昨日、鳥山明さんが亡くなって、きょうはTARAKOさんの訃報。
…ちょっと何言ってるかわかんない、って私の頭が言ってる（泣）
私はあんまり漫画もアニメも見ない方だけど、2人とも唯一無二でどれだけの功績があったかはわかる気はしている。だからいなくなるのは本当に悲しいし、日本にとっては確実に文化面での大きな喪失だし、世界的に見てもとても惜しい人がいなくなった…って考えられるような気もする。
昨日はほぼほぼ1日中J-WAVEを聴いていて、20時からは“通りすがりの天才”川田十夢さんのInnovation World。（“通りすがりの天才”っていつも川田さん自分で名乗ってる。）
話も結構面白いので、金曜のこの時間でもまだまだ仕事終わらないな…って時に聴きながらちゃんとがんばれるから好き。
で、昨日の川田さんは、鳥山明先生が亡くなったってことでもうなんか番組開始早々声のトーンが落ちていた（笑）。
「自分が追究してる世界って、鳥山明先生の漫画の、当時はありえなかった世界みたいなものだな（＝鳥山明さんの世界を実際に今僕が実現化してるんだな）って感じることがよくある」みたいなことを言っていたのが印象深い。
私はドラゴンボールとかを読んだことないから、物語に出てきた“何か”のことを聞いてもイマイチピンと来なかったのが残念。それでも、その“何か”が漫画では異次元のものでしかなかったけど、今自分は実際にその“何か”みたいなものを現実世界で実現させていて、漫画にあった“何か”を本当に作ってるようなものだ、みたいなことを言っていたのはとても理解できたし共感できた。いつか先生にも会って話をしてみたかった、って言ってたけど、本当に2人が会えてたら、きっと鳥山明さんも嬉しく話をしてくれただろうなぁ…とすごく感じる。
その“何か”こそ具体的にはよくわからないけど、2人のコアなものはきっと同じようなものなんだろうなぁってすごく感じたから。
私は鳥山明さんというと、アラレちゃん。しかもおばあちゃん家に行った時にいとこのお姉ちゃんが貸してくれたピンクのお箸がアラレちゃんですごく可愛いなと思ってたから、アラレちゃん＝おばあちゃん家の思い出。
そして、アニメ自体はよくわからないけど、数年前にHUSTLERのCMにアラレちゃんが出てきて、ペンギン村ってこういう車がたくさん走ってる世界なのかな？！って感じたことがある。っていうか、なんか全然違和感なかった（笑）
この“違和感が全然ない”という違和感。ありえないものが普通にある…って、え？！みたいな。これこそが鳥山明さんの描いた世界のコアなものなのかもしれない。
そう思うと、川田十夢さんが言ってたことはすごく納得できるし、本当に会いたかっただろうなーとも思ったし、きっとそう思っている人は漫画家以外にも世界中いろんな業界にたくさんいるんだろうなーと思った。
漫画って世界の共通言語だったりするけど、ドラゴンボールこそ読んでる人世界でめちゃくちゃ多いはずだから、昨日（きょうもか）は世界が訃報を聞いて絶句した…と思う。漫画読まない私ですら絶句だったから！
昨日はこんな本当にびっくりしたニュースを聞いて、ラジオでも共感して、番組内で「じゃぁこの後鳥山明先生の話を（もっと）しようと思います」的なことを言った川田さんが曲紹介をしてかかった曲がこれ。
アーティスト名を聞いて、え、何でこんな時にクレモンティーヌなの？！ってめちゃくちゃ違和感あったんだけど、歌い始まったら、超納得＆笑ってしまった。
「あ、アラレちゃんって言ってる！しかも♪ガッちゃんも♪ってちゃんと歌ってる！！」って（笑）。
何でこんな時に？って思ったけど、実際にはこんな時だからこそかかった曲（笑）！すごくハッピーな感じする。だけど曲がこんなタイトルだったなんて、初めて知りました。衝撃。
ちびまる子ちゃんも、もう何年も見てないけど、これからアニメどうなっちゃうんだろう…。あのまるちゃんの声はTARAKOさんじゃないと成り立たないと思うんだよなー。
ドラえもんだって大山のぶ代さん世代だった私の耳は、今CMとかで聞くドラえもんの声を「これはドラちゃんじゃない…」って未だに強く感じちゃってる。さすがにドラえもんは今の（水田わさびさんの）ドラえもんにもう慣れた人も多いと思う。でも、まるちゃんはあの声じゃないと！どうしても他の人には絶対難しい気がする。
鳥山明さんもTARAKOさんも、今頃天国ではいろんな方達と会って、痛みを感じることなく楽しく幸せに過ごしてくれてたらいいな…まさにワイワイワールドでね。
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