金曜日は、到底信じられないようなショッキングなニュースが午後の日本を駆け巡りました。
中山美穂さん・逝去。
そんな表記を、私は最初スマホのお知らせみたいなので見た気がするんだけど、最初なんのことだかよくわかんなかった。…リアリティーがない時の認識ってそんな感じじゃない?え、何が書いてあるの?って本当にしばらくわかんなかったくらい。
ミポリンが亡くなったってこと?…え、亡くなったの?!みたいな。それでびっくりしてTVをつけてみたら「俳優の中山美穂さんが亡くなりました」って言ってる。
本当に亡くなったってことなのか…と。
私は特にファンってわけではなかったけど、10代の頃からトップアイドルで歌やお芝居をやっていたのにふわふわした感じがあんまりないように感じられて、なんだか本を読む人によく見られるような洞察力とか表現力の豊かさみたいなものを感じることが多かった。
Love Letterもサヨナライツカもだいぶ前に見てるし、ドラマも何本も見てる。けど、歌番組に出まくっていた時期の後のミポリンは、私はなんか作家的なイメージがあったなぁ…。実際結婚した人って辻仁成さんだったし、電撃的にパリに移住しちゃったし、お子さんも産んで、どんな時でも自分の足できちんと地に足をついてしっかり生きていきたいって思ってた人なんだろうなって勝手に思ってた。
今回亡くなったことで、過去のビデオとかがたくさんいろんな番組でも流れてたと思う。昨日たまたま見た番組で、パリの生活に密着したという取材の映像見てたら、やっぱりなんかそんな感じしたなぁ…。
パリで普通の人として生活をする様子。普通に街を歩いて、普通にマルシェでお買い物して、タクシーに乗るとかじゃなく歩いて帰る。
メトロはたまに乗るけど大体歩いてるって言ってたから、歩くの好きだったんだろうな…。日本だったら絶対そんなふうに街を歩けないもんね。
野菜が入ったバッグを手に家路を急ぐ…そんな普通の生活をしてるミポリンが、本当に生き生きして楽しそうに見えた。
その後離婚したり、日本帰ってきてお芝居とか歌とかいろいろ取り組んでいたってことで。来年は40周年の予定だったとか。40周年って凄くない?!
今回不慮の事故で亡くなったようだけど、来年の記念イヤーを控えてたくさん準備してたことがあっただろうなー…って思ったら、なんか切なくなった。
それにやっぱり54歳でこの世を去るって早すぎるよね…。まだまだこれからいろんなことに挑戦することもできる年齢じゃん、54歳なんて!(多分)
どんなに素敵な人でも、突然いなくなることがある…
そんな、納得しにくい現実もこの世にはやっぱりあるんだよなぁ。
ということで、金曜日の午後は、このミポリンのニュースにしばらく固まってしまった。それに、やっぱり人間はどんな人でもいつ突然いなくなるかわからないから、やりたいことはやりたいときにできる限りちゃんとやらなきゃダメだ!って思いをさらに強くした。
推しは推したい時に推すっていうことももちろんだけど、迷ってたことがあるならできる限りやっておけ!…と自分の背中を押したい。
そんなことを、今回突然ミポリンがこの世を去ったことで私は考えました。
中山美穂さん、どうか安らかにお眠りください。
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