Whitney Houstonの映画のことも書きたいんだけど、今回はこちらを先に。

 

昨日有明で行ってきたのは、Rina Sawayamaのライヴ@東京ガーデンシアター でした!!

 

 

 

Japan Tourは、名古屋、大阪と来て、最後の東京。彼女にとっては凱旋公演になるわけだね。

 

 

 

Rina Sawayama。彼女は日本に生まれイギリスで育っている、正真正銘の日本人。私は彼女の曲はもちろんだけど、イギリスを拠点に堂々と日本人として、そしてそもそも彼女自身が“いち人間として”ありのままのアイデンティティーを大切にした活動を行っているところがすごく好きだ。

 

 

今回私は初めて彼女のライヴに行きました。終始ものすごくエナジーに溢れたステージで、こちらもすごく元気になれた。だけど予想以上にMCがよかったなぁ。

 

結構印象的なこといくつもあって。

 

このツアータイトルにもなっているアルバム(Hold the Girl)を制作していたときは2020,2021年で、その過程で音楽はとても癒してくれることを実感したんだそう。音楽は癒してくれる。ここは安全な場所だから、恐ることなく自分を解放してください。そしてぜひ、きょうはここを本当に愛に溢れるSafe placeにしてほしいから、みんな隣の人にも挨拶して!って。

 

そう言われて、私も両隣の人に挨拶した(笑)。ライヴ中にこうして隣の人と向き合ってSay Helloとかする機会なんて初めてだった。

 

でもいいもんだね。挨拶って大事。人としての基本。それにこういう何気ない挨拶は嬉しい。みんな同じ気持ちだといいな。

 

 

彼女のMCはほぼほぼ日本語。自然な日本語で自分の心情なんかを率直に語ってくれてたのが印象的。なんかとっても身近な感じがしたよ。

 

 

そういえば数日前、彼女のIGで「東京(公演)では邦楽のカヴァーもしよっかなーって思ってるんだけどみんな何がいい?」的な投稿があって、みんな結構いろんなリクエストを出していた。

 

そして昨日選ばれたのは、なんと宇多田ヒカルのFirst Love。結構なリクエスト数だったみたい。

 

確かに最近(っていうかちょっと前かな?)日本のラジオでもめちゃくちゃFirst Loveかかってたの。これはNetflix効果だってわかってるんだけど(First Loveは昨年Netflix独占配信作品のタイトル&曲だった)、もう何年前になる?オリジナル。結構経ってるはずだけど、全然この曲色褪せないなー…と思いながらラジオ聴いてたんだよなぁ。

 

 

そんな色褪せない名曲、First LoveがRina Sawayamaバージョンになるとどうだったかというと…これはまた違った”サイコー!”な印象でした。

 

声質も歌い方も違うから違う良さがあるんだけど、なんというか…しなやかな強さが倍増したFirst Loveだったなぁ。本家のちょっと青い感じがあるのがオリジナルはよかった気が(私は)するけど、Rinaのこれは、強い決意をすごく感じるようなFirst Love。同じ曲だけど違う良さがあることを目の当たりにできてちょっと感動。

 

どんな感じだったかは、多分探せばすぐ見つかると思うので興味ある人は探してみてください。(この曲の時、私の周りの人たち、みんな揃いも揃ってスマホで録画してた…。ちょっと引いたわ。私はそういうのいっさいやらずにライヴに集中する派!)

 

 

彼女は宇多田ヒカルがいなかったら多分アーティストになってなかったと思う、って言ってた。奇しくも一昨日宇多田ヒカル誕生日だったんだってね!(Rinaが言ってた。)宇多田ヒカル、40歳だって…Automatic歌ってたとき15歳とかじゃなかったっけ??(うろ覚え)月日が経つのは早いなぁ。

 

Rinaが宇多田ヒカルに感化されたように、きっとそのうちRinaに感化されて自己表現を躊躇わなくなる子もたくさん出てくるだろうなぁ…。類は友を呼ぶから、逆風に晒されても倒れない強さと、優しさと愛を持って生きていこうとする子が、世界に増えるといいね。…なんてことも考えました。

 

 

ちなみに今回のライヴのセットリストはこんな感じ。

 

 

 

まだまだWorld Tourは続くようだけど、また日本でステージ見たいなぁと思う。だけど次に日本へ凱旋公演するときは、もっと大きな会場になるかもしれないねー。

 

 

 

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