前回からの続き。

 

IFPIの2022年グローバルアーティストチャート・Top10について書いています。

 

 

 

着実に実績を重ねている韓国勢。それに加えて、アジア勢としてちょっと今回びっくりしたのが、9位のJay Chou(ジェイ・チョウ)

 

(後ろに見えるの、モン・サン・ミシェルだ!)

 

 

彼は台湾出身の中華圏で人気のアーティストです。結構キャリアも長い。だけどなんと今回中国語の歌手でこのTop10チャートに入ったのは初の快挙なんだそう!

 

 

記録的なヒットとなったのはこのアルバムだそうです。

 

中国の音楽ストリーミングサービスで売上が2億1700万元(約43億円)。そしてSpotifyが約4億6000万人の実聴データをベースに選んだ「2022年最も多く聴かれた歌手」では、Jay Chouが台湾で1位だったそう。…まぁ台湾のアーティストだし、これらは中華圏の実績なので納得できるとして。

 

だけどJay Chou、Spotifyではアルバム部門のグローバルランキングで最高5位、アメリカ国内でも最高10位を獲得したんだそう。

 

これなんか結構すごいことだと思うんだけど私!

 

なんだかIFPIもそんな実績から、Jay Chouを"King of Mandarin Pops"と称賛している、と。

 

 

ここ数年なんか韓国勢のパワーの大きさばかりが目立ってるけど、これから中華圏で人気のあるアーティストもどんどんグローバルチャートを賑わせてくるのかなぁ…。

 

それにSpotifyのランキングでTop10入りしたのはすごいけど、CDの実売数としてはもしかしたらまだまだ韓国勢には及ばないんじゃないかなぁ。わかんないけど。これは私の推測でしかないけど、韓国勢のアルバムは何パターンも出すからそれで数上がってるところもあるだろうし。っていうと、純粋にストリーミングサービスの再生数だけで比較した方がフェアな感じもする(=音楽が聴かれている、と判断するために)。

 

 

 

今回、Jay Chouの大ヒットアルバムを聴きながらブログ書いてみたけど、聴いてて全然耳障りいいし、なんか結構しっくりくるー。

 

何はともあれ同じアジア勢として韓国勢も中華勢も盛り上がっていく動きはこれからも楽しみではあるものの、やっぱり日本に住む日本人として、そういうチャートに日本人は出てきていない現状に一抹の寂しさは拭えないのも事実ではあるよ(泣)。

 

 

 

 

 

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