木曜の夜に見てきた映画はこれでした。

 


Renaissance: A Film by Beyoncé
 
 

「Taylor Swiftの映画が公開される」と聞いた時、その内容を知ってすごくワクワクしたと同時に思ったのはこんなことでした。

 

あー…ビヨンセのステージも映画にならないかな…

 

だって、ビヨンセのステージは見たことないけどなんかとにかくすべてが凄そう。Taylorとは違うカリスマ性があって惹きつけられるし音楽も好き。お母さんなのに積極的にステージにも取り組んでる。…とかね。まぁとにかく1回ビヨンセのステージ見てみたいと思ってたけど、ルネッサンスのツアーではアジアは入ってないし多分日本も来ないんだろうな…と思ってたから、せめて映画でいいから見られたらいいなーと思ってた。

 

…なのでタイミングがすごく良かった!!実際にビヨンセのコンサートも映画にならないかなって言ったら「やるよ、12月に」って教えてもらって、マジで?!って喜んだ♪

 

 

内容は…ほんと盛りだくさんで大満足だったんだけど、なんせ上映時間3時間。めちゃくちゃ長い!けどすごく没入できてたせいかあっという間だった。

 

 

ステージのはじまりが静かな曲で最初にビヨンセ、ステージの上でめちゃくちゃ感謝するの。いろんなものや人、そして事象に心から&率直な感謝の言葉が続くの。

 

ステージの上で感謝をたくさんするっていいなぁって素直に思ったけど、ひとつひとつ、始まる前にありがとうって感じるのって、そもそも無事にこの時を迎えられて今まさに始めていこうとするときの感謝だから、なんというか終わった後の感謝とはまた違った大切感があるように感じて、なんか感動した。(隣の人も感動して、布を目に当てていた。)

 

 

その後から一気にステージが展開していくんだけど…この作品ってコンサートのステージだけじゃなくて、それに絡めたインタビューや回想も含めて進んでいくのね。

 

まずびっくりしたのが、このステージは本当に大掛かりだから3パターン作っていて、1つの公演をしている時に他の2つは別の都市に行ってもう設営を始めているということ!しかもスタジアム、アリーナ、屋根の有無…いろんな条件が都市によって違うからそれぞれに対応できるようにしていると。

 

そういうのって舞台監督がやるんじゃないの?と思った(まぁ確かにそうだとは思う)けど、プランの採択やスタッフの人選ひとつひとつ、本っ当〜に細かいところにもビヨンセ自身が関わって選択をしてるんだ…と感じられるシーンがちょくちょく出てきて、これもまた感動。

 

たとえば、設営の(工事現場のような)時のスタッフに女性を多く登用したりというのも、一般的にはなかなか見られないシーンだし、そういうこともあったんだ!って、私はいい意味でのショックを受けた。

 

これって冷静に考えると(一時的にはあるかもしれないけど)その地域の雇用っていう面でビヨンセは女性の雇用創出に貢献したってことでしょ?…それってスゴいことだと思うんだよね!

 

 

それに、いろんな問題に対して決して妥協はしない姿勢。これもビヨンセのかっこいいところ。しかもそこになんというか…余裕があるように見えるのよ、気持ちの。実際にはめちゃくちゃ大変で精神的にも追い詰められていると思うのに、なんだろう。そういう…見せ方?

 

いや、魅せ方か。元々品がある人だからなのかな。ガサツな感じが一切見られなくて綺麗なの。そういうとこもビヨンセ好きな理由の一つなんだよなぁ…。

 

 

 

その2に続く。

 

 

 

 

 

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