巴里の空の下ブイヨンのにおいは流れる | 自転車から今日は♪

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坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

 

 

 

 

フランスでは指揮者のことを

”シェフ”とも言うでしょ

料理も音楽も同じ

そして うちの奥さんは一流のシェフなんですヨ

 

ちゃんと味わって食べてください。

 

(by シャルル・オクレール)

 

のだめカンタービレ18巻 より引用

 

 

昨年の夏、「のだめカンタービレ」に登場する

千秋先輩の作る呪文料理の再現したところ

すっかり楽しくなり、今度は千秋先輩だけでなく

他の登場人物の料理も再現しようと調子にのった

のだめ飯 第二弾です。

 

いつもは完成した料理を紹介していますが

今日は趣向をかえ、読者の皆さんと一緒に

再現メニューを考えてみようかと思います。

 

選択肢をご用意いたしました。

 

ふだん私がどういうことを思いながら

料理を再現しているか

その気持ちを皆様にも味わっていただけたらと思います。

 

さて、今回皆様に考えていただくのは

18巻に登場する”牛肉の煮込み”

 

 

画像右側の鍋の中に入っているシロモノです。

 

ヒント1 深め鍋を使って調理するらしい

 

 

 

料理人は、のだめちゃんのピアノの師匠である

オクレール先生の奥様。

 

お料理はかなりの腕前らしく

お出かけのときもきちんと美味しい手料理を

作っておくというなかなかできた女性です。

 

ピアノのレッスンを受けるために先生の自宅にやってきた

やる気満々のピアニストのルイちゃんをさえぎり

「お腹がすいたー」と食事の準備をはじめるオクレール先生。

 

奥様が作ってくれた作りおき料理は

「牛肉の煮込み」「アジと野菜のマリネ」です。

 

アジのマリネの作り方は皆さんも想像できると思うんです。

 

ところが牛肉の煮込みは…

 

説明がアバウトですぎてわかりにくいのです。

 

 

とりあえずヒント2

 

牛肉を煮るらしい。

 

ビーフシチューとか

それとも千秋先輩の作ったブフ・ブルギニョンかのように

口の中でほどけていくような柔らかなお肉を想像し

赤ワインで煮込むのかなと想像するのですが

こちらの画像をみてくださいな

 

 

 

牛肉のブロックが塊のまま入っていて

食べる直前にとりだして、スライスして頂くみたい。

 

ビーフシチューのようなソースが入ってると

ドロドロになるから日本の煮豚みたいに

さらっとしたスープじゃなきこの作業はできないわよねぇ

 

”牛肉の煮込み”のヒント3

 

牛肉はブロックのまま煮るらしい

 

 

オクレール先生は食にうるさい

 

 

 

”牛肉の煮込み”のヒント4

 

オクレール家の秘伝のブイヨンを使う。

そしてそのブイヨンのベースは牛ではない

 

 

 

 

 

この煮込み、

一見素朴で単純な料理だけど

この中にはうちの秘伝のブイヨンが入っている

 

君はこのブイヨンになにがはいっているかわかるかな

 

わからないものには作れない

 

ベースは牛か鶏か魚か

 

 

 

 

 

ブイヨンは西洋風の出汁だと思ってください。

香味野菜と一緒に煮出していきます。

 

牛でないとすると鶏か魚

 

オクレール先生は

”こんなの初歩なのに”と言ってますので

いちばん料理に応用できるといわれる

チキンブイヨン(ブイヨン・ド・ヴォライユ)を

皆様のためにご用意致しました

 

 

さぁ、ここからが問題です。

 

 

 

 

オクレール夫人が作った

牛肉の煮込みはどのように作ったのなのでしょう。

 

私はお手上げなので、選択肢を用意して

多数決できまることにしましたよ

 

今回ばかりは私もわからない笑い泣き

 

Aー1 潔くチキンブイヨンのみで煮込む

 

ビーフシチューをつるときはブイヨンと一緒に

赤ワインもいれて煮込みますが

潔くブイヨンのみで煮込みます

 

赤ワインをいれたくなるけどそうなったら

赤ワイン意といいそうだし、わかんないだよなぁ

 

ただしこのブイヨンは鶏がらと香味野菜を

長時間煮込んでつくったものを使用します。

 

 

(↑鶏ガラ&香味野菜を6時間煮込みました)

 

Aー2 ポットローストにする。

 

ブロ友tomoyanさんが主催のネット読書会で

只今取り上げている石井好子さん著

「巴里の空のしたオムレツのにおいは流れる」を

イメージしポットローストで作る

 

本は取り寄せ中でまだ読めていないのですが

こちらの説明を読んでいたら作ってみたくなりました。

 

蓋をして蒸しあげれるときに

チキンブイヨンをいれてみるのはどうでしょう。

 

 

 

Aー3 塩漬けにしてブイヨンで煮る

 

檀一雄さんの「檀流クッキング」に登場する

「牛タンの塩漬け」の作り方をみて応用できないかと思いました。

 

固まり肉をソーミュール(漬け汁)に数日浸し

ブイヨンで2~3時間煮込みます。

 

おいしそうだけど、家庭料理でそこまでやるか

難しいところです。

 

 

 

ヒントを読み、オクレール夫人がつくった「牛肉の煮込み」はきっとこれ

というものを選んでください。

 

いちばん票数の多い調理法でつくってみます。

 

他にこういう調理法もあるよという意見も大募集です。

 

 

 

Scarlatti Sonata K 114,K34

 

 

ピアノはスカルラッティのソナタを選んでみました。

 

このフレーズは嬉しいの 楽しいの?

 

嬉しいんデス はしゃいでる。

天にも昇る気持ち でも上れない

 

なんで?

 

授業中だから

こみあがえる笑いを抑えてる

 

 

 

個性の強い生徒達に振り回されて大分苦労されていますが

オクレール先生の課題は難しい。

 

オクレール家の料理に振り回されて

私も苦戦中

 

どうか私を助けてくださいまな

 

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