災害廃棄物の広域処理について | 神戸市会議員 上原みなみ

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特にお子さんを持つお母さんからの問い合わせが多いのが、「神戸市でも震災瓦礫を受け入れるのか?」。
まず、5月21日付で発表された「災害廃棄物推計量の見直し及びこれを踏まえた広域処理の推進」データをご覧ください。



宮城県の災害廃棄物推計量は、見直し後に1570万トン⇒1150万トンとなり、420万トン減少しています(表①)。
その結果、広域処理必要量は135万トン⇒43万トンとなり、92万トンの減少。
広域処理を求められている宮城県の可燃系混合物(焼却処理)は31万トン(内石巻ブロック28万トン)で、東京都は50万トンの受入れを表明していますので、数字から見て神戸市で処理をしなければならない災害廃棄物量はゼロとなります。
土地の価値を下げないためにも、出来るだけ放射性物質が含まれている可能性のある廃棄物を拡散させないという視点も大事だと思います。