エヴァのカヲル君が人気と聞き注目してみたら | 自転車から今日は♪

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小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

たっぷりと雨が降り、仕事帰り

毎年訪れる桜並木までやってくると

そこは一瞬のハレルヤ

 

 

日没間近で、今年はきれいな桜の写真は

撮れないなぁと残念に思ったのですが

あの花を見つけられればそれでいい。

 

 

ハーレルヤッ♪♪

 

桜の花を愛でるため上を向いて歩く通行人の中

私は花をさがすため下を向いて歩きます。

 

オオイヌノフグリの写真がほしくて

昔同じようなことした記憶がありますが

今回はオオイヌノフグリではありません。

 

 

現在公開中のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||

序、破、Qと三作続いての最終章は

最後の :|| が

繰り返して終わですを指示する

楽譜でお馴染みの音楽記号で知った時

 

あら~ ちょっとこ面白そうじゃない~

 

とムクムクと興味が沸きおこりました。

 

とはいっても、私が見たのは大昔に子供と一緒に観ていた

テレビシリーズのみ

 

子供が喜んでくれるかなと思ってDVDを借りたものの

だんだん話が難解になってきて

意味のわからないまま

駆け足で最終回を観た記憶があります。

 

よってほぼ初心者です。

 

そこで今回は初心者は無理をせず

考察動画であらすじと専門用語を叩き込み

 

 

 

 

いざ、エヴァンゲリオンの世界へ

 

エヴァシリーズは、テレビ、旧劇場版、新劇場版といっぱい出ています。

 

どれから先にと迷うのですが、初めてであれば新劇場版が

コンパクトにまとまってわかりやすいということ

 

観てきましたよ~

 新劇場版 序、破、Q

 

えっ? 感想ですか?

 

ん- 取りあえずは3作と取りあえず最後まで観れたー

という達成感があったかなぁ 笑

 

紹介した解説動画だけでも5時間ほどかかる大作

 

畏れ多くて素人がどうこう語れませんわというのが

感想なのですが、ブログを書くにあたって注目してた

ポイントがありまして

 

それは渚カヲル君という男の子です。

 

すごいんですよ~

単独単独写真集(?)まででてしまうくらいの

人気キャラクターだそうです。

 

 

 

この男の子はテレビシリーズだと本当に最後の方に出てきます。

ミサトさんの元カレの加持さんという人がなかなかイケメンだったという

記憶はうっすらあるのですが、カヲル君の記憶があんまりなくてね

 

過去の記憶をたぐりよせながら、

そうだベートーヴェンの第九と一緒に登場していた

あの男の子だと思い出しました。

 

さてエヴァンゲリオンと言われて

真っ先に思い浮かべるのがこの三人

 

 

 

左から綾波レイ、主人公碇シンジ君、アスカちゃん

この三人はエヴァンゲリオンのパイロットという設定です

 

小学生の男の子と一緒にテレビシリーズを視聴していますと

視点はどうしてもシンジ君に注目していまいます。

 

魅力的な二人のヒロインとちょっと大人なミサトさんという女性

振り回されて戸惑うシンジ君の反応は

ごく普通の14歳の男の子の反応です。

 

上から目線の父親が突然あらわれ

エヴァに乗れ、いや乗らない

のくだりも共感できます。

4番目のパイロットのトウジ君との男子トークも笑ったさ

トウジ君が死んじゃった時は、ひどいよと怒りましたさ。

 

でもシンジ君は、使徒をきっと倒してくれる

ガンバレ、シンジ君と盛り上がった中盤

突然二人のヒロインがおかしな方向にむかっちゃうんですよ

 

ポカーン

 

そんな中5番目のパイロットして登場するのがカヲル君

 

我ら親子は、レイちゃんとアスカちゃんとの絡みを

楽しみにしてましたからねー

 

気持ちが追い付かないわけですよ

 

トウジ君たちとの絡みは

男の子らしい無邪気さがあって

そうだよねーと笑っていられるところがあるのですが

カヲル君の場合はちと違う。

 

カヲル君ってコは、なんか良さげなコだけど

こういう秀才肌のコは腹の中でいろんなこと

計算してたりするんだよー

 

シンジ君も信頼しきってるけど大丈夫かねー

 

と母親目線で心配してたら

あっけなくカヲル君は死んじゃいます。

 

この段階で初めて、カヲル君ってコはシンジ君のことが

本当に好きだったんだー

 

と気づくのですが、こちらがカヲル君に感情移入する間もなく

あっけなく死んでしまっていた為、

私の記憶から消されてしまっていたんですね

 

(ファンの方ごめんなさい)

 

さて、新劇場版

 

テレビシリーズでは最後の使徒として登場したカヲル君ですが

映画では一作目から意味深で登場してます。

 

何も知らずにみてたら、なんじゃこりゃですが

今回は考察動画を観てますので

カヲル君が敵方の使徒だということはわかってます。

 

そんでもって、写真集がでるくらいの人気者で

女子たちがキャアキャア言っているらしい

ということも聞いていましたので

 

おおっ ついに登場したか

渚カヲル君。

テレビシリーズではスルーしてたけど

今度はじっくり鑑賞させてもらうよ

 

とニヤッとしてきます。

 

 

シンジ君との初めての出会いはピアノの音色から始まります。

 

世界が大惨事となり、屋根は壊れ、置き去りにされたピアノを

演奏するちょっと女の子みたいな線の細い男の子。

『ピアノの森』の主人公にちょっと雰囲気似ているような。

 

ピアノネタであれば食いつていた私が覚えてないところをみると

これは映画のみのエピソードかと思われます。

 

ピアノを弾いている人がいる

いったい誰だろうと思ってみてみれば、

やたらイケメンな男の子がいて

そのコは自分と同じエヴァのパイロットであることを知って

主人公はびっくり

 

なるほど これは確かに少女漫画だ

 

ただしシンジ君は男の子なんだけどね

 

 

 

 

 

テレビシリーズを見て、新劇場版の序をみて

破をみて、Qの途中まできましたけど

果たしてシンジ君は誰が好きだったんだろうなと

ふと思いました。

 

エヴァシリーズには様々な『if』の世界がありました。

 

彼はまだ14歳の思春期のごく普通の男の子で

男女の愛がどうとかそういうことが

わかってくるのはずっと先

 

その点同じ14歳でも女の子だと

かなりススんでます。

こういう男女差とかリアルですね。

 

ネタバレしますと、シンジ君という存在は

人類の未来を占う上でかなり重要な人物です。

 

シナリオを知っている関係者達は

何手も先を読む棋士のような心境でしょう

 

渚カヲルという人はどうやら終末のシナリオを知る

関係者の一人であることがわかってきますが

彼もまた、言いたいこといっぱいあるんでしょうね。

 

でも敢えてそこには触れず

 

ピアノの連弾も音階の会話だといって

シンジ君を連弾に誘います。

 

 

 

 

 

 

BL云々はさておき、このピアノ連弾シーン

なんだかんだで繰り返してみています。

 

演奏する指の動きが割と忠実に再現されているんですよ

 

 

 

 

 

気になったのは、シンジ君のピアノ。

 

たどたどしく音を拾ってだけの腕前だったのに

こんな短時間で弾けるものなのか

 

シンジ君パートのピアノってどんなのだぁ?

 

あまりにも気になって調べてみると

シンジ君はチェロが弾けるそうですが

それにしてもすごい上達度

 

エヴァのパイロットになるくらいだから

飲み込みも早いんだろか

 

 

 

それともうひとつ気になったのが

 

冒頭で私がハレルヤ~と唱えながら探していた花の存在

 

答えはカタバミ(写真はお借りしました)

 

 

 

石畳の間から生えてくる強い植物です。

 

見慣れた雑草ですがこれが

Qの中で数カットだけ登場します。

 

雑草なので背景といってしまえばそれまでですが

この植物みなさん上から見ることが多いでしょう

 

それが横からのショットで描かれるんです。

 

風が吹き、カタバミが大きくゆれる

その先に絶望して膝を抱えるシンジ君の姿。

 

遠くから流れるピアノの音

 

渚カヲル君登場です。

 

 

 

生物なんか存在しないような

人工的な赤い背景ばかりを目にしていたので

雑草とはいえ、カタバミの黄色い花は印象的。

 

とにかく色々なキーワードをちりばめて

謎解きさせて振り回してくるのがエヴァンゲリオン

 

難しいことはわかりませんけど、

カタバミの花って何か意味のあるのではないかしら

手始めに花言葉をと調べていきますと

 

 

ハレルヤという文字

 

ハレルヤという名の有名な曲もありますがな

 

 

「喜び」「母の優しさ」という花言葉とともに

 

 

カタバミはスペインやフランスなどで「ハレルヤ」

(キリスト教で「主をほめたたえよ」の意味)とも呼ばれる。

という解説を発見。

 

 

この後カヲル君はベートーヴェンの第九の曲と共に

命を落としてしますのですが

ハレルヤコーラスって、第九と共に年末によく演奏される

曲だったりするんですよ。

 

ハレルヤコーラスはテレビシリーズでも

アスカちゃんが追い込まれていく

場面でも使用されていたので何か関連はあるはず

 

 

私は意図的にこの花を仕込んだと

思っていたのですが、皆さんはどう思われます?

 

 

 

そして、こちらが苦労の末私がみつけたカタバミ

 

 

 

 

 

遅い時間だったので、花は閉じてしまってました。

 

思えばあの連弾シーンも、空の色は海のような

綺麗な青い色がみえてましたっけ

 

カババミはよく晴れた明るい日に花を咲かせます。

 

なのになのに、エヴァンゲリオンを見直すと

シンジ君はカタバミの花が閉じてしまいそうな

暗い場所で蹲っているんすよ。

 

なのに、なのにシンジ君の隣で

カタバミはそよそよと風に吹かれて咲いている。

 

 

 

 

不思議だわぁ

 

ついでに言えばソメイヨシノは暗くなっても

花を閉じませんよね

 

 

根元に咲くタンポポは花を閉じて小さくなってるのに。

 

 

 

 

 

 

ハレルヤと共に現れて

ベートーヴェンの第九と共に

去っていったカヲル君

 

これはなかなかの人物ですぞ

 

 

 

寄り道のお詫びに帰りにフルーツサンドを買いまして

 

明日は晴れるかな

ハレルヤ~

 

とダジャレとばして帰ります。

 

カタバミは誰もが目にしたことのある

小さなお花ですが、暗い場所に咲いているのを

見つけられたら、もしかしたらこの少年が

やってきてくれるかもしれないわね。

 

私は少し年をとりすぎたけど

これが若い女の子だったら卒倒するわね

 

そんなことを想像してニヤついておりました。