日常では信じられないようなことが起こる。

 

先週は、日本に激震が起こった。

 

大谷翔平選手の専属通訳だった一平さんが解雇。そのニュースが流れたのと同時くらいだったっけ?茨城震源の地震が発生。私がいた東京もそこそこ揺れた。そして結構動揺した。

 

…え、今なんて言った?聞き返して同じことを言われても、なんだかしっくり理解できない。そういう夢を見てるのかな的な。

 

 

水原氏のニュースで世界が情報錯綜&勝手な推測に溢れていた1週間ほどが過ぎ、昨日大谷選手自身が自身の言葉で会見を行った。

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敢えて昨夜のニュースではさっと見ただけで、改めてノーカットで未加工のビデオで会見を全部見てみた。あぁ…ちゃんと自分の言葉でしゃべってる!最初に自分の気持ち(ようやくみんなの前で話せて嬉しい、も含め)を伝えた上で、淡々と端的に必要最小限で説明。

 

今できることを最大限にやったって感じがした。試合前の、ともすればとにかく準備に集中したい時間なのに、あぁやって野球以外のことについて話す会見の場を持った、って言うこと自体がスゴいんじゃないかな。

 

質疑応答がなかったのも当然。司法が関わってくる問題だし、内容は極めてナーバス。弁護士が同席しない会見なんだから、もうあれが最大限で十分だと感じた。それに試合前という貴重な時間にそもそもあんな種類の会見をすべきじゃない(と私はすごく思う!)中、やってくれたわけで、そこは理解した方がいいよね。

 

 

ところで、先日イギリスではキャサリン妃が癌を患っていることを公表。

 

これ、私、かーなーりショックを受けた。

 

腹部の手術を経て見つかった癌、ということだけど、実際どこの部位に癌があって現在化学療法中なのか、というのは公表されていない。知りたいとはちょっと思うけど、別に私は知らなくても大丈夫。癌がわかって、今一生懸命chemo頑張ってる。その事実だけわかったからいいよ。キャサリン妃素敵だなぁと思うし好きだから、早く元気になるといいなぁ…。

 

 

昨日の大谷選手とキャサリン妃のビデオメッセージの共通点。

 

それは、2人とも“自分の言葉でちゃんと伝えている”、ということだ。

 

もちろんメモやプロンプターが目の前にあったかもしれない。事前に話す内容はかなり綿密に打ち合わせいたかもしれない。だけど、実際の場ではきちんと自分の言葉で私たちに100%理解できるように心を込めて伝えてくれていた。

 

自分の言葉かどうかは、話してる姿を見ればわかる。言葉尻がどうのとか、すらすらしゃべってたかとか、そういう表面的なものだけじゃないんだよね。


 

わからないことが多い中でいろんな人がいろんな見方でいろんなことを言う。そんなことばかりのこの世の中。そんな情報ばかりが流れていて、こちらのコンディションが落ちてるとそれに飲まれそうになっちゃうこともある。

 

だけどそんな中で、いや、どんな時でも。何より強いのは、当人が自分の言葉で正しく心を込めて伝えること。昨日の大谷選手も少し痩せたように見えたキャサリン妃も、考えながら自分の言葉で気持ちを込めて伝えてくれた。というか、私にはそう伝わっている。

 

 

いろんなところでいろんな人がいろんなことを言う。それらを聞いてるとキリがないし、そもそもそれで気持ちが落ちたりすることも多いから、敢えて聞かないという選択もいいよね。

 

 

しかしさぁ…今回のことで本当に感じたんだけど。

 

大谷翔平選手は、やっぱ野球関連のとこだけで見ていたいよねぇ…。事件の会見とかじゃなくてさ。

 

 

 

 

 

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