前回の記事に書いてたんだけど

 

 






わたし
オーガズムには

静的なもの
動的なものがあるなって

気づいた。








動的なものは

これまでにも書いてきた

セックス、まぐあいでのオーガズム。




社会生活をおくるために優位だった思考が小さくなり

身を潜め、

 

それまで劣勢だった
感覚、本能の方が優位になり





そのとき初めて
中イキのオーガズムになる。

中イキのオーガズムは
カラダの内側、子宮、丹田あたりから
上方に向かう



ものすごいエネルギーの流れとともに
やってくる。




肉体の気持ちよさと
エネルギーの流れが
いっしょになった

究極な、

いまここの至福。







一方、静的なオーガズムというのは
深い瞑想状態のこと。


これを「オーガズム」と表現していいのかどうか
わからないけど





普段あれやこれやとうるさい思考が
静かになり

感覚や本能が優位になっている状態、


というのは同じ。


ただ
肉体的な快楽を伴っていないのと
エネルギーの流れも爆発的ではなく

おだやかなもの




でもその分


瞬間的ではなく
長い時間つづいていく


瞑想でも


カラダ感覚はうすくなり

いろんなものたちとの

境目がうすくなり

 

溶け合っていく自分がいる。




そういう意味で、オーガズム。





どちらも、
「思考がなりやむ」という点では同じ。


気持ちや考えが

過去や未来には向かっていることなくて
常にいまここにいる。





わたしたち
肉体をもつ生身のニンゲンは

いまにしかいられないのに


意識はいつもいつも

過ぎ去っていった過去や
未だ来ていない未来

に飛んでることが多い。



オーガズムの状態は

究極に

いまここ。



だから


SEXでは目の前の相手と
カラダと心で
究極につながり


深い瞑想では
万物との一体感で満たされる。




わたしたちは

無意識的にも
分離を感じ

「さみしい」という気持ちが
なかなかなくならない存在なんだけど。


だから
それが消え去った状態というのが


やっぱり
至福、なんだろうなぁ。