私の子宮全摘のための入院はこんな感じでした。

 4月11日(月)午後3時 正中切開で手術

 4月12日(火)夕方 退院(!)

 

私がお世話になった病院のグループは、いろいろなものを患者ポータルに載せてくれるので、自分でオペの大まかな記録を、当日の夜にみることができます。

(とはいえ私が実際に見たのはもう少しあと。携帯がベッドの中でどこかにいってしまい、朝まで見つからなかったため。旦那が間違って持って帰ったと勝手に思い込んで、明け方まで痛みに耐えながら怒ってた私。笑)

 

どんな手術が行われたのかから始まり、開始時間や麻酔の種類、手術室にいた人全員の国家資格と役割、そしてどんな流れで手術が行われたのかが明記されている。(気管内チューブのサイズや心拍とか細かいことまではこれには載っていない。)

 

手術の手順を見てみると、ジェナ先生はまず左の卵管、次に右の卵管という順序で取ったあと、子宮と子宮頚部を摘出したよう。たいして時間がかからず3つとも取ったことが分かる。私にとっては初めての手術で、癒着とかもなかったからパパッと終わったよう。むしろ準備の方に時間がかかったんじゃないか。

 

 

これによると出血量も250ccと少なめ。

 

この下に、手術がどんな流れで行われたか(どんな器具でどこを切って、何を使って縫い合わせたか等、物語を語るように)記述されているので、婦人科のことはあんまりわからない私でも、読んだらそれなりにイメージが浮かぶ。

 

取った筋腫が良くない感じだったら卵巣も取ると言われていたけど、綺麗な筋腫だったので卵巣は残してくれたよう。摘出臓器は病理へ回され、肉腫かどうかの検査。結果は先生が後から電話してくる予定。(もしくは患者ポータルに先に乗るかも)

 

手術後はこれを使って深呼吸。インセンティブスパイロメトリー。病院勤務の頃はよく患者さんに正しい使い方を教えてた。手術の翌朝、2000ccならまぁいいだろう。

 

手術後の夜はやっぱりお腹が痛く、11時くらいに痛み止めをお願いしてみた。はっきり言って、一番ひどい生理痛と同じくらいか、少しマシなくらいの痛みだったから、耐えようと思えば耐えれただろうけど、ここで極限まで我慢する必要もないよなーと。痛み止めはそれなりに痛みをとってくれるけど、完全には無くならない。まぁ、モルヒネとかオキシコドンとか使えばもっと楽かもしれないけど、そこまでしなくてもいいかなーという感じ。もっともっとひどい痛みを想像していたせいか、「ああ、これなら大丈夫」って妙に強気になったりもして。

(でも、痛いのは痛いので、眠りに関しては30−40分の睡眠を何回か取れただけ)

一人で体の向きを変えたりもできたあたり、私の手術は本当にスムーズにいったんだな、と思った。ジェナ先生の腕は確かだな。彼女を選んで良かった。