Chest X-ray, Labs and EKG

今日は手術日までの30日以内にやっておかなくてはならないいくつかの術前検査に行ってきた。

 

1、胸部のレントゲン

2、血液検査

3、心電図

 

予約なしで待ち時間10分。上だけ脱いで、後ろ開きガウンを着て初めにレントゲン。それから隣の部屋に移って、今度はガウンを前開きになるよう着直して採血と心電図。あっという間に終わった。

 

お土産を二つもらう

帰る前に「手術当日絶対に忘れずに持って行ってください」と、輸血用のIDリストバンドを渡された。

もしも輸血が必要だった時用に、患者識別の番号が書かれてる。当日に看護婦さんが再度確認して私の腕につけるそう。そういえば、よく他の方のブログで見る、自己血の保存とかの話は一切なかったな。言えば出来たのかな。

 

感染症の予防は前日から自分でやる

もう一つは、手術前日に体を拭く為の消毒ウェットタオル。こちらでは前日入院はないので、自分でやる。

一つのパッケージに2枚ずつ計6枚。

手術前夜にシャワーを浴びてから1時間後、下の図のような順番で拭いていく。顔とデリケートゾーンは除き、1ゾーンにつき1枚。そのあとはもう手術後までシャワーもローションもNG。乾いたらクリーンな服を着て、洗濯したてのシーツやブランケットで就寝。

同じことを術前、手術室に入る前にもう一回やるらしい。

 

実はこのウェットタオル、2週間前にすでにナースからもらっていたのだけど、それは言わずにありがたく受け取ってきた。私は携帯でもお菓子でも何でもよく物を落とす人なので、実は内心「このウェットタオル誤って落としたらどうしよう」って心配だったのよね!

これで大丈夫。よかったよかったニコニコ

 

アメリカの医療費は高いって本当よ〜

そろそろだろうなと思ってた請求書が私の患者ポータルに出てきた。

今回は1,298ドル。

 

 

支払い期日は私の手術日。払わないと手術しませんよっていう脅しか?(笑)

 

保険がきいた後の自己負担額の内訳はというと...

 

婦人科腫瘍専門医の診察: 47ドル

骨盤MRI の自己負担額: 1,242ドル 

(検査前に払った100ドルは除く)

 

専門医のアポイントメントで50ドルくらいなら、まぁ安くはないけど腰抜かすほど高くもないか。私の整形外科の先生は5分もかからないような診察の日だって、診察前に100ドル取るからねプンプン

 

保険がなかったら病院なんて行けないわ

保険があるのはいいことだけど、子宮全摘、一体どれくらいかかるんだろう。アメリカでは病院からの請求書とは別に、麻酔科医からの請求書がきたりもするからさ。

 

それにしても、保険に入ってなかったらMRI、6,000ドル近くだよぉ。恐ろしい。。。

とはいえ、保険入ってる人の自己負担額だってかなりのもんだから、払うのは大変ってこともある。なので患者ポータル内では、一括支払いから月払いに変更することも可能になっている。それでも全額は払えないって人は、病院側と相談してどうやって払って行くか決めるよう。少し値下げしてくれたりとかもするのかな。

 

今回の請求額だと、月々35ドルずつ払ってもいいようだけど、私は全額一括にした。これからも検査や入院やらでガンガン請求書が来るからね。払えるうちはどんどん払って、額が大きくならないようにしなくては。

先日のジェナ先生との手術の相談中、質問はある?と聞かれたので「手術後は何泊入院することになりますか?」と聞いてみた。すると......

 

「少なくとも1泊はするわね。手術が月曜だから、私は火曜に様子を見に行くわ。もし水曜までいたら、私のパートナーのラーナン先生かチームの誰かがくることになるけど、あなたのバイタルとかは私がちゃんと全部コンピューターで頻繁に見てるから大丈夫よ」と。

 

えええ!? せめて2泊は標準とかじゃないの〜?

「もし水曜までいたら」ってことは、月曜に正中切開で子宮とって火曜に退院する人が普通にいるってことだよね?ガーン

帝王切開もアメリカは普通1泊か2泊だけど、子宮摘出もそんな感じだったとは。おそるべしアメリカ。

(ちなみに腹腔鏡下手術なら日帰りってこともある)

なんか日本に帰りたくなってきたなぁ。病院食美味しそうだし。

 

2泊でも短い気がするのに、1泊で帰らされるのはちょっとだけ心配。でもそう思うのは入院が長めの日本で育ったせい?いや、でもやっぱり2泊はした方が安心な気が。

トイレに一人で行けて、痛みのコントロールができたら基本的には退院だから、2泊できるよう痛みがコントロールできてないふりでもしようかな?(笑)

 

あ、でも2泊するとすごいお金になるのかなぁ。アメリカ医療費高いから。日本で入院して差し引きお金が浮いたとかいう話を聞いたりするけど、そんなのこっちじゃ無理だよな。

ってことはやっぱり早く出た方がいいのか?

 

あー、どうなることやら。
手術まで、あと20日。
 

スペインバスク地方で撮った羊さんたち
回復したらまた会いに行きたいなぁ 
   
 

「がんセンター」の文字にひるむ

骨盤MRIから2週間ほどたった2022年2月16日、婦人科腫瘍専門医(Gynecologic oncologist)に会いに行った。アレクサンドラ先生が教えてくれた専門医二人のうちから私が選んだのはジェナ先生という女医さん。

 

グーグルマップを頼りに30分運転してついた先は大きなビルだった。

大きな"Cancer Center"のサインが出ている。

そして隣には”Proton Center" (陽子線治療センター)の文字。

 

腫瘍専門の先生だから、がんセンターにオフィスがあるのはよく考えれば当たり前なんだけど、一瞬ひるんだというかびっくりしたというか。。。

悪性だと確定していないうちにがんセンターに足を踏み入れるのは、ちょっと言葉では表せないような不思議な気持ちだった。ここは縁のない人は一生縁なく過ごす場所の一つ。私はこれから先もここによく来たりするのかな。

 

お友達になりたいような先生

太陽の光がよく降り注ぐ待合ロビーで問診票を記入した後、診察室へ。

 

大きなメガネをかけたお茶目そうな先生が入ってきた。優しいママさん的な雰囲気もある。ああ、ジェナ先生もいいじゃない!ふぅ、良かった良かった。

 

早速MRIを見ながら話をしたあと内診に移る。アレクサンドラ先生がやってくれた子宮頸がんテストはサンプルに血が混じりすぎて結果がちゃんと出なかったためそれもやる。(今回はしっかりできてて、のちのレポートで異常なしとでた)

今回は指を入れての肛門診もあった。私の骨盤内はアレクサンドラ先生も言ってたけど、本当にキツキツらしい。

 

卵巣は残す予定

開腹手術はおへそのあたりから下へ縦に切ることに決定。腫瘤がおへそのちょっと上までいってるため、もしかしたらおへその上も何cmか切るかもしれないという。子宮全摘の他に卵管もとる。卵巣はとりあえず残す予定で手術に入るけど、もし術中に必要があれば(肉眼でがんが分かったとか、術中の病理検査で悪性腫瘍決定とか)卵巣もとるかもしれないと言われる。

先生が卵巣を残そうとしてるのは、閉経した後も65歳くらいまでは卵巣が微量のホルモンを出し続けるからだそう。

「ただこの辺は産婦人科医でも意見が分かれるところで、10人いたら5人は取ってしまえっていうし、後の5人は残しましょうっていうのよね」とジェナ先生。

へー、そうなんだ。でもベネフィットが少しでもあるなら私は残せる方がいいな。

 

やっと手術日が決定!

診察と相談が終わった後は、いろいろ入ったペーパーファイルをナースから渡され、術前準備の説明を受ける。日本のように前日入院とかはないので、事前の準備は全部自分でしっかりやらないといけない。手術日までもうジェナ先生に会うことはなく、それまでに血液検査とか心電図だとかの必要検査をして当日に臨むことになる。
 
手術日は約1ヶ月後の4月18日と決まった。本当はもう少し早い方が良かったけど、先生が私の希望する病院で手術をするのは月曜のみなのでしょうがない。他の日はもう埋まってるんだろう。
 
それまで部屋の整理をしたり、必要なものを買いに行こうと思う。
 
気分転換に行ったプラネタリウムの
前から撮ったシカゴの街並み

決して良いとは言えないMRIの結果を、辞書を引きつつ何度もオンラインでチェックしてから3時間くらいして、アレクサンドラ先生から電話がかかってきた。

 

「結果が出たんだけどね、前も話したように完全に良性とは言えないのよね。だから万全を期すためにも、スペシャリストにMRIの結果を送って意見を求めてみようと思うの」と。

 

ここでいうスペシャリストとは婦人科腫瘍専門医のこと。

アレクサンドラ先生はOB/GYN(産婦人科医)なのに対して、 スペシャリストの先生はGynecologic Oncologist(婦人科専門のオンコロジスト)

 

産婦人科の中でさらに専門を持つには、インターンとOB/GYNのレジデントで産婦人科医として経験を積んだ後、さらにフェローとして3年ほど婦人科のがんに関して深く勉強しなければならない。しかもフェローになるには狭き門を突破する必要がある。フェローシップを設けている病院が少ないからだ。

そういう人の意見も聞けるならもちろん聞いた方がいいよねってことで、そうしてくれるようお願いした。

 

「あっちでみてもらった方がいいってなるかもしれないし、これなら大丈夫って言ってくるかもしれない。いつもだいたいすぐ返事が来るから、向こうの意見を聞いてからまた今後の予定を立てましょう」ということになった。

 

翌週にフォローアップのアポを入れてあるから、その時に色々また話をすることになるかなと思っていたら、次の日またアレクサンドラ先生から電話が。

「がん専門医と話したんだけどね、やっぱり一度会いにいった方がいいと思うの」と。

 

子宮全摘に関しての話のポイントとしてはこんな感じだった。

1、手術は自分がしてもいいけど、術後にがんだってわかったら、さらにがん専門医による追加手術がいるかもしれない

2、最初から専門医にやってもらえば、術中にがんだってわかったらその時点で必要な処置にすぐ移行してもらえる。

3、自分が執刀する間、専門医に立ち会ってもらうっていう方法もある

 

「どうしたい?」と聞かれてちょっと迷った。アレクサンドラ先生がとっても気に入っていたから。

本当なら先生に切ってほしいのだけど、肉腫かもしれないのだから、がんの専門家が私のメインの先生でいてくれる方が何かと安心な気もする。いくつか質問したりした後、婦人科がん専門のドクターに執刀してもらうことに決めた。

どっちもすごくいいドクターだから好きな方を選んでね、と専門医を二人紹介してもらった。たくさんお礼を言って電話を切った。どっちの先生にするか決めなきゃ。

でもその前に腹ごしらえ。ネットで買った一蘭のラーメン。

 

20ドル引きの日に買ったけど、それでも40ドル

 

 

骨盤MRIの翌日、みったん猫の患者ポータルに結果が上がってきた。


ノースウェスタンメディカルの患者ポータルはこんな感じ↓

 

これはテスト結果のページ。ドクターの名前の横に吹き出しがあるのは、メッセージも付いているっていう印。

ポータルではこの他今後の診察・検査のスケジュールが見れたり、自分の担当医や看護チームとのメール機能があったり、オンラインで支払いができたりする。このMRIの検査の予約もこのサイトでできた。

 

ここで注目はこのメッセージ。

あなたは医療関係者よりも先にテスト結果を見るかもしれません。彼らに連絡を取って質問をするのは2−3日してからにしてくださいね

 

例えばMRI。検査後に放射線医が解析を終えて、それを彼がコンピューターに打ち込み終えた瞬間、それがメディカルグループのコンピューターに記録され、患者のポータルにも掲示されるという仕組み。担当医はその瞬間、診察や手術中かもしれないし、勤務時間外かもしれない。だから患者の方が早く見てしまうってことがたくさん起こるんだと思う。

私はこのシステムは好き。先生から電話が来る前に、わからないこと調べたりして質問を用意しておけるから。自分で見るのは怖い、先生から直に聞く方がいいって人は見なきゃよいだけのこと。

 

MRIの結果をクリックすると、長々と腫瘤の分析がされた後、お約束の要約が付いている↓

 
私の腫瘤は全体で14 x 10 x12 cmくらいなんだけど、これによると一番大きい粘膜下筋腫が9,6 x 8,6 x 7,5cm。はっきりわかる浸潤はなく良性の筋腫かと思われるが、出血・壊死を示す部分があるため、悪性の可能性も除外できないと書いてある。子宮の肉腫は病理に出さないとわからないことが多いので、ここではこれが精一杯の評価なんだろう。
そして右側子宮付属器のあたりにモヤモヤ血管。(これって、こんなところにもできるんだ...。)リンパ節は1cm以下でとりあえず特記なしといったところ。
 
私みたいに不均一シグナルのMRIがでて手術した人って、「ただの筋腫でした」っていう人よりは「残念ながら肉腫が見つかりました」って人の方がやっぱり多いのかなーとか思う。股関節のMRIに映った自分の腫瘤の画像を見た時から、この塊はいいもんじゃないなってずっと思ってるので、肉腫だったら?という前提で色々調べる毎日が続いてく。
 
とりあえず、アレクサンドラ先生からの電話を待とう。
 
 

ちょっと時間を遡って、どうやって素敵なアレクササンドラ先生に診てもらうようになったかの話をちょっと...。

 

「腫瘤があります」「はい知ってます」

こんな大きな塊が私の骨盤にあるのかぁと、オンラインでアクセスした自分の股関節MRI画像を何枚も見続けた翌日の朝、整形外科から電話がくる。「MRIに腫瘤が見つかったので、すぐに婦人科の先生とコンタクトを取るように」と。

(ハイハイ、そんなこともう知ってるってば)

 

股関節のMRIには自宅からアクセスが可能。

線を引いて長さを測ったり、少しずつ動かして筋腫の場所を確かめたり。でも骨盤のMRIじゃないから全部は見れない。

 

元勤務先の病院での手術は避ける

アメリカでは大抵、プライマリードクターに専門医を紹介してもらうことが多い。私も胃腸内科の先生の時は紹介してもらった。でも今回それをやると、元勤務先H病院での手術になること間違いなしなので、産婦人科医は自分で探すことにした。

 

知り合いの男性ナースに婦人科疾患で世話してもらうのが恥ずかしいとかではなく、私のいないところで元同僚に私の病気のことを話題にされるのが嫌だったから。厳しいプライバシー法はあるけど、入院時の病名なんてコンピューターの患者名の横にバンって出てるし、なんだかんだと絶対バレてしまうと思うのよね。知られても構わない人もいっぱいいるけど、知られたくない人もやっぱりいる。もし肉腫だったと結果がでた場合は特に。

 

ドクター選択の基準

私が産婦人科医を選ぶにあたってチェックしたのは以下のこと。
1、まず、新規患者を取っているかどうか
2、私の入っている保険のネットワーク内の医者か
3、いつどこの大学を卒業したのか
4、卒業後はどこの病院で研修したのか
5、持っているライセンスの種類
6、どこの病院と提携してるか
7、患者の評判はどうか
 
これらをよく調べて何人かに絞り、この人だ!と決めた女性医師のオフィスに予約の電話を入れる。しかし、その先生は3週間近くアポの空きがないそう。1週間待ちで済むその先生のパートナーはどうかと聞かれ、調べてみるとこちらも患者からの評価がものすごく高い先生だったのでアポを入れる。こうして出会ったのが素敵なアレクサンドラ先生。
 
いい先生に会えるかどうかで色んなことが変わってくると思い、ドクター選びになかり時間を費やした。予約を入れるまででもう神経を消耗したって感じだった。

予約はオンラインで

初の産婦人科から帰ってきてすぐMRIの予約を入れた。Northwestern Medicine系列のケアセンターや病院の中から、家に近いものを3つほど選び出し、その中で一番早く検査してもらえるとこを探して3月3日の午後を選んだ。検査まで2週間の待ち時間。

 

手術を受ける病院の外観

 

MRI w/wo contrast 当日

今回やるのは造影剤あり/なし両方のMRI。造影剤で吐き気を催す可能性があるからと、検査3時間前からは絶飲食。MRI対応の服で行ったので、問診票を記入したらすぐブラジャーだけ外して(ブラもワイヤーなしだったけど、ブラはとってねと言われたので素直に外した)撮影ベッドに寝転がる。寒がりだから病院ガウンに着替えないでいいのは嬉しい。

「音楽は何がいい?ロック?ポップ?」と看護婦さん。

「何でも。なくてもいいです。MRIのダダダダっていう音聞いてるのちょっと好きなんです」と言ってびっくりされる。でかすぎる音を遮るため一応耳栓はつけた。

足の下に三角枕、お腹の上に重しを置いて、オーケー、準備完了!と思ったら上から暖かな毛布をかけてくれる。あぁ、ありがとうラブラブ

 

うるさくても、疲れていたら寝れるかも

まずは造影剤なしの撮影。時々、大丈夫?とか声をかけてくれるけど、私は閉所恐怖症でもないので全然余裕。この狭い空間、結構好きかも。

それが終わったら次は造影剤ありの撮影。MRIの撮影ベッドが筒の中から外に出される。注射器を持った看護婦さんが

「どっちの腕がいい?」と聞いてきたので「左で」とお願いする。

私は吐き気もおきず、体が熱くなったりすることもなく終了。合計で45分くらいでした。

造影剤が早く体外に出るようお水をたくさん飲んでね、とペットボトルのお水をもらい家に帰る。

(その後、造影剤は右腕からの方がいいことを知る。よく考えたらそうだわ、心臓までの距離が短いもんね。次回があったら右にしてもらおう。)
 

医療費の高いアメリカを実感

この日の自己負担は1,100ドル以上でした。アメリカの保険にはディダクタブルという制度があって、ある一定の額を自費で払ってからでないと保険がきき始めないんです。この額は保険ごとに違い、私の保険だと3,500ドル。やっと今回のMRIの支払いで2022年度のディダクタブルに到達したので、これからは保険がきき2割負担のはず。それにしても、1ヶ月に2回MRI受けてそれぞれ1,100ドル以上ってきついわ...。

初産婦人科はちょっとキンチョー

2022年2月17日、一人で産婦人科へ。

子供がいないというのもあるけど、47歳にもなって一度も産婦人科にかかったことがないってのはどうなんだろう。乳がん検診も行ったことないし、生理がものすごく重くても不規則でも、一回診てもらおうなんて思ったりしなかったしな。婦人科系なんて、子宮頸がんの検査をプライマリードクター(かかりつけの家庭医)ステファニー先生のオフィスで一度だけしたことがあるだけ。16年も病院で働いて、自分の呼吸器系患者さんには「ちゃんと定期的にドクターに診てもらわなきゃダメですよ」とか言いまくってたくせに、自分はずっとちゃらんぽらんだったという。

こりゃ看護婦さんとかに嫌味の一つでも言われるかもなーと思いながら家を出る。

 

必ず重くなる体重

ドクターに診察をしてもらうには、病院ではなくそのドクターのオフィスに行くことがほとんどのアメリカ。

いろんなドクターのオフィスが入ったビルの窓口で受付後、初診だからとまずは尿検。そして廊下で体重計測して診察室へ。(よくあることだけど、靴も服も脱がないから重くなる。そしてそれがそのままカルテにかかれるえー。今度は靴脱ごーっと)

看護婦さんのするたくさんの質問に答えた後、ズボンとパンツを脱いでシーツをかけて待ってると、優しそうな笑顔の女医、アレクサンドラ先生が入ってきた。

 

もちろん子宮とるよね?

生理がとっても重いこと(量が多くてレバー状の塊もたくさん。生理痛もひどい)、不整出血やおりものがあること、普段は24日周期だけど21日のこともあれば30日のこともあるなどを伝える。

 

ってか、ここまで書いてて思ったけど、

ダメダメじゃん。病院行こうよ!!

 

それから前日に提出して目を通しておいてもらった股関節MRIの映像の話をする。「おそらく普通の子宮筋腫だと思うけど、100%そうとは言い切れないから、骨盤のMRIをしてから改めて話をしましょう」というのでそれに賛成。

手術で子宮を摘出することはもうお互い暗黙の了解って感じで、私の最初の質問も「この大きさだし、100%筋腫か確証ないから腹腔鏡下手術じゃなくて、開腹ですよねぇ?」だった。そしたらやっぱりイエスとのこと。

 

排尿障害とか癒着による腸管閉塞とか、色々後遺症が出る可能性があるのは知っている。でもあまりに重たい生理のことを考えると子宮がなくなることに正直いってちょっとホッとした。

 

 

月のものにサヨナラが決定。

生理に苦しむのはあと1回か2回。

内診

そして内診。人生2度目の子宮頸がん検査。続いて子宮のもっと奥からの組織採取を試みるが、なかなかうまくいかないよう。

そういえば一度だけやった子宮頸がん検診の時に、ステファニー先生が

「あれ、子宮どこかしら」

「ごめんねー、ちょっと我慢してねー、見つかればすぐ終わるから」

「あ、あったわ。ちょっといつもあるところになかったのよね〜」

なんて言っていたことを思い出す。

それをアレクサンドラ先生に告げると、

「あー。そうね。ごめんね、痛いでしょう。なんかこのまま拷問するのも申し訳ないから、この検査はやめましょう」と断念。

 

単に「私の子宮はちょっと位置がずれてるのかー」って思ってきたけど、今思い返せば、普通じゃないことが起きてる症状の一つだったと言えるのかも。

 

事前に悪性かわかればそれに越したことはないし、病院行って組織採取のために切るってこともできるけど、本手術が決定してるのに2回も切ることはないってことでそれはしないことに。

(患者本人の意見もよく聞いてくれるから、やりたいっていえばやらせてくれたかもしれない。)

結局悪性のものかどうかは術後までわからなさそう。

 

こんなんなら早く受診してたらよかったわ

 

初の産婦人科は思ったよりスムーズに終わってホッとした。婦人科系のことはほったらかしにしてたけど、ナースに嫌味を言われることもなかったし、30分くらい話して「あぁこの先生でよかった。信頼できるわ」って思えるドクターに会えたし。なんでもっと早くに来なかったんだろう。内診がなんとなくやだったからかな。勤務先でこんな先生に見て欲しくない!っていうドクターを何人も見てきたせいってのもあるかも。

ま、今更いろいろ考えてもしょうがない。

 

家に帰ったら骨盤内のMRI(造影剤なし&あり)の予約をして、それまでまたネットでいろいろ読み漁ろう。

 

 

え、骨盤内に大きな腫瘤だって?

私の子宮筋腫が見つかったのはまさに偶然。

2021年11月、エアロバイク(アメリカではみんな知ってるPeloton Bikeというスピンバイク)で頑張りすぎたのか、股関節のあたりに痛みが現れる。年末からフィジカルセラピーに通ったけどよくならないので中断。造影剤を直接股関節に注入してMRI検査をすることに。これが2022年2月9日。

 

その次の日のお昼過ぎ、整形外科のオフィスからEメールが来てたので開けてみると、MRIの結果を私のオンラインアカウントに載せましたよとのこと。股関節唇裂傷があるかを確かめるべく早速みてみると、そこには予想もしていなかった言葉たちが。

(小さな股関節唇裂傷も確認されたけど、それはまた別の話でいつか)

 

MRIレポートの一部をコピーしたのが上。いきなり”アブノーマル”から始まるあたり、いやでも注意をひく。

要約すると、「子宮のあるはずの場所に10 x 14 x 12cmのサイズの腫瘤があり、その一部は液状。患者はいますぐ婦人科でみてもらい、造影剤ありとなしの両方の骨盤内MRIをやって、これが何かたしかめるように」ってもの。

 

読んだ瞬間、急に世界が止まったような静けさが襲ってきた。

普通の筋腫ならおそらくこんな写り方はしないはず。うーん、困ったな。やだなぁ。かかり付けの産婦人科医もいないし。医者探しから始めなくちゃいけない。

 

少し落ち着いたら、MRI画像に俄然興味が湧いてきた

 

でもその前に、どんなことになってんのか自分でもMRIの画像が見たい!と思って整形外科のオフィスに電話。コピーが欲しいと頼むと、なんとオフィスのシステムにアクセスするパスワードを送ってくれるとのこと。CDに焼いてもらうのが普通なのに、これはラッキー。行く手間も省けた。
 
アクセス後、自分でMRI画像をズームしたり、切り口を変えてみたりした中の一つがこれ。あんまり鮮明じゃないけど体を真っ二つに割って横から見た図。
 

1. 腫瘤 2. 膀胱 3. 子宮 4. 背骨

 

 

ね、でかいでしょう。膀胱なんか潰されちゃって、通りで夜中に二回もトイレに起きたりするわけだと見た瞬間納得。この時点ではどこにあるのかわからず、骨盤MRI後に産婦人科医に教えてもらってやっと発見した子宮が3番。(あぁ、あなたちゃんとそこにいたのね)

 

 

 

と、先生からの電話とかじゃなく、気軽にアクセスしたレポートにてこんなものがお腹にあると知った私です。

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます!

次回は人生初の婦人科検診のお話を書きますね。