ライヴの舞台裏で、ジョングクがバタっと倒れてしまうシーンがドキュメンタリー映画の中にあることを知った私は、確率1/3の正解を一発で選ぶことはできなかったものの、Break the Silenceという新たな宝を見つけた。

 

要は解釈だからさ。かえってよかったかもしれない。

 

 

よし、今度こそ!

 

というわけで、今一度ちゃんと調べてみたところ、私が見たいそのシーンは、Burn the Stageのドキュメンタリーにあることがわかった。

 

 

しかしこれ、YouTube Premiumのオリジナルコンテンツってなってる。

 

YouTube Premiumに入らないと見られないのか…

 

 

YouTube Premiumは、今まで何度となく各方面からお勧めされてきたけど、悉く断っていた。

 

だって音楽は私Spotifyあるし!

 

実は私、Spotifyが日本上陸直後からの愛用者なんです。だから私が日々主に音楽を聴くときに使っているのはSpotify。

さすがに何年もSpotify使ってると音楽はそれで慣れちゃってるし、日中はradikoでJ-WAVEが基本だったりもするから、そこまで必要性は感じないなぁ…と、思ってた。

 

YouTube Premiumはオフライン再生ができるのが魅力っていう。確かにそれは羨ましい。でも最近の私はそんなに終日外出してるような生活ではないから別になぁ…

 

それにYouTubeも見てて動画でたまにいらない広告ばっか出てくるのは確かにウザい。けど、まぁそういうもんだと思ってれば別に我慢できないこともないしなぁ…

 

 

そんな状態。

 

 

でも。

 

BTSのコンテンツが見られるのか。

しかも見たかったやつ。

入れば見られるの?

 

 

…じゃぁ入る(笑)

 

 

今まであれだけ抗ってたドアを、あっさり開けてしまったのでした♪

 

 

 

そしてBurn the Stage、速攻鑑賞!

 

 

まずは映画のところ。

 

以下、TBSチャンネル(CS)でのOAに合わせて公開されてる紹介です。

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約300日間、世界19都市、40公演で55万人を動員したワールドツアー『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR』に密着し、制作されたBTS初の映画。それまでのネット配信では描かれなかった新シーンで編集されており、メンバーを間近で捉えた映像の数々はファン垂涎だ。

2018年11月に期間限定で公開。東宝系の映画館で小規模上映だったにもかかわらず、大ヒットを記録。改めてBTSの人気を立証させた。

本編では、より高みを目指し切磋琢磨しながらワールドツアーを駆け抜ける一方で、活躍の裏にある血のにじむような努力や試練、想像を超えるプレッシャーといったもうひとつのアナザーストーリーもリアルに描いている。過密スケジュールのなか訪れた、チリ・サンティアゴ公演で、体調を崩し、倒れながらも完璧なステージを披露しようと奮闘するメンバーたちの姿は、ファンならずとも心を打たれるに違いない。

これまで描かれなかった知られざるエピソードで綴った貴重な初映画『Burn the Stage : the Movie』。BTSというアーティストは一体何者なのか。なぜこれほどまでに全世界で愛されるのか。メンバー間の強い絆や、絶対的信頼で結ばれたファンとの特別な関係は、どのように培われてきたのか。

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ごめんなさいTBS。紹介文借りといてなんだけど、私はYouTube Premiumで見てしまった。

 

 

(映画公開時の予告とメンバーの日本語での紹介。みんな一生懸命日本語喋ってくれてるの嬉しいねー♪)

 

 

 

で、8エピソードからなるドキュメンタリーの方。

これが映画の前、ということらしいんだけど、ここに!

 

私が見たかったシーンがありました♪

 

 

グクが倒れるシーンというのは、別に事件か何かがあったわけではなくて、とても理解できる理由だったのでホッとした。いつも一生懸命だからこその結果だったんだね。フラフラしながら口にする言葉もすごく誠実で、私はまたグクが好きになった。

 

 

それから他にも私にとっては意外性のあるシーンがたくさん!

 


TikTokでも切り取られてたビデオを見ててちょっと気になってたテテとジンくんの口論のシーンとかもあって、あー、これか!って。

 

 

楽屋で本番10分前にテテとジンくんが喧嘩してる状況のシーン。

 

なんで今そんなこと…という表情のジミンとホソク。でも、ここは流石のナムさんがうまくまとめる。

そこで自分の感情をサッと引いてごめんって言えるジンくん偉い。っていうかちゃんとお兄ちゃんしてて大人だな。ちゃんと周りを見られての状況判断も素晴らしい。

 

反面、この状況下、自分の感情を上手に整理できないテテ。時間が時間なので全員がステージに向かう。大丈夫か?とテテを優しく慮るナムさん。まだうまく整理できなくて固まってるテテ。すると…

 

ナムさんはガシッと、でも優しくテテを抱きしめるのでした。

 

 

これは…信頼だよなぁ。感動した。

 

 

もう自分ではどうすることもできない時って、信頼してる人に抱きしめられると安心するよね。

 

 

テテは本当にアーティストなんだなぁ…と、私もいろいろなものを見て少し前から強く感じていたので、この、テテが自分の感情をうまく片付けられないシーンはなんだかめちゃくちゃ理解できた。

 

そしてそんな状況も全て周りはちゃんと理解できてるからこそのそれぞれの対応で、ジンくんやナムさんの振る舞いが自然にそうなってるんだなっていうのも、容易に想像できる気がしてとても納得。

 

私にはこの一連の口論のシーン、とても心に残るシーンでした。

 

 

 

それから…

先日書いた、私の大好きなユンギの宝くじと壊れた肩の話も、思いがけずここにありました。

壊れた肩で8年のところご参照)

 

あるなんて全く思ってなかったから、ちゃんと見られて嬉しかった。

 

だけどこうして全体の流れの中で見ると、壊れた肩の話も何気ないシーンのひとつになっちゃってるけど、内容はやっぱり強烈なインパクトだよね…。

 

 

 

あと、愛すべきナムさんの落差も見られて楽しい。

 

ライヴ前にみんなで円陣を組むところで、みんなは大変な仕事を終えて来てくれるからいいステージにしよう、ということをナムさんが言っていた。

私は「みんな大変な仕事を終えて来てくれる」っていうのが一瞬意味がわからなかったんだけど、これ、よくよーく考えると、

 

・大変な仕事を終えて

・来てくれる

 

のは誰か…

 

 

…え、それってARMYのことじゃん!!

 

 

すごいなナムさん!!そんなことまで言ってるの?!ていうか、それがふっと当たり前のように出てくるのがすごい。

 

お客さんの立場の慮り方がすごいなって。改めてナムさん心から尊敬。

 

 

だけど、サンティアゴに行く飛行機の機内でパスポートなくすのは安定の不注意ナムさんなんだよなぁ…(笑)

周りも、あぁまたか的に苦笑しながら一緒に探してるんだけど、無くしてるのパスポートだよ?!そんなことある?!

 

それじゃそもそもチリに入国できないだろって!もっと言っちゃうと、そのままアメリカに戻ることもできないでしょって、パスポートなかったら。もーっと言っちゃうと、韓国帰れないよ…

 

なんでなくすかな…パスポート。「海外出たら命の次に大事なのがパスポート」って、よくいうよね?だから流石に…

 

うーん、理解はできないけどそういうところが、人格者ナムさんの愛すべき弱点なのかもね。周りはめちゃくちゃ大変だろうけど(笑)

 

「もうほんとナムさんパスポートだけはとにかく気をつけて!機内に入ったら座る時必ずちゃんとしまってそれを隣の人に確認してもらっときな!!」って、私きっと言ってる。ナムさん友達だったら絶対(笑)。

 

 

 

総じてBurn the Stage、ドキュメンタリーも映画もすごくよかった。

 

 

ちなみに私のYouTubeで見るとBurn the Stageはこんな感じ。

 

 

一番下が劇場公開された80分の映画。

 

ドキュメンタリーの最初のエピソードが一番上で、最初の1本目だけはPremium入ってなくても見られるんだよねー。でも最初見たら2本目絶対見たくなるから(笑)!

 

 

もうYouTube Premiumも入っちゃったし、またドキュメンタリーの方そのうちまた見直したい。

 

だってこのドキュメンタリーには人生に大切なことが詰まってると思うもん。ファン以外の人にもちょっとおすすめできるくらいの良質なコンテンツだと思うから、そのうち友達にも話してみたいと思ってます♪