紫陽花や隣は何をする人ぞ | 自転車から今日は♪

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坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

芭蕉の有名な句を紫陽花にかえ

一部パクらせていただきました。

 

 

 

通勤途中、昔ながらのブロック塀のお宅の前を通ります。

 

今の時期は紫陽花の季節なのですが

レトロなブロック塀の向こうから。これまた昔ながらの

紫陽花の花の顔がのぞいていて

これが子供の頭位の大きさなんですね

 

紫陽花の花がブロック塀をこえて顔をだしている様子は

小さな子供が並んで塀越しに挨拶しているようにみえて

なかなか風情があります。

 

お寺と紫陽花、走る列車と紫陽花、階段と紫陽花

素敵な組み合わせはたくさんあるけれど

昭和レトロなブロック塀と紫陽花というのもなかなかでは…

などと思う今日この頃

 

こんな風情のあるレイニーシーズン

 

家と家との境界線を巡って実家ではお隣さんとトラブル

 

今日はその続編

 

 

詳細は前の記事を読んで頂ければわかるのですが

 

ある日母が庭に出て洗濯物を干していると

昨年お隣に越してこられたご婦人が、庭の境界線越しに

ウチの庭の作物をみるなそして真似するなと文句をつけられる

という事件がおこりました。

 

母は水まきと、雑草とりくらいはするけれど庭の管理は

父がしていましたので根耳に水

 

その剣幕に反論すらもできず呆然とする母。

 

取り合えず、ここは父に相談だと報告したところ

自分が園芸を長年趣味にしているのはご近所さんには

周知の事実だし、取りあわんでよろしいと言っていたのですが

 

何とお隣さん、我が家との話し合いないまま

勝手に黒いネットの目隠しバリケードをつくりあげました。

 

これによって我が家の庭で育てていた

家庭菜園が日陰になりますので父が大激怒

今度は父が相手の女性にクレームをつけるという展開に

 

私としては、ある日の休日の実況をブログで書いてみるかと

軽いノリでしたのですが、実家からの電話で思わぬ展開になり

皆様からはたくさんのアドバイスを頂きました。

 

本当にありがとうございます。

 

どれも、成程思うものばかりでしたので、まとめて

両親に伝えた方がいいのかなと昨日実家の母に電話をしてみました。

 

 

お陰様で両親二人とも落ち着いた様子で

 

 

大丈夫よ、あの時はかなり怒ってたけど

今はいつものお父さんよ

 

 

とこれまた普段通りの母。

 

滅多に怒ることのない父が声を上げるというのは

みなみ家では珍事で、その原因が自分にあったのではと

母は気にしていたようでした。

 

 

私の方も、自分のブログに集まった皆さんからのコメントを

何も知らない第三者からの意見けどと、

まとめて要約しそれを伝えるとそれについても

とても喜んでいました。

 

 

心配してくれてありがとう。

 

お父さんは、私が穏やかな状態でいれさえいれば

いつものお父さんなんだから

私はこの通りだし、だからもう大丈夫

 

 

冗談も言えているし、声のトーンも明るい

取り合えずホッとする。

 

 

それで… 結局あの後お隣さんとはどうなったの?

 

あー それがね 聞いてくれる?

 

 

結論からいうと、お隣との話し合いはなく緊迫しているが

文句を言われることはなくなった

 

父との一件があった直後、お隣の見苦しい

黒いネットのバリケードはさらに高くなったという。

 

 

うーむ お隣さんから

警戒されてしまったのだろうか

 

女性に声をあげてしまった点については自分にも非があると

これは仕方がないと、父は気持ちの折り合いをつけたのですが

 

その後またお隣さんの行動に変化がありました

 

見苦しい黒いネットの目隠しは、初めはトラブルのあった

みなみ家の境界線のみ設定されていたものでした

 

ところがトラブルのない別のお宅の境界線側にも

設置しはじめたというのです。

 

母は庭の件で新しい住人とトラブってしまったことを、

ご近所さんに伝えて

我が家のトラブルが原因でご迷惑をかけて申し訳ないと謝罪。

 

(ネット貼ってる日陰作ってるのウチじゃないんですけどね)

 

こちらの奥様とてもクレバーな方なので

母の言葉きいても余計ことは一切言わなかったそうで

 

 

 

気を付けましょ

お互いに

 

 

とだけ言ったそうです。

 

初めは父が怒鳴り込まないように配慮しろという

ニュアンスで言ったのだろうかと思った母でしたが

多くを語らぬ奥様の言い方が

やけ含みのある言い方だったで

ちょっと気になった母

 

布団を干しをするためにベランダにでて驚きます。

 

我が家はベランダにでると前に

みなみ家の庭があり、その視界の延長線上に

例の黒ネットガーデンという配置になっています。

 

当然嫌でも隣の家の庭が目に入ってしまうのですが

家庭菜園コーナーと称する部分のみ屋根がついていて

上から見られないように屋根のついた目隠し

がしてあったのです。

 

 

ビニールハウスでも温室でもないですよ

作物の上に屋根らしいのです

 

他の植物にはそういう細工はなく屋根があるのは野菜コーナーのみ

 

ナスやトマトやピーマンやらの作物に屋根を付けるとか前代未聞。

というより、お日様にあてなきゃ 作物育たないんじゃ…

 

 

脳内で探偵ごっこがはじまった。
 

 

 

あじさい 昨年越してきたばかりの謎の一家

 

あじさい 庭の植物は他にもあるのに、家庭菜園のコーナーだけはジロジロ見るなと激怒してクレームをつけるその家のご婦人

 

あじさい 家庭菜園コーナーを管理しているのはそのご婦人ではなく、息子である

 

あじさい そしてその息子は野菜関連のとても大事な仕事をしているらしい

 

あじさい 彼らの育てる野菜の出来は、みなみ家で趣味で育てる野菜に比べて実は貧弱(本当に野菜栽培のプロなのか?)

 

あじさい 庭の境界線に話し合いのないまま張り巡らす高さのある黒ネット目隠しバリケード

 

あじさい 上空確認不可能な家庭菜園コーナーに設置される謎の目隠し屋根

 

 

家庭菜園の作物のためにここまでやる?

 

野菜を盗む人の対策ではなく

何の作物を育てているか見せない対策なんです。

 

 

 

 

これはまさか…

 

 

 

違法植物を野外栽培しているのでは?

 

 

一時期毒草関係の書籍を読みまくっていた

時期もあったこともあり

あらぬ妄想はじめるブログ主でございます

 

 

 

 

 

平和な住宅地に事件の香り

 

まるで令和のミス・マープルじやないか♪

 

(この画像だすと怪しくみえるのはい私の方だなw)

 

 

 

 

 

 

恐る恐る、私のへっぽこ推理を母に伝えると

両親も同じことを思ったようで(思ったのかい 笑)

 

日光を遮るネットを勝手につけられたのは、腹ただしいが

洗濯の作業や庭仕事の度に、相手の住人と視線を交えることも

なくなるので結果的に良かったのではないだろうかと判断したらしい。

 

あらぬ疑いかけられるこちらも迷惑だと

 

そして物々しい目隠しネットを、トラブルのない境界線にも

話し合いも、事後報告すらもないまま行っているのは

他のご近所さんも不思議に思えることのようで。

 

庭の作物を見られまいと必要以上に隠そうとすることで

これまで興味もなかった人物達までもが

庭に注意を向けるようになってしまっという情けないオチ

 

私は今日も自転車で古いブロック塀の向こうから

いってらしゃしゃいと声をかけるかのように顔を覗かす

紫陽花の花を眺めながら

 

 

時代を追うごと息苦しくなってきたようなぁ

昔ながらのこういう風情もやがて

見れなくなっていくのかな

 

なんてことを思ったり…

 

 

紫陽花の咲く梅雨の季節

紫陽花の色がかわった推理小説のトリックを

思い出したりしながら本日探偵気分

 

 

そして音楽はビルエヴァンスのアルバム

アンダーカレント

 

 

ロメインです

 

 

 

 

 

ジャケットに登場する 水に漂うオフィーリアのような女性が

なんともミステリアスです

 

 

 

 

 

雨がシーズンになると無性に聴きたくなるアルバムです。