Agust DのD-DAYがリリースされて、毎日聴いています。
…聴いていますが。
とっても毛色の違うというか、限りなく優しさに溢れた曲が最後に入っていて“現在、今を見つめる”というのがテーマだというこのアルバムの最後にふさわしい曲だなぁ…と聴くたびに唸ります。
Life Goes On
これは、BTSがコロナ禍真っ只中、DynamiteとButterの間に出したLife Goes On…
のAnother Story、と私は捉えて毎回聞いている。
シュチッタだったっけ…なんだっけ、忘れちゃったけど何かでLife Goes Onはユンギ自身、こっちのバージョンに決まると思ってたんだそう。(ジミンもだっけ?ちょっとうろ覚え、あ、でもそんな話そもそもなかったかも?)
でも実際決まったのはこっち。
アルバムBEに収録されたLife Goes On。
こちらの方がやっぱり今まで何度も聴いていただけに、今のところは耳に馴染みがある。
けど!
私このAgust DのLife Goes On、かなり好きなんだよだなぁ…
Life Goes Onが入ったアルバムBEは、コロナ禍で世界が翻弄されていた頃にリリースされた。
当時はきっとそのうちコロナ禍も終わると思ってたし、いや、そう信じるように務めてた。無理矢理にでも前向きにならざるを得なかった。その反面、現実はいつ終わるのかなんてさっぱり想像つかなくて、いつまでこんな日が…っていう、ぶつけようのない感情をやるせなく思ってた。そんな日々。それが日常。
そんな中、BEに入っていたLife Goes Onは、とてもソフトに7人が人々の心に寄り添うように歌ってくれた曲。
まるで、落ち着かない気持ちをやんわり鎮めてくれるような、とてもやさしい曲だと思う。
それに対して、Agust DのLife Goes Onは、すごく余裕を感じる。
コロナとの戦いというのもなくなってきたし、あの時は大変だったよね…って、まるで当時の大変さを思い出しながら、穏やかに今現在に目を向け、未来へと歩き出す。そんな感じがする。
どちらも歌詞の意訳を見てみると、大きく世界観が変わってるわけではない。けれども、BEの方は渦中だけに「今はまだちょっともがきながらもこうしていこう、きっと大丈夫」的な不確かな中での言葉に終始している感じがする。
でもAgust Dの方は、「確かに世界は変わった。でも関係性が変わってないから大丈夫。挨拶だってByeじゃなくてHelloでいいじゃないか。世界は僕たちの思い通りにはならないみたいだけど、必ずまた会えるはず。」そんな感じのメッセージを歌ってくれてるように思う。
あとは曲の感じがなんか今の緩やかな感じに合ってるからなのか…そのメッセージにも、あぁそうだねって自然と答えたくなるような感じがするのも、こっちが好きなポイントだなぁ。
で、今、これを描きながら2曲を交互にずっと聴いてるんだけど…やっぱいいよどっちの曲も(笑)!それぞれの良さがあると思う、本当に。
ところで、何かでナムさんは「僕たちはこの曲(Life Goes On)も一生懸命作ったんですけど、なんかあんまりヒットしなくて…」みたいなことを自虐的に言っていたのをはっきり覚えてる。
でもさ…それは違うよナムさん。
この曲が悪いなんてことは全くなくて、その前後のDynamiteとButterがヒットしすぎちゃったからどうしてもその落差の激しさが目立っちゃうってだけでしょそれは(笑)。
私はそう思うんだけど、ナムさんどうかな?
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