千秋先輩の呪文料理が食べたい ~おフランス風田舎煮込み | 自転車から今日は♪

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愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

 

 

 

そだ!この近くにとーってもおいしい

ゴハンが食べられる所があるんですョ

 

ブーケガルニの香りがしマース
フランスの家庭料理ですネ~

 

さあ さめないうちにいただきましょー

オオ! こんなところにワインです

 

 

 

 

本や映画の食べ物というのはどうしてああも食欲をそそるのでしょう

 

ちびくろサンボのバターとでしょ

ハイジが食べたチーズでしょ

おいしいものが登場するお話は数多くありますけど

話の筋は忘れても、でてくる料理をのことだけはしっかりと

覚えてたりします。

 

食べ物の描写を読んでは登場人物の背景を考えてみたり

それを食べれば自分も物語の世界に入るこめるのではないかと

想像してたり…

 

普段飼うことのない小玉葱なんてものを買ってしまったり

ペコロスっていうのね

 

 

 

さておフランス風田舎煮込みは「のだめカンタービレの作者である

二ノ宮和子先生が千秋真一が作る料理として

そのレシピ公開してくれた公式(?)料理

 

この料理が物語の中のどの場面に登場しているかはわかりませんが

初めてのだめちゃんが指揮者のシュトレーゼマンと道で会い、

意気投合して「おいしいもの一緒に食べに行きましょう!!」と勝手に二人で

千秋の部屋にあがりこんだときに、作っていた料理はこれだったのかな

 


 

千秋真一監修 おフランス風田舎煮込み

(2~3人前)

 

おんぷ 材料 おんぷ

 

じゃがいも 約4個

にんじん 1本、

にんにく 1片

小玉葱 1パック

マッシュルーム1パック、

鶏もも肉一枚、

ベーコン パセリ てきとー

ブーゲガルニ1パック、

白ワイン コップ1杯



おんぷ 作り方 おんぷ


① カレーのようにジャガイモ、ニンジンをテキトーに切る。

   小玉葱は皮だけむき、にんにくはみじん切り。
 

②鍋にオリーブオイルでにんにく、ベーコン、鶏肉を炒めて塩コショウ。

 

③②の鍋にジャガイモと人参を投入し

 

④さらに白ワインとブーケガルニを投入

 

⑤ワインが煮立ったら蓋をしめて弱火で10分

 

⑥途中バターで炒めた小玉ねぎとマッシュルームを加えてコトコト

 

⑦塩、こしょうをして味を調える。ワインの汁気がなくなったら完成

最後にパセリをふりかけてできあがり。

 

 

 

作る工程は日本の肉じゃがとjほぼ同じです。

ブーケガルニと白ワインを使うところがおフランス風?

 

 

音楽はバッハのピアノコンチェルトを選んでみました。

 

シュトレーゼマン絡みの曲となると真っ先に浮かぶのは、

ラフマニノフやショパンのピアノコンチェルトが

思い浮かびますが、ここは敢えての変化球です。

 

 

 

バッハ - ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052 第1楽章

 

 

 

 

 

 

巴里編で千秋先輩が弾き振りしていたバッハのコンチェルトですが

次のコンサートでこれをやれと裏で指示していたのはシュトレーゼマンでした。

 

それは一体何故なのか

 

演奏は在りし日のグレン・グールド@独身28歳

 

これを見るたび額におちた前髪をなでつけてみたい誘惑にかられます(///∇//)

 

 

 

 

シュトレーゼマンはちょっとトランプの

ジョーカーみたいな位置づけのキャラクター。

 

ドラゴンボールでいうところの亀仙人のような

スラムダンクでいうところの安西先生のような

 

 

キャバクラが好きで、野球拳が好きで

音楽や指揮の研究をしている風でもない

遊び好きのおじいさんですが

ひとたび指揮をすれば全くの別人

 

千秋とのだめの才能をいちはやく見抜き

若い二人に多大な影響をおよぼします。

 

 

あの人はきっと、音楽を、人を尊敬していて、

それが自分に返ってくる。

遙か遠く、本物の巨匠なんだ

 

 

千秋先輩のこのモノローグもいいですね。

 

この人が指揮することで、落ちこぼれの

学生オーケストラがとたんに鳴り出す瞬間をまのあたりにして

千秋はシュトレーゼマンの弟子となります。

 

 

 

 

 

 

ただしこのお爺さんがやっかいなのは、

音楽に対しても恋愛に対しても

決して答えを言わずに

当人たちに考えさせるんですね。

 

千秋先輩のラフマニノフの時しかり

 

 

 

 

 

のだめちゃんの時ショパンしかり

 

そしていろんな人物を巻き込んで

全体をひっかきまわしていきます。

 

バッハのコンチェルトもまたキーワードになってきます

 

 

 

 

父登場。

 

父千秋雅之は幼い頃、自分と母親を捨てたピアニスト

 

母親は子供の親権をとり、旧姓にもどってますが

息子は父親の姓をそのまま名乗ってます。

 

その理由は説明はされていませんが

息子の将来を考えるなら千秋雅之ブランドは

必ず武器になるという母親の戦略もあったかもしれませんし

離婚しても元ご主人の音楽は評価している

という部分もあったでしょう

 

父憎しで親の七光りであることを嫌がる息子も

成人しているのであれば母親の姓にかえること筈なのに

”千秋”のままでいますよね

 

シュトレーゼマンは普段おちゃらけてますが

千秋やのだめに提起する問題や指摘は的を得ていて、

なかなか鋭い人です。

 

愛弟子にピアノの弾き振りをさせることで

お前がプロとしてこの世界にくることはこういうことだと

思い切って千秋雅之の息子であることを

カミングアウトして全部ふっきってしまえという

シュトレーゼマンの計算があったのではないかなと感じています。

 

そしてどうしてそれがバッハなのかについては

たぶんそれは次回取り上げてみたい千秋雅之氏の

話につながるのではないかと思うのですが…

 

 

おっと~

 

呪文料理の話をするだけのつもりが

自分の好きなバッハということで

必要以上に熱く語ってしまってはありませんか

(///∇//)

 

 

 

 

 

 

ささ 頑張って お料理、お料理

 

 

あ、そうそう

 

以前バッハのお誕生日のときに紹介した

 

サカナクションの「バッハの旋律を夜に聴いたせいです」

曲の間にバッハのコンチェルトの旋律が入っているんですよ

(1分49秒あたりをご注目)

 

 

 

上で取り上げたグールドさんの動画だと

5分08秒あたりにサカナクションで取り上げた

旋律が登場しているかな

 

ご興味ある方は探してみてくださいね(o^-')b