2014/4/19訪問
角館から田沢湖線、奥羽本線と、乗り継いで山形県の天童駅で下車。
駅前の観光協会でレンタサイクルを借りてドライブインアメヤに向かった。
天童駅からしばらく走るとさくらんぼ畑が見えてくる。
いかにも山形らしい風景である。
30分くらい自転車で走っていると、手打ちそばのお店に隣接する自販機コーナーが見えた。
これがドライブインアメヤである。
こじんまりとした店内に、川鉄製の麺類自販機が設置されている。
このタイプはドライブインダルマでも稼働しているが、全国的にも希少な自販機である。
天ぷらそば350円で販売されていた(現在は販売終了)ので、お金を入れて27秒待つ。
手打ちのそばに、手作りの天ぷら。
このクオリティーの自販機そばはなかなかお目にかかることはできないと思う。
もちろん、見た目の通りとてもおいしく頂けた。自転車を必死にこいだ甲斐はあったものだ。
尚、現在ではこの自販機も稼働していないので、これは貴重な記録となった。
ただ、隣接する店舗では現在でも手打ちのそばが頂けるので同じ味が楽しめると思う。
天童で自販機そばを堪能した後は、再び奥羽本線に乗って山形駅へ向かった。
情報によると、山形市内のとあるパン屋の敷地に幻のコスモス自販機があると聞いていたからである。
駅から南西方向にある上町というところまで歩いていくと、『ベーカリーてぃあら』というお店を発見。
情報通り店先には、コスモスの真っ赤な自販機が鎮座していた。
かなり綺麗にレストアされているようだ。
ディスプレイの顔は、東北のローカルタレントのワッキー貝山氏である。
200円を投入してレバーを下げると、てぃあらオリジナルの箱が出てきた。
すごく懐かしい感じのデザインであり、なんだか幼少の頃の記憶が蘇ってきそうである。
ワクワクしながら開けてみると、フィギュアとキーホルダーが入っていた。
自分はこういうものには疎いので、何のキャラクターなのかが分からない・・・
これは、多分ハズレのおもちゃなのかな・・・?
とにかく、開ける時のワクワク感は現代のガチャガチャ以上にあると思うので、
商品のアタリ、ハズレ関係なく昭和レトロを感じれる貴重な一台であることは間違いない。
山形にお越しの際は是非、このコスモス自販機にチャレンジして頂きたいと思う。
おわり