言われている。)
長年、堺市に勤務した職員が突然常軌を逸したとして
処理されているが、組織的な動きが誘発していった
可能性も否定できない。
再発防止に向けて必要な確認であり、元職員の証言を
宣誓義務を課する中で調査し、上記の可能性の有無を
検証する必要がある。
再発防止に向けてコンピューターやシステムの対策が
主に議論されているが、どのように予算をかけても
運用側に問題があれば再発防止はできない。
今回このシステム対策に2億円以上の予算計上があり、
検証委員会3人のメンバーの内、堺市大口の発注先である
富士通関係者がいることも今後気になる点だ。
100条については我々以外の会派などがどう考えるか、
議会判断がどうなるか未定であるが
状況はかなり厳しい。
昨日の産業環境委員会では今年度最後の質疑を行った。
内容についてはまたご報告いたします。