次回のネット読書会は檀一雄著「火宅の人」 | 自転車から今日は♪

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火宅のKAZUOにチャラチャラした花束は似合わない。

 

酒とオンナと旨い料理を愛した檀一雄先生に捧ぐ

NGN15(長ネギ15本)

 

 

 

 

そして本日のご紹介するKAZUO飯は”バーソー”

台湾料理です。

 

バーソーとは簡単に言ってしまえば豚肉のそぼろです。

 

ご飯にかけてよし、酒の肴によし、

お湯を加えてラーメンスープにしてよし

なかなか優秀な調味料です。

 

 

 

 

なーんてことをやりながら、いつものように遊んでいたら

tomoyanさんから次のネット読書会の取り上げ作品が

とうとう予告されてしまったのでした。

 

まだ「死の棘」の感想が書ききれていないんですけどっ!

(↑それはアナタが脱線ばかりしてるからです)

 

次回はネット読書会は

檀一雄著「火宅の人」を取り上げます。

 

只今「死の棘」と「あちらにいる鬼」のお話をされていますが

私はまだ「あちらにいる鬼」を読めていません。

 

「火宅の人」は上下巻の大作

 

とてもじゃないけど読む時間がとれないわと

「死の棘」の副読本「狂うひと」を読みつつ

せめて檀一雄という人のイメージだけでも掴もうと

檀一雄氏の料理本の再現メニューを作っていました。

 

檀一雄さんという人は交友関係が広くて

おいしいものに目がなくて、探究心のある方ですね。

 

” これじゃまるで『火宅の人』な世界だね ”

 

こんな言葉のやりとりからなんとなく

イメージできるものがあるものの

私はこの作品読んだことも、映画をみたこともありません。

 

どんなお話がとびだしてくるんでしょうか

とても楽しみです。

 

 

 

 

さてtomoyanさんの予告記事のように、今度は趣向をかえ

「Cinema, Mon Amour」ジェーン・ドゥさんとの

コラボ企画になる予定です。

 

小説を読み、皆さんであれこれお喋りをして

その司会進行ををtomoyanさんがしていくというスタイルは

これまでとかわりませんが

今度はそれに映画評というものもプラスされます。

 

ジェーンさんはアメブロのシネマ横丁では

マダム淀川よばれる位の名解説者です。

軽妙な語り口で解説される本編も面白いのですが、

コメント欄も読むのも楽しみなんです。

ここのところお忙しくて閉じられていることが多いのですが

「家宅の人」の時はご開帳頂けるのかな

 

また今回は「時は止まる君は美しい」みどりさん

「火宅の人」のレヴューを書いてくださるとのことに!

 

みどりさんのブログも、映画ファンの方

(それもかなりコアな方!)からの支持も高く

取り上げえるトピックも多岐にわたっていています。

 

ビギナーの私はお話に追いつけないことの方が多いのですが、

自分がこういうことを知りたいと伝えると

魔法のように参考資料を並べてくださるすごいお人です。

それらはまるで、料理本で初めて目にする

新しい調味料のようで本当にわくわくしてきます。

 

作品そのものを、作品を作り上げる人たちを

常にリスペクトしあたたかい拍手を送り続けてこられたみどりさん

 

僭越ながら、みどりさんのレヴューはワタクシみなみが

リブログ致します。皆さま、ご期待下さいね

 

 

 

ではバーソーの作り方をご説明致しましょう

 

そぼろなので工程は簡単なのですが

KAZUO飯なのでやっぱりそれなりの手間がかかります。

でも作っておくと色々な料理に使えますし

日持ちもするのでなかなか優秀です。

 

No.007  バーソー

 

【材料】

 

豚ばら肉 200g(今回は300g使いました)

長ネギ 15本

生姜 1かけ、 ニンニク 1片(それぞれみじん切り)

酒 1/2カップ

醤油 1/3~1/2カップ(好みで加減)

白ゴマ、麻の実、ゴマ油

 

 

【作り方】

 

① 豚ばら肉はフードプロセッサーか包丁を使ってひき肉にする。

 

② ゴマ油を熱して、生姜、ニンニクをいため、

香りがでてきたら長ネギをいれて中火で炒める

葱がしっとりしてきたら、火を弱めてさらに炒める。

 

 

 

この料理のポイントは既にパック詰めされている

ミンチ肉ではなく、ネトネトしたばら肉をひき肉にして使うこと

大量の葱を使うというところですね。

NGN15はここで使います)

 

鴨南蛮は鴨肉よりもスープのしみ込んだ

ネギの方がおいしかったりしますでしょ

すき焼きを頂くときのくたくたになった長葱も

おいしいですよね

 

 

バーソーはお鍋いっぱい分ある15本分

一時間以上かけて飴色になるまで炒めるんです。

ここの工程がちょっと大変です。

 

ザル一杯分あった長ネギも長く炒めると

1/5の量にまで減ってしまいます。

 

NGN15。取りあえず数だけ揃えなくちゃと

産直の安いネギ(でも細い)を調達してコストを抑えましたけど

一雄さんの料理は材料費がハンパないです。

(「火宅の人」の作者なだけあるわ)

 

 

 

 

③ ②が色づいてペースト状になったら、

豚肉をいれて、葱と肉がよくまざるように丁寧に炒める。

 

↑ くどいようですが、必ず豚ばら肉を使用してく下さいとのことです

 

 

④ 酒、醤油を加えさらに炒める。

醤油が全体にしみこんでみそ状になったら、

ごま、麻の実ごま油を加え照りがでたところでとめる。

 

 

 

 

まずはご飯にのせて食べてみました。

あれほどの時間を作ったバーソーです。

おいしくないわけがありません。

 

だけど…そうですね…

調味料として使う分にはいいですが

ご飯の友として使うには味が濃いかな

豚ばら肉の量がレシピ本より多かったのでお醤油の量を

1/2カップにしましたが次につくるときは

もっと少なくて調整が必要かも

 

レシピ本にはお砂糖が入っていませんが

甘辛くしてもおいしいかもしれません

(隠し味に蜂蜜いれてもあいそうな)

 

味の濃さを調節するため私は大ザッパーな私はお茶漬けに

息子は青ネギを大量にトッピングし卵黄をおとして

丼物として食べていました。

 

 

 

翌日はこのバーソーを使って

ビーフンを作りましたが、息子の反応はうすく

やはりバーソーは米の飯が最強の組み合わせと

ブログ掲載を却下されました。

 

(ビーフンもお米で作っているんですけどね)

 

 

そんな息子が作ったバーソー炒飯

小腹がへったとき冷蔵庫にコレがあると

包丁を使わないで炒飯ができるねと好評でした。

(息子は大量のニンニクが追加してました。

どれだけニンニクが好きなんだか 笑)

 

 

豚ばら肉とニンニクの組み合わせ

こういうのは男の子が喜びますね

 

うまー といいながら美味しそうに食べておりました。

 

見かけはジミーな顔したバーソーですが

なかなかいい仕事をしてくれます。

 

ネット読書会も同様

原作を読まれてもよし、映画を楽しまれてもよし

やりとりを楽しみながらおいしい物を食べてもよし

きっとまたたくさんの話題がとびだしてくるのでしょう

 

ご興味ありましたらお声をかけてくださいね。

私の方でもリブログやってみたいと思います。